【雑記】建築家フランクフロイド・ライトのアトリエ アメリカ 〜アリゾナ州ツーソン〜
こんにちは、今回は初めて雑記に挑戦してみます。昨年ですが、アメリカで70年代に活躍した建築家、フランクフロイド・ライトのアトリエを訪れましたので、共有いたします。
ライトの自邸兼スタジオ、そして学校のキャンパスーアメリカアリゾナ州ツーソンー
場所はアメリカ、アリゾナ州にあるツーソンという場所です。
アメリカの国内フライトが何便か飛んでいますので、日本から行く場合は乗り継ぎか必要かと思いますが、今回私は西海岸サンディエゴから車で6時間走らせて、向かうことになりました。
アメリカあるあるかもしれないですが、とにかく東へと車を走らせてゆきます。。。
正直、このドライブがこの旅の思い出のトップ1に入るくらい楽しかったです笑
アメリカには、本当、膨大な土地がある訳で、ありえない数のソーラーパネルや風車、ミサイルミュージアムが道中にありました。
ですがそんなところに寄り道をしていると高速道路もラッシュアワーに巻き込まれてしまうので、今回はものすごいスピード(だいたい140キロくらい)で通り過ぎます。
ライトのアトリエ〜芸術家たちの集い〜
ライトのアトリエにつきました。彼の功績は偉大で、近くの道路の名前もライトに関連する名前のものが多かったです。
到着すると、チケットを引き換えるためにミュージアム内に入りました。
ジョージオキーフや、ライトがインスパイアされたジャポニズムの本、そしてライトが元々目指していた音楽家についての本なども販売しておりました、特にここでしか買えないモノ!みたいなのはなかったのですが、ライトが主にテーマにしていた水による建築物の劣化が近年著しく、積極的に資金を集めている印象でした。
さて、早速中に入ります。
まず最初に見えたのはライトのアトリエです。
結構低めですが、広々としたデスクの上に設計図が広げられていました。
建築家ならではの理由かと思いますが、設計しているものをいろいろな角度から見たり、
真上からバランスを見たりするために、デスクが低めに設置されたそうです。
そして、ライトはおおよそ175cm ほどの身長で、そこまで大きくはなかったそう。
デスクから目を離し、水平線を見ると、ツーソンが見渡せるように、
ガラス張りになっています。
ちょうど、サボテンや砂漠などと空の境界線が見える良いバランスの位置に配置されているようでした。
また、このエントランスのアトリエの部分で、クライアントや仲間を集め、設計を練っていたそうです。
ライトの夢だった音楽家、その想いと家具たち
少し中に入ると、ピアノ、バイオリン、ちょっとした工芸品や彼のプロダクトでもある、イスが
ありました。
クリスマスの時期でしたのでクリスマスツリーが飾られておりました。
この部屋もまた、音楽家、画家、彫刻家が団欒していた場所だったそうで、ガラス張りの部分
が多く、見晴らしの良い設計になっていました。
そしてデザイナー・建築家の醍醐味、イス。 椅子。
有機的にこだわる。 噴水、野外エリア
次の場所から、外に出ることができます。
ライトのアイコンともいえる噴水のエリアです。
ずーっと砂漠をドライブしてきたからかなのか、
このエリアはすごく落ち着きのあるスペースでした、来場していた人たちも
この場所で足をとめ、写真を撮ったり、各の意見などを交わしていたようでした。
この水辺のエリアはぐるっと回ることができ、建物内に戻ってくると
少し東洋色の強いエリアがありました。
このタリエセンウエストもそうですが、現地の鉱物や土、また風景にも馴染むように設計されています。
とくに工芸品やその土地に馴染むような色使いに関しては、その文化を学んだり、地形の要素などに
関して深掘りをしていかなければなりません。
ライトのアトリエであるこのタリセンウェストですが、いろいろな文化に根付いた
工芸陶芸品が飾られており、その文化がどう整形されたのか研究していた形跡が見られます。
↑この写真を撮った位置から逆の方向を見ると、とても広く広大な大草原がひろがっておりました。。美しすぎ&スケールに圧倒されてしまって、写真とり忘れました。。
https://images.app.goo.gl/H1g7T58kiJajM9rX9
↑これが雰囲気伝わりそうで伝わり切れてない(本気でみたい方は出向いてくださいませ笑)
その奥にはライトが授業をしたり、カンファレンスとして利用されていた
レクチャーホールがあります。
まとめ・感想
今回はサンディエゴから6時間ほどドライブして来たこともあり、疲労と乾燥した環境に体力を奪われていましたが、
個人的に疲れている時ほど感情的に物事を堪能できるので、とても良い思い出になりました。
細かいところまで、遊び心と言いますか、物事をシンプルに探究する姿勢が現れていたのが印象的でした。
行かれる方は是非時間に余裕を持って、ゆっくり見ることをおすすめします。
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