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フジテレビ月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第10話 感想(ネタバレなし)

あともう少しで終わってしまう異色、いや本格的なミステリードラマ。

原作で「元旦の焼き肉店」と呼ばれるエピソード。というか、初詣のエピソード。それと、ライカ/千夜子に関するエピソード。っていうか、ライカ/千夜子はそういうことだったのか、と小さく驚いた。そこからの別れの意味もまた違ってくる。

今回はカレーが出ない代わりにサッポロ一番。スポンサーだたっのかな。サッポロ一番でも塩味というこだわり。
その後、元旦の屋台の出店でたこ焼きをライカと食べたりするシーンがまた微笑ましい。
カレー、サッポロ一番(ラーメン)、たこ焼き、と基本的に食べ物か庶民的というのもこの作品の魅力の一つである。

おみくじで「凶」を引いて狼狽える整(笑)。しかも、おみくじは喜和さんの影響かいな。ライカに整のおみくじが好きという意外性を突っ込まれているし。 

肝心の焼肉はライカからの提案ながら唐突さと不自然さが際立っている。庶民的なたこ焼きデートから日常からワンランクアップした非日常的な焼肉デート。展開が早く攻めた内容。

で、この奇妙な焼肉屋。どこかおかしい雰囲気ながら「それ」というのがわからない、わかりにくい。

娘らしい女性のオススメメニューがまた奇妙。彼女の焼肉屋のオススメが、タン塩、酢モツ、ケジャン、テールスープ。タン塩はともかく、この頼み方、マニアック。特に酢モツは個人的には一番頼まない。それ以外は前菜で頼む。
ちなみに、個人的には焼肉屋ではまず、ホルモン系を軽く頼む。ミノやハチノスやギアラとかね。

でも、タン塩から始まる頼み方、意味があるんですな。

普通なら、店主らしきオヤジのカルビ、ハラミ、ロースというオススメが常道なんだけどね。美味い部分の定番。
個人的にはさらにトモサンカク、サーロイン、シャトーブリアンをオススメしたい。

何にしても人生初焼肉で当たり店を引くのはラッキーだけど、ある意味違うのを引き当ててる。気づきでかかるコロブチカがエモい。 
ボクは自分の金で人生初焼肉どころか、二十代まではいつも失敗焼肉だった気がする。三十代になってようやく覚えたぐらい。

今回も色々と楽しませてもらった。
あと二回で終わるのが惜しい。

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