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【高校生Teeの映画館】No.1 インディペンデンス・デイ

皆さん初めまして。愛知県で高校生をやっているTeeです。

僕はこのコロナ休校の期間、外に出て何かをすることもなく夜中までゴロゴロして起きるのは昼過ぎ、ひどい時は夕方。と、自堕落な生活を送っていました。

そんなある日、父に「暇ならAmazonプライムで映画観ろ」と言われ、勧められた映画を観ました。すると、それがもうめちゃくちゃ面白くて、それ以来、映画鑑賞にドハマり、今では1日に最低2本は観ないと気が済みません(笑)

そして、せっかく沢山映画を観ているなら、それを紹介して一人でも多くの人に観てもらいたいと思い、noteを始めました。みなさんに良い映画を知ってもらえるように沢山紹介していこうと思います。


それではいきましょう!



記念すべき1本目は1996年公開のSFアクション映画『インディペンデンス・デイ』です。

これは今から20年以上前に公開された映画ですが、現代高校生の僕でも理解しやすい物語です。大迫力のシーンや、感動するシーンもありますが、なんといっても映画の構成が本当に凄い!

とにかく内容が濃くて、観終わってすぐに「また観たい!」と思えるほど心の底から感銘を受けた作品です。

【監督】ローランド・エメリッヒ 【時間】145分

 《あらすじ》

アメリカ独立記念日を2日後に控えた7月2日、直径24㎞にも及ぶ円盤型の宇宙船がニューヨーク、ワシントンD・Cなどアメリカや世界中の大都市上空に突如出現する。アメリカ合衆国の大統領ホイットモアは国民の不安を鎮めるべく、宇宙人との交信を試みるも失敗し、世界中は混乱へと陥ってしまう。そんな中、ケーブルテレビの技術使デイヴィッドは、衛星通信にノイズとして隠されていた信号が地球一斉攻撃までのカウントダウンであることを発見する。すぐに大統領へ伝えるも、飛行艦隊が侵略者であると理解した時には既に遅く、宇宙船の一斉攻撃によって世界中の主要都市は一瞬にして破壊され多くの命が失われてしまった。

翌7月3日、戦闘機などによって反撃するも宇宙船に張り巡らされたバリアーによって無効化され、ロサンゼルスに向かった海兵隊航空部隊はスティーブン・ヒラー大尉を除いて全滅してしまう。その後、宇宙人の狙いが地球人類の根絶やしと地球資源の収奪であることを知ったホイットモア大統領は核兵器の使用を決断し、宇宙船に挑むもそのバリアーは核攻撃をも無効化するほど強力なものだった。

絶望的な状況の中、とうとう世界は7月4日を迎えるのであった。

もはや無敵ともいえる宇宙人に人類が勝つ方法はあるのだろうか…。地球を守ることはできるのだろうか…。


※これより先はネタバレ要素を含みます





《本作の見所》 

作品自体は145分と長尺ですが、宇宙船の出現から攻撃→打開策から宇宙船撃破→ラストシーンと、物語のテンポが非常によく、あっという間に終わってしまいます。でも、そんな中には沢山の名シーンがあります。

【見所①】宇宙船のレーザー

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本作品の表紙にも描かれているこのレーザー。カウントダウンが0になったと同時に、宇宙船から放たれた青白いレーザーがワシントン中央に建つタワーを貫き、周囲の建物や人、車などを一瞬でなぎ払う映像は、大迫力とともに絶望感が伝わってきます。


【見所②】ホイットモア大統領の演説

この演説シーンは『インディペンデンス・デイ』を語るには外せない名シーンですよね!

 おはよう。今から1時間後、君らは世界各国のパイロットと共に、人類史上最大の作戦をスタートすることになる。“人類”という言葉は、今日、新しい意味を持つ。人種の違いを乗り越えて、1つの目的のために結ばれる。今日はくしくも7月4日。これも何かの運命だ。君らは再び自由のために戦う。圧政や弾圧から逃れるためではなく、生き延びるためだ。地球に存在する権利を守るために。勝利を手にしたなら、7月4日は米国の祝日であるだけでなく、人類が断固たる決意を示した日として記憶されるだろう。我々は戦わずして絶滅はしない!我々は生き残り!存在し続ける!それが今日!我々がたたえる独立記念日なのだ!

普段は、大統領のわりにカリスマ性が無く、決断力もないホイットモア大統領ですが、この演説の最後、「インディペンデンス・デイ!」の瞬間、世界が一つになると同時に、彼は偉大な指導者として世界の誰よりも輝いていました。


【見所③】ラッセル・ケイスの特攻

インディペンデンス・デイ』の中で、一番感動するシーンです。

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普段は、ロサンゼルス郊外で農薬散布を営む軽飛行機パイロットで、酒癖が悪く作中では “ダメ人間” という印象が強かったのではないでしょうか。 

そんなダメ人間が、ミサイルが発射できないとわかった瞬間に、自らの命と共に宇宙船に突っ込むと覚悟を決め、家族に「愛してる」と残し、「よう、タコ野郎!帰ってきたぞ〜〜〜!」と叫びながら笑顔で突っ込んで、無敵と思われた宇宙人から地球を守り抜く。って、マジでこの伏線の拾い方、神がかってます(泣)

これぞまさに、“英雄 と呼ぶべき人物だと思いました!


《評価と感想》

 個人的評価 : 9/10 点

 物語前半では強すぎる宇宙人に対する圧倒的絶望感に包まれてバラバラだった世界が、たった一人のエンジニアが導き出した、たった一つの希望から徐々に一つになっていき、頼りなかった大統領が、才能を認められなかった海兵隊員が、ただの酔っ払いが、最後に多くの命を救う。って、過去にこんな完璧な映画観たことがなくて、初めて心から「すげぇ」と思いました。

この作品を観るまで、自分の中には“古い映画=面白くない”という肯定された考えがあり、それによってこれまで、20年以上前の映画を観たことがありませんでした。しかし、この作品をきっかけに古い映画を見るようになり、沢山の良い作品に出会うことができました。

僕と同じ考えを持つ人に、このメッセージが届いて欲しいです!

これからも、こんな感じで沢山おすすめ出来ればと思っています。どうか、暖かい目で見守って下さい。


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