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ダイビング

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私のダイビング記事まとめです
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2024/2/10 ダイビング記録

2024/2/10 ダイビング記録

2024年2月10日、青空が広がり、絶好のダイビング日和となりました。海の下は別世界で、セトミノカサゴの鮮やかな色彩、ヒメイカの優雅な泳ぎ、そしてイバラタツの神秘的な姿を目にすることができました。海の生き物たちは、それぞれが独自の美しさを放ちながら、静かに私たちを迎え入れてくれます。水中での時間は、いつも現実から少し離れた特別な瞬間を提供してくれます。

ダイビング後のひとときもまた、この日を特別

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【エッセイ】ファンダイビング@平沢



日時: 2024年1月20日
場所: 平沢マリンセンター
気温: 9度
水温: 17度
目撃した海洋生物: ニシキフウライウオ、ハナタツ、オオモンカエルアンコウ、コウライトラギス

寒い1月の日、平沢マリンセンターでのファンダイビングに参加しました。気温は9度、水温は17度と冷たい条件下でしたが、ダイビングの魅力はそんな寒さをも忘れさせてくれるほどです。この日、私はニシキフウライウオ、ハナタツ

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【エッセイ】2023年6月 初めてのドルフィンスイム本番

【エッセイ】2023年6月 初めてのドルフィンスイム本番

前回はこちら

前日は興奮のためか全然寝れなかった。私は竹下桟橋に到着してから船を待ってる間、ずっとベンチでうたた寝をしていた。その後インストラクターとツアー客と合流し、夜10時30分頃に私に乗り、船は竹下桟橋を出港した。

次の日の朝5時半に三宅島に到着した。私たちは寝ぼけ眼を擦りながらインストラクターの指示に従い船を降り、宿泊先の宿へ向かい、朝ごはんは程々に食べ、6時半には機材を持ち宿をから港

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【エッセイ】2023年6月 ドルフィンスイム練習編

行きつけのダイビングショップからドルフィンスイムのお知らせがあった。ドルフィンスイムというのはシュノーケルでイルカを見るツアーのことである。場所は三宅島だった。

私は三宅島に行ったこともないこともあり、かなり興味を持った。また水族館じゃなく野生の親子いるかを見たいという願望があった。あまり親子イルカを水族館で見る機会もないので結構このツアーは貴重な体験ができるんじゃないかなと思った。私はインスト

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[エッセイ】素潜りの詩篇

[エッセイ】素潜りの詩篇

午前の時分、久方ぶりに我が心をシュノーケルへと委ねてみせた。理解を得られる者には既に認識されていることだろう、ダイビングとシュノーケルとは、同じ海を舞台に繰り広げられるものの、その性質は微妙に異なる。ダイビングは、我々が身に纏うタンクという装具を肩に負うことにより、ゆっくりと海底を探索することを可能にする。一方、シュノーケルは素潜りを通じて、水面から海の奥深さを伺う。タンクによって苦しみを知らぬダ

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泥海の舞台で浮遊の技を習う日

泥海の舞台で浮遊の技を習う日

二週続けざまに大瀬崎湾奥の潜水を愉しんだ。大瀬崎の浜辺には泥が溜まりにけり、些かの動きすらも海水の濁りを招いてしまう。初心者にとり易しいかつての海が、今や幾分難解に変じてしまったことは憾みならざるを得ぬ。然しながら、これも自然の成り行きと諦め、変化を楽しむ心境に至った。

今日は我が苦手とする中性浮力の練習に取り組んだ。第一の潜りを終えた後、年若きインストラクターが練習方法を説いてくれたり。

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【エッセイ】2022年11月ダイビング記録

【エッセイ】2022年11月ダイビング記録

前回はこちら

車に乗り込むと私と同じくらいの年齢の男性ダイバーが3人いた。このショップでは歳上と一緒に潜ることが多いため新鮮だった。

私は後部座席に座り、ぼうっと風景を眺めていた。すると隣に座っていたダイバーが話しかけてきた。お互い自己紹介を兼ねて話してみた。

「どのくらい潜っているんですか?」

「…まだ40本なんです。」

「あっ、僕も始めたばかりなのでやっと20本行くか行くないかです!

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【エッセイ】2022年10月ダイビングその2

前回はこちら。

今回二回目のダイビングは熱海に出かけた。1か月にダイビング2回は私の金銭事情的に滅多に行かない。しかし先月台風で行けなかったため、今月は2回行くことにした。

当日朝にJR券売機で新幹線の指定席を予約しようとしたが、すでに満席だった。私は自由席で行くことにした。

東京駅の新幹線改札前はいつもより圧倒的に混雑していた。大学生くらいの年頃のグループから家族連れ、高齢者まで幅広い層が

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【エッセイ】ダイビングやってきた

【エッセイ】ダイビングやってきた

中学の頃活動していた野球部で、私はたしかこんな事を言われた記憶がある。

「てふなむってパワプロで言うと『ケガ率100%』だよな。」

当時の私は毎年何処かしら骨折していて、まともに夏合宿できた事がなかった。練習による疲労骨折もあれば、兄弟喧嘩による骨折もある。きっと体の感覚が鈍感なんだろう。一時期「鈍感力」という本がブームになったこともあるけれど、鈍感過ぎると自分の危機すらわからなくなるので私は

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【エッセイ】ナビゲーション挑戦中

【エッセイ】ナビゲーション挑戦中

今日の海は緑がかっていた。緑色っぽい場合、海が濁っていると教えてもらった。何故海が濁ったんだろう。昨日の天気で荒れたんだろうか。

今日から私はアドバンスコースを受講してる。今私はCカードは持ってるけど、さらに深く潜るために必要な資格になる。しかし選択するコースはどれも私にとって鬼門だった。今まではインストラクターの後ろについて行けば安全に水中遊泳が出来たんだけど、これからはコンパスを使ったり、自

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【エッセイ】蒼の世界

【エッセイ】蒼の世界

今日は天気が良い。無風で日差しが強く、冬だけど暖かい。ずっと海を見ながら日向ぼっこしたい。でも、この写真からでもわかる透視度を前に海に潜らないというのは滑稽だ。これだから冬のダイビングはやめられない。

今朝、ダイビングに向かうため東京駅に着いた。新幹線の改札口に行くと、やたらスノーボードを担いでいる人達が多い。明らかに先月より人口が増えている。冬のオリンピックの影響だろうか。平野歩夢選手のハープ

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【エッセイ】都会人だからこそたまには自然を相手にした方が良い

【エッセイ】都会人だからこそたまには自然を相手にした方が良い

「中々ダイビング上手くならないんですよね。」

私は何故上手くいかないのか、自分なりに考察しながらインストラクターに相談する。

「上手くならないというか、まだ潜ってる回数が少ないよね。慣れればできるよ。」

私はまだ初級ダイバーなので、私の質問は大体この説明で何とかなってしまう。如何にいつもの自分が頭でっかちになってるか思い知らされる。だからダイビングは好きなのかもしれない。

スポーツというの

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