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人をひきつける3つの条件
今回の参考文献はこちら
→How to Have Confidence and Power in Dealing with People
本書は1956年にアメリカで出版されて以来「人間関係のバイブル」として幅広い読者に支持され。カーネギー『人を動かす』と並ぶ世界的名著となっています。
1.人々を引き付ける3つの条件
この内容を理解したうえで活用すれば、多くの人を引き付けることが出来ると著者は言っています。
第1の条件 - 相手を受け入れる
人は誰もがあるがままの自分を受け入れてほしいと強く願っています。私たちは一緒にいて自分らしくいられる相手を求めます。そういう人といると、ありのままの自分を受け入れてもらえるように感じるからです。
そこで、他人にどう振る舞うべきかについて基準を設定してはいけません。「自分らしく振る舞う権利を相手に与えよう」と著者は言います。
そして面白いことに、相手をあるがままに受け入れて好きになる人こそが、相手の行動を改善できるだけの影響力を持つのです。
これは言い換えると、他人を変える力を持っている人はいないが、相手をあるがままに受け入れると、自分を変える力を相手に与えることができるということです。
全ての人が求めているのは、自分を無条件で受け入れてもらうことなのです。
夫婦関係に置き換えると、夫を受け入れている妻は、夫に大きな自信を与えるだけでなく、寛容の精神と付き合いやすさを身に着けさせることができるといった様に、夫婦でもまずはお互いを受け入れるということがとても大事であるということですね。
第2の条件 - 相手を認める
全ての人が自分を認めてほしいと強く思っています。人はみな承認願望を持っているからです。
ネガティブな性格なら、相手の欠点を常に探し求めてしまいますが、ポジティブな性格の人は認めるべきものに焦点をあてるので、相手の長所を引き出すことが出来ます。
そして人はほかの資質も伸ばしてもっと認めてもらおうと努力するようになります。
第3の条件 - 相手を尊重する
「尊重する」というのは、相手の評価を高く評価するという意味です。
全ての人は自分の価値を高く評価してくれる人をつねに探し求めています。
例えば会社では、相手の価値を高く評価すると、相手はさらに価値のある存在になり、ますます大きな成果をあげてくれます。直接、相手を尊重していることを伝える必要があるのです。
すべての人は自分を大切にしてくれる人を好むため、例えばレストランや、洋服売り場など、「顧客」と1対1で会話し、特別感のある接客が求められるのです。
これは前に書いた【プロの接客】にも出てきたようながします。
この3つの条件を満たせば、人々は必ずあなたを慕って集まってくると著者は述べています。
本日は以上です。
本の内容の紹介なので、一つの考え方として読んでいただければ幸いですm(__)m
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