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『スタンフォード式 疲れない体』(著:山田知生)

【内容】
世界最強のスポーツ大学とも賞されるスタンフォード大学のスタンフォードスポーツ医局の最新回復知見をまとめた一般の人向けの疲労回復をテーマとした本。

【感想】
最新の科学研究と、大学での生徒たちへの日々の実践によるフィードバックによって、極めてロジカルに疲れを定義するだけでなく、その対応について実践的に書かれているという印象を受けました。
まあ、大学ということもあり、エビデンス求められるもいうこともあるのだと思いますが…

IAP呼吸法という独自のメソッドの紹介もしていて、それは本を読んでもいまいちわからなかったのですが、それ以外の具体的な身体の解し方などはわりと近年眼にするタイプのことが書かれていたように感じした。

肩こりの原因を、はっきりと肩甲骨のポジションの問題といった定義の仕方をしていたりするのは、新しいなとも思いました。

あと、今回この本で興味深いと思ったのは、睡眠時間の長さとプロアスリートの選手生命の長さは、統計的に比例しているという研究があることを始めて知りました。
例えば、スタープロバスケット選手のレブロン・ジェームスや、陸上の世界記録保持者のウサイン・ボルトといった選手は、睡眠時間12時間というロングスリーパーなのだそうです。
これを読んで、ここ数日はいつもよりも30分から1時間ほど早めに寝床に入るようにしたりしています。
まあ、ここのところの東京の暑さもあり、バテ気味ということもありますが…
ちなみに今日は東京の温度が、この日としては史上最高気温を記録したのだそうです。(2024年6月14日)

https://sunmark.co.jp/detail.php?csid=3687-9

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