Tad(定年アドバイザー)

伝統的な日本企業において、定年再雇用となり人事部門で働いている63歳会社員です。この年…

Tad(定年アドバイザー)

伝統的な日本企業において、定年再雇用となり人事部門で働いている63歳会社員です。この年になっても意外と元気で(笑)なるべく長く、ワクワクしながら仕事を続けたいと考えています。そんな私が感じた、定年前後での不安や疑問について書いて行きたいと思います。よろしくお願いします。

最近の記事

何歳まで働くか?

皆様は、何歳まで働く(収入を伴う仕事に従事)ご予定ですか? 仕事はなるべく早く辞めて、なんらかのボランテイア活動をしたいとか、学び直しをしたいとか、旅行してみたいとか、色々なお考えがあると思います。 今後のシニアライフをどのように過ごしたいかを考える事に繋がりますので、一度考えてみてはいかがでしょうか? 長寿化の進展に伴い、長く働くシニアが増えています。 2023年度の総務省が発表した「労働力調査」によると、65歳~69歳の52%、70歳~74歳で、34%の人が何らか

    • 再雇用を選択する前に確認すべき事

      定年直前になって、会社側から提示された、具体的な給与・業務内容・勤務地等が、自分の希望に合わないと思っても、その時点では、他の選択肢は限られており、結局仕方なく「再雇用」を選ぶ事になりかねません。 再雇用を選ぶにしても、他の道を選ぶにしても、大切な事は、事前に必要な情報を集めて、自分で選ぶ事ではないでしょうか? ①給与水準 賞与も含めた年収ベースでいくら位になるのか?(一般的には3~5百万程度)、その給与はどのように決まるのか?確認する必要があります。もし、その水準では困る

      • 定年再雇用(私の場合)

        私は、ちょうど3年前の21年3月末に定年を迎えました。花束をもらって、拍手で送られました。以前なら、笑顔で家族に迎えられ、簡単なお祝いをしてもらい、翌日から、家で過ごしていたと思います。現在は、色々な事情でその後も働く人が大半であり、私の場合も再雇用となり、翌日も同じ職場に出勤しました。座席が真ん中から端っこに変り、少し小さめの新しいハンコを渡されました。昨日までの私の座席には、以前の部下が座っており、ぎこちない笑顔で私に挨拶してくれました。 気分はちょっと晴れやかでした

        • 定年再雇用制度

          年金の支給開始年齢が引き下げられに従い、定年年齢も55歳から60歳に引き下げられ、2012年の法改正では、65歳までの継続雇用が義務化されました。多くの企業が、一旦退職した後に、改めて雇用する「定年再雇用制度」を採用しています。 なぜ、定年年齢引き上げでは無く、継続雇用なのでしょうか? 60歳で定年退職した後、改めて継続雇用する事で、従来の年功賃金を一旦チャラにできるからです。つまり雇用継続という意味では、実質65歳定年ですが、年功賃制度は、60歳で終わっているのです。

          終身(?)雇用

          戦後の高度経済成長期において、「新卒一括採用・年功賃金・終身雇用」の日本型雇用形態が確立されました。そんな中、定年制度は、企業側にとっては終身雇用制度を終了できる制度、社員側からはそれまでは雇用が保証される(終身雇用)制度となりました。 私も含め同世代の方は、終身雇用制度の中、今の会社で一生懸命働いていれば、安心して老後生活を送れると、なんとなく考えていたのではないでしょうか? 終身保険は、死ぬまで適用され本当に終身ですが、終身雇用は定年までで、本当の終身ではありません。

          定年ってなに?

          まずは、そもそも定年ってなんでしょうね? フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると 定年・停年(ていねん、Retirement age)は、企業や公務に勤める正規雇用者で、ある一定の年齢に達したら仕事を退職・退官する場合のその年齢のことまたそうした仕組みによって雇用関係が終了し、退職・退官すること(定年退職)。労働者が一定の年齢(定年年齢)に達すると自動的に雇用関係が終了する制度を「定年制」という。 滅多の事では解雇される事のない日本において、同年齢

          note 始めます。

          定年って、会社員にとって大きな転機ですね。 定年まで一生懸命働いたら、後はなんとかなると思っていましたが、いざ自分がなってみると、そうではありませんでした。(笑) 会社任せには出来ず、自分で考えなければいけないことも多く、結構戸惑っています。 そんな私が感じた不安や疑問について書いていきたいと思います。 まずは、そもそも「定年ってなに?」を調べてみました。 明日5月13日(月)より、出来るだけ毎週月曜日に更新していきます。 宜しくお願いいたします。