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再雇用を選択する前に確認すべき事

定年直前になって、会社側から提示された、具体的な給与・業務内容・勤務地等が、自分の希望に合わないと思っても、その時点では、他の選択肢は限られており、結局仕方なく「再雇用」を選ぶ事になりかねません。
再雇用を選ぶにしても、他の道を選ぶにしても、大切な事は、事前に必要な情報を集めて、自分で選ぶ事ではないでしょうか?

①給与水準
賞与も含めた年収ベースでいくら位になるのか?(一般的には3~5百万程度)、その給与はどのように決まるのか?確認する必要があります。もし、その水準では困るというのでしたら、初めから他の選択肢を選ぶしかありません。

②業務内容
一般的には、マネージメントとしてでは無く、即戦力の一担当者と期待されることが多いようです。まずは、「どんな仕事をしたいのか?」「どんな仕事ができるのか?」「その仕事は会社に必要な業務なのか?」等ご自身で良く考えて、会社側に自分の業務を提案してみてはいかがでしょうか?

③勤務地
介護等が現実的な問題となるシニアにとっては大事な問題です。転居を伴う異動があるのか?今単身赴任している人は、実家近くで勤務できるのか?またその際どんな仕事になるのか? 事前に確認する必要があると思います。

④再雇用の定年
多くの企業(特に大企業)では、65歳で再雇用も終了します。もし、その後も働きたいと考えているなら、65歳時点で新たな仕事を探すのは中々困難です。よって60歳時点で、長く働ける会社に転職するか、独立して業務を行うか等を検討する必要があるかもしれません。


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