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定年ってなに?

まずは、そもそも定年ってなんでしょうね?
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると

定年・停年(ていねん、Retirement age)は、企業や公務に勤める正規雇用者で、ある一定の年齢に達したら仕事を退職・退官する場合のその年齢のことまたそうした仕組みによって雇用関係が終了し、退職・退官すること(定年退職)。労働者が一定の年齢(定年年齢)に達すると自動的に雇用関係が終了する制度を「定年制」という。

滅多の事では解雇される事のない日本において、同年齢の社員が一斉に役員にでもならない限り、本部長・部長に出世した人も、あまり出世に縁のなかった人も一斉に解雇される不思議な制度ですね。

第一次世界大戦直後の恐慌により、労働争議が頻発に発生したため、大企業が争議を主導した中途採用の職工達を追放し、自己負担で養成した若い子飼いの職工を中心とした雇用制度(定期採用・定期昇給・定年退職制度)を確立したのが始まりとされています。

つまり、自前で育てて、長く同じ会社で働くために、勤続年数と共に昇給し、その分賃金の高くなった社員を一斉に解雇する手段としての定年退職制度が導入されたようです。(続く)


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