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鹿児島に存在する食べられるしろくま

しろくま

 削った氷に練乳をかけ、フルーツなどをのせた豪華なかき氷。発祥のお店で誕生したとき、見た目がシロクマに似ていたことから、名付けられました。現在では、鹿児島の喫茶などで食べられます。現在では、スーパーでもアイスとして売られるようになりました。お店によって個性が出ており、練乳だけではなく抹茶やコーヒーなどの味も登場。今回は2店で食べ比べしました。

天文館むじゃき

 鹿児島一の繁華街、天文館にある、しろくま誕生のお店。創業者によって1949年から販売開始。
 イチゴにミルクをかけるとおいしかったことをヒントに、氷に練乳をかけてみるも、甘すぎ。そこで、改良を重ね、自家製のミルク、蜜をかけました。さらに、彩りを加えるために、洋菓子の感覚で中にさいころ形の果物、トロクスン豆(大きな白いんげん豆)を入れ、外側に、アンゼリカ(セイヨウフキの蜜煮を乾燥させたもの≒フキの甘露煮)、チェリー、レーズンをトッピング。 現在の『白熊』のベースが誕生。見た目がシロクマの表情に似ていることから、しろくまに命名。
 現代のしろくまは、豪華に進化。外には、マシュマロ、チェリー、レーズンなど、中にもミカンやトロクスン豆が入っており、食感や味の変化を楽しめるため、食べ進めても飽きが来ません。
 味も練乳だけではなく、チョコレート、ストロベリー、抹茶など13種類もあり、バラエティ豊富。
 むじゃき本店、鹿児島中央駅ビル「アミュプラザ鹿児島店」では、しろくまだけではなく、鹿児島の食材を使ったサンドイッチなど軽食も充実。さらに、天文館にある本店の2階にはレストランを併設。洋食も食べられます。

天文館むじゃき アミュプラザ鹿児島店
営業時間 11:00~19:00
休館日  不定休
アクセス 市電天文館通駅から徒歩2分

天文館むじゃき アミュプラザ鹿児島店
営業時間 11:00~20:00
休館日  アミュプラザ鹿児島店に準ずる
アクセス JR鹿児島中央駅直結

Sandeco 数学カフェ

 鹿児島市役所そば。地元の学生が放課後に集まる場所。数学の勉強にもぴったりな令和の寺子屋。
 各席には小さな問題集があり、小学生~高校生で習う数学の問題に挑戦できます。さらに、お皿にも問題が書かれており、料理が出てくるまで思わず没頭してしまいます。
 だれでも入りやすいカフェ。数学好きな人には聖地といっても過言ではないカフェ。
 そんな数学カフェのしろくまは、豪華かつ愛くるしいです。

フルーツ温泉しろくまの湯

 季節のフルーツの盛り合わせ。初夏はすいか、メロン、ブドウ、キウイ。かわいらしいシロクマの顔。フルーツの浮かぶ温泉に浸かっているシロクマを表現。
 YouTubeも開設し、地元企業とのコラボなど地域に密着した発信が主に行われています。
 パスタもあり、ランチにぴったり。さらに、数学にでてくる記号をモチーフにしたドリンク、スイーツもあります。

Sandeco 数学カフェ
営業時間 10:00~17:00
定休日  不定休
アクセス 市電朝日通駅から徒歩3分

 その他にも鹿児島県内には、数多くのしろくまが生息します。鹿児島県東部の大隅半島には、「くろくま」というチョコシロップを加えたミルクのかかったかき氷も存在。さらに、鹿児島市内では、マンゴー味の「黃熊」も存在します。プーさんみたいな見た目かは、実際行ってみて確かめてください。夏の暑い時期にピッタリな、しろくまはオススメです。

まとめ

しろくまは、鹿児島市の天文館通にある「むじゃき亭」で1949年に誕生したかき氷。削った氷に練乳をかけ、フルーツなどをのせた豪華なかき氷で見た目がシロクマのようなかき氷。
鹿児島県内ではカフェなどで食べられていて、しろくまだけではなく、黃熊、黒熊も存在する。

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