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身勝手女、三年ぶりの一人旅。

 何度かTwitterでもお話しているかもしれませんが、岐阜・柳ヶ瀬にあるビッカフェさんで、お世話になっているきのこさんが「いつかの旅の話」という展覧会を開催されておりました。
 この展覧会では、私のエッセイも展示されておりました。私が書いたエッセイも是非会場で見て頂きたかったのですが、代わりに展覧会に行ってきた話をnoteの記事としてお送り致します。
 なお、参加した方にも「ずるい!」と思われないように、参加した方が面白くお読みいただけるような内容にはしたつもりです。えっ? どうせそんなに変わらないし、そもそも頼んでない? そんなこと言わないでよ……。

 さて、この展覧会ですが、私もはるばる大阪から参加致しました。3年ぶりの一人旅です。ちょうど私が展示して頂いていたエッセイのテーマも「一人旅」だったので、せっかくなら行ってみようかと思ったのです。
 これはエッセイにも書いたことなのですが、一人旅の醍醐味って「何でも自由に決められる」ことなんですよ。これって、「私センス無いからみんな決めてよ」って本気で言っちゃう人間には結構デカいんですよね。
 何処へ行くかはもちろんのこと、何をするか、持って行くか、着るか、食べるか、いつ出発していつ帰るかも全部自由。そして「自己責任」が付き纏います(これは後半への盛大なフリです)。

 大阪から岐阜への移動には主に東海道本線を使っていたのですが、新快速を使うと往復7時間、貴族の乗り物・新幹線を使っても5時間かかります。因みに中之島のしがないOLが新幹線を使って良いのは静岡より東からです。
 何が言いたいかというと、本は必ず2冊持って行きましょう。1冊だと確実に途中で読み終わってしまいます。何だったら読み返せばよかった、とすら思っています。鞄の重さにめげてはいけないのです。
 そうこうしているうちに岐阜に着いて、ビッカフェの店内に入りました。注文はネットで情報を見て気になっていた生姜焼きのランチプレートと、お勧めの豆乳カフェオレ。
 生姜焼き、茄子が入っているのが今の時期っぽいですね。豆乳カフェオレは牛乳より香ばしさがありました。追加で注文したガトーショコラとハニージンジャーソーダもとても美味しかったです。

 待っている間にギャラリーに展示されていたエッセイを見ました。色んな旅があるけど、やっぱり私は「ノスタルジック」「ディープ」「きゅんとくる」みたいなニュアンスに弱いな。
 因みに私が一番好きなのはこの写真展(リンク先は一応R18のつもりです)でもお世話になったとうこさんの作品でした。兎に角、表現が甘美で素敵。読んでるだけでも上質な時間の使い方をした気になってしまいました。
 私のエッセイも楽しんで読んで頂けていて嬉しかったですね。このMVの撮影のことについて書いていたのですが、お会いした方の中にレミオロメンを良く聴いていたという方がいて、お話しできたのも楽しかったです。
 そして「まちづくりワークショップ」にも参加してきました。500円で土地が買えて、その土地に好きな建物や住人を作れる、という企画です。とっても楽しそう。私もチャレンジしてみました。

 こちらが作成した「メロンパンダーツ in ラウンドアバウト」です。下の交差点はラウンドアバウトを意識して書いたのですが、あんまりラウンドアバウトっぽくないな。
 最初の考えではルーレットだったのですが、格子状のメロンパンとは相性が良くないよな……と思ってダーツに変更しました。今思えばピザとかでも良かったんじゃないかな。また作ろう(要らん!)。
 あと「ネギニラゲーム世界第3位」というのは作ってる途中で「これ、もう中学生さんっぽいよな……」と思ってつけました。しかしこれも盛大なフリになるとは……。

 こういうことをやっているうちに18時からのマーダーミステリーに間に合わない時間になったので、お店を出て帰って来ました。結構帰ってくる時点でギリギリだったのですが、大慌てでお土産を買ってきました。
 ただお土産を買ったらトイレに行けなくなって「これは大阪まで持つのか……?」と思ってたら、東海道本線ってトイレあるんだね。安心しました(マジで何やってんの?)。
 無事に17時45分ごろには梅田に到着できたのですが、荷物を少なくしたくて浴衣を諦めたら結構浴衣の人が多くて「いいな~」ってなりました。あのシナリオは絶対浴衣でやった方が面白かったやつ!

 こうして私は自称「衣装大好き人間69」から「ネギニラゲーム世界第3位の女」に肩書きを変更せざるを得なくなりました。つづく。

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