見出し画像

『アントニオ猪木を探して』(邦画)

視聴環境:Amazon prime video

【内容】
アントニオ猪木生涯について映画で、
生前の猪木の映像と共に、プロレスラーや写真家、プロレス好きのタレントや俳優などへのインタビューなどで、構成された変則的なドキュメンタリー映画。

【感想】
上映当時、少し気になっていたのですが、アマプラで観れるとのことで観てみることにしました。
特にプロレスファンとかではないので、プロレス好きの人の感想とはかなり違ったものになるとは思いますが…

新日のプロレスラーやプロレス好きのタレントや講談師が出て来て、再現ドラマとかで構成されていて、悪い意味で企画の意図が空回りしている感じの映画だと感じました。
猪木好きの著名人出して、再現ドラマ入れて、後は猪木の過去の映像入れれば、そこそこヒットするんじゃないかと…そんな企画者の意図が透けて見えて、いまいち面白く観れませんでした。
とはいえ、象徴的な人物が、偶像化していくのって、こういった感じに行われて行くんだろうなあと思ったりしました。
猪木は、特別に追っかけていた訳ではないですが、そこそこ同時代に生きていて、横目で観ている感じでしたが、この映画で描こうとしているような世界的なカリスマみたいなものとはちょっと違うのではないかなあと思ったり…
物語ることで、ある種の神話性とかカリスマ性が強化されて行くということを感じてとても興味深いと感じた1本でした。

※貼ってある画像は、生成AIで作成してみました。

https://gaga.ne.jp/inoki-movie/

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?