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27.先生を信じてみる

私自身は、子どもの頃、学校の先生と信頼関係は築けませんでした。

今、親になり、子どもが小学校に入学して気をつけていることは、

1.先生を信じてみる

2.子どもの違和感に気付く

3.いじめになりそうな芽は摘む

4.毎日、嫌なことがなかったか様子を聞く

大きくはこの4つです。


長女が入学するにあたり、私は長女に、自分が
体罰といじめにあった話をしました。
そして、もし、嫌なことがあったら、必ずあなたを守り、解決するからすぐ教えてくれと、娘に頼みました。

実は長女は4年生になるまで、年に3、4回ずつ
くらいは学校へ電話しています。

行事について気になることを確認したり、子どもの発言から、疑問に思ったことを気軽に質問しています。

大事なのは、大ごとになる前に話してしまう、質問してしまうことです。
学校側も、こちらも、誰かがひどく傷ついた後では、相手の本来の姿を冷静に見れないからです。


1.先生を信じてみる

娘には、私のような思いはして欲しくない。
という思いから、まず先生には友達になるくらいのつもりで信頼を寄せています。
子どもにとって、先生を信じられない学校生活はひどく窮屈です。
教えてくれる人を信じられないのですから。

なので、先生を知ること、先生に子どもを知ってもらうことが大切です。

今年はコロナのせいもあり、娘たちの学校の先生とゆっくり話せたのは、9月になってからでした。

ようやく先生と話をすると、娘2人とも先生との
相性が良く、誤解される関係ではないことが分かり安心しました。

もし、今の時点で不信感がある方は、連絡帳を使うなり、手紙を書くなりして、自分の正直な気持ちを伝えてみて下さい。
そして、起こった事実と、子どもの性格、その後の現状を伝えて下さい。
出来たら、先生の知っている情報、価値観、性格も知れると良いですね。

noteで分かる通り、文章を書くことによって、
冷静になれます。
何度も読み返しながら書くうちに、感情的ではなく、悪口でもない、"ただの事実"を伝えられると思います。

電話になると、伝えたいことをしっかりまとめていないと、相手を責めたり、感情的になり、余計なことを言ってしまいます。

親にとっても、大切な我が子を、訳の分からない、よく知らない他人に預けるのは不安でしかないですよね?

もし、その手紙に、何も返事がないのなら、信頼するに当たらないと思います。

信じれば信頼される。
それは、お互い当たり前の心理
だと思うのです。

よく分からない親、よく分からない先生、
では誤解が生まれても当然だと思うのです。

また、親の心は子の心で、親が学校や先生に不信感があると、子どもも学校を信じません。

会話が成り立たないような、価値観の違う学校ならば、市役所、県庁に問い合わせ、転校することも必要だと思います。


2.子どもの違和感に気付く

朝、学校に行きたがらない。
食欲がない。
毎朝、腹痛がある。
笑顔がなくなる。
夜寝付けない。

など、子どもの表情、態度をよく見て、何か起きていることに気付いてあげて下さい。

ただこれは、隠せてしまえる、平気なフリができる子もいるので、気付けなかったからと言って、自分を責めないで下さい。

その子はきっと、心配をかけたくなくて、無意識に、意識的に親に話さなかったのですから。
まだ耐えられる、と思って話さない子もいるのです。


3.いじめになりそうな芽は摘む

いじめは雑草のようなものです。
早く気付けば、根っこもキレイに取れます。
根がはびこった後では、深く掘らなければキレイにならず、掘り返した跡が残るのです。

私は、子どもが同じ人、同じことで嫌なことがあった時、2回目で学校に連絡しています。

2回ならば、"嫌がらせ"や"悪ふざけ"で済み、いじめになる前に終わるからです。
また、その時ならば、相手も冷静に話し合うことが出来ます。

いじめになると、少なからず、抵抗しなかった、嫌がらなかった此方も悪いことになるのです。

それには、子どもの意識を変える必要があります。
嫌だと思ったら、どんな小さな事でも親に話すこと。
心配するのは親の仕事だと説明して、些細な事
でも話すのが普通の関係を築いて下さい。

人は楽しいことより、嫌なことがあった方が記憶に残るのです。
楽しいことは何回あっても良いけれど、嫌なことは一度でも嫌だからです。

長女も低学年のうちは、何か嫌なことがあっても、内容を忘れている日がありました。

意識している内に、だんだんと本人の伝える力も、嫌なことは話してスッキリする、という習慣も付きます。

おかげで、最低でも2回はいじめの芽を摘むことが出来ました。



4.毎日、嫌なことがなかったか聞く

子どもから、言うだろうと思ってはいけません。
心の中で、上手く文章がまとまらず話せていないだけの時があります。
話を聞きながら、話しながら自分の気持ちに気付くこともあるのです。

だから、
今日の学校は楽しかった?
休み時間は誰と遊んだの?
誰と帰ってきたの?

は必ず聞くようにしています。

子どもって嫌なことがあっても、楽しいことがあると、嫌なことを忘れてしまいます。

けれど、心のどこかに傷ついた嫌な記憶が残っていて、日々積み重なって行くのです。

早く気付かないとシミのように消えなくなっていきます。



私がしているのは、このくらいです。
同じことを考えている方もたくさんいると思います。

子どもを育てる親が願うことは、何より

子どもが毎日笑顔でいること

ですよね!
子どもの明るい未来を信じています✨





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