洗脳経済
今回の参考文献はこちら→洗脳経済 150年の呪縛
この本は読んでいて目を疑うような日本の闇の部分が書かれています。真偽はさておき、様々な証拠や事実に基づいて書かれているのである程度の信ぴょう性があるのかなとも思います。
今回はその中でも印象に残った「郵政民営化の裏の顔」について紹介していきます。
郵政民営化の表の顔としては、郵政三事業を民営化することによって、資金運用に市場原理が働き、儲けの出るところに資金が流れていくはずだという理由があります。
またこれはフリードマンの提唱した新自由主義に基づいた政策とも言えます。
ところが郵政民営化には、これとは別の大きな理由が隠されていました。
郵政民営化にあたり、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構というものが設立されています。そして郵貯の運用対象はほとんどが日本の国債でした。そしてその国債は、郵貯から管理機構に移されます。
今の制度では、民営化以前に購入した国債は管理機構に移管し、民営化後に購入する国債はゆうちょ銀行が保管する仕組みになっているわけです。
日本は大量に赤字国債を発行しており、その累積額は800兆円にのぼっています。国債相場が暴落すれば、当然、政府は今後簡単に国債を発行できなくなります。それを防ぐために設立されたのが、先ほどの管理機構でした。国債が市場に流れ、国債相場が暴落しないよう、蔵の中に封印しておくことが目的です。
正直、別に国民に害があるわけでもないし、お金が無くなるわけでもないから良いやん。と思いますよね。
ただ、マネーサプライや、銀行の信用創造機能などからどうもそんな問題ではないそうです。預貯金をすることが国民の借金に繋がるとも書かれていました。
私もまだまだ知らないというか、読んでもいまいち理解出来なかったので、これから勉強しようと思います。
興味のある方は是非調べてみてください。
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