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定年再雇用(私の場合)

私は、ちょうど3年前の21年3月末に定年を迎えました。花束をもらって、拍手で送られました。以前なら、笑顔で家族に迎えられ、簡単なお祝いをしてもらい、翌日から、家で過ごしていたと思います。現在は、色々な事情でその後も働く人が大半であり、私の場合も再雇用となり、翌日も同じ職場に出勤しました。座席が真ん中から端っこに変り、少し小さめの新しいハンコを渡されました。昨日までの私の座席には、以前の部下が座っており、ぎこちない笑顔で私に挨拶してくれました。
 
気分はちょっと晴れやかでした。給料は大幅(半分以下)に減ったものの、会議等の予定が無くなり、スケジュールはスカスカになりました(笑)仕事は自分でやりたかった事(シニア社員のキャリア支援)にかなり専念できます。
 
定年制度は、年齢によって一律・全員に「一旦退職」を迫る不思議な制度ですね。一方、見方を変えれば、「会社員人生を見直し、新たな生き方を考える」絶好の機会を全員に提供してくれていると言えます。
 
転職・起業・引退・社会貢献等色々な選択肢があります。私は、再雇用を選びました。大切な事は、「仕方ないから」とか「会社が決めたから」ではなく、「自分で選んだ結果」であることだと思います。
 
次回(6/10)は、再雇用を選択する際に考えた方が良い点について書いていきたいと思います。
 

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