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『じぶん軸をみつけよう』ーじぶんはたらき方講座第2回ー

9月28日(木)、『ママ&プレママのためのじぶんはたらき方講座』第2回目が開催されました!

今回のテーマは「じぶん軸をみつけよう」。前回学んだ「これまで"じぶん"の棚卸し」を元に、じぶんの軸とは何か?を深堀りしました!

第2回目のゴールは「大切にしている自分の価値観を理解して、今後について少し考える」。今回も、場の雰囲気をゆるめるアイスブレイクからスタートしました。

前回の講座を受けてから、どんな2週間だった?

2週間、何があった?何を感じた?

受講生自身のアウトプットをベースにする、『じぶんはたらき方講座』「伝える」そして「聴く」ことのウォーミングアップとして、前回の講座からの2週間の様子を、それぞれのグループ内で話しました。
今回もまた、卒業生がファリシテーションとして導いてくれます。

◎どんな2週間だった?

・マイナスだったことも自分のやりたいことにつながっていたかなと思った。
・「ありがとうが帰ってくる仕事がすきなんだな~」って気が付けて、初めてレッスンを開催してみました!
・少し、「じぶん軸」を意識する時間を持てた。
・ひとり時間を作らないと、振り返ることができないと思い込んでいた!
・日常でも、じぶん軸探しのタイミングはあるんだな、と感じた。

受講生それぞれがこの2週間を振り返って、気が付いたこと・感じたことをシェアしました。

じっくりとじぶん軸をふりかえる時間は、お母さんにとっては貴重なもの。でもその時間を一度持つだけで、日常の中に「じぶん軸」を感じるタイミングが増えてくるんです。
急に、無理して、ではなく。じっくり・少しずつふり返ることもまた、大切なポイントです。

なんと、前回の講座をきっかけに大きな決断をした受講生さんもいらっしゃいました。それぞれが歩み始める足音を感じた、第二回のアイスブレイク。

発表会で描く色とりどりの「半歩」。今から楽しみです!

回数を追うごとに、わいわいと笑顔あふれる講座のじかん。

『自分史』をもっと深める時間

自分の人生の「+」「ー」に向き合う。意外といろんなことを思い出すんです、このワーク!

今回は、前回見つめた過去の自分をもとに「モチベーショングラフ」を作成しました。

モチベーショングラフとは、人生におけるさまざまなイベントと、その時感じた感情などの浮き沈みを認識することで、自身のモチベーションの浮き沈みを知るものです。

縦軸は、感情やモチベーションの度合い。
横軸は、時間軸です。

その時大切にしていた価値観はなんだっけ?なんでこれを頑張りたかったんだっけ?どうしてこの時、楽しかったんだっけ?
それぞれの行動と変容の動機を紐解くワークです!

人生におけるイベントの中で、プラス(+)の位置にあるイベントをピックアップして、問いを投げかけます。


・この頃の自分が周囲に与えているよい影響は?
・この頃の自分が新たに始めた取り組みは?
・この自分の好きなところ、自部らしいなと思うポイントは?

このワークをする際のポイントは、「過去のできごとと、現在との関係」を考えること。

「その頃」という過去を振り返るワークではあるものの、過去のその時にあった何かに固執しなくても大丈夫。「あのできごとがあって、今になってこう思えたな…。」と時間軸を伸ばしてもOKなんです。

ピックアップと問いが完了したら、いよいよ共有タイム!
人生についてオープンにするの、意外に勇気がいるなあ…。

この講座ではおなじみ、「話す人」・「聞く人」に分かれる共有タイム。聞く人は、「共感・感動・感謝」などの気づきを「話してくれた相手」に伝えます。

自分の人生・感じたことを相手に話すことによって、思考が整理されることはもちろん。自身が思いもよらなかった部分への気づきや、感想をもらえるこの時間。相手から返してもらった言葉のひとつひとつが、お守りになるようなエールになるんです。

目を見て、相手の人生について聴くこと。
相手の言葉に、思いを巡らせる時間。

このレポートを書いている私自身が、ペアワークのお相手からいただいた言葉を紹介しますね。

「ずっと楽しそう!大変だけど、自分自身が行動して、動いている部分をグラフの中で高めに上げていることがわかる。動いていることで、思考が整理されて、これが良い!と思える方向にむかっているんだね。」

この言葉を頂いて、とても驚きました。

無意識に「私は大変なのだ」と思っていたけど…結果的にその状態が、実は自分の人生においてプラスになっているかもしれない、という光。

そして何よりも、自身がアクティブに動けているときにはグラフがアップしていて、自分が動けていないときには、やはりダウンしているということに、ハッと気がつくことができました。

「動いていることで、思考が整理されている」という、自分では気が付くことができなかった部分を、ペアワークによって気づかせてもらうことができました。

この気づきを経ると「まずは、やってみよう!」の気持ちが、私の中ではいつも強いことにも納得できます!

講師も、受講生ひとりひとりのモチベーションを拝見します。

ペアワークの後に、グループでどんな発見があったのかを有しました。

・一生懸命やっているときにモチベが上がっていた。今後もそうした瞬間を見つけたい。
・「誰かのために」が自分の中で大きいと思った。そういうことが自身にとっての幸せなのだ、と気づいた。
・自分は、納得して行動する人!納得が自分の中できていないと続かないみたい。
・モチベーション(縦軸)75だと思っている現状を、100にしたい!

聴き、語ることで得られるあたらしいこと。
ワクワクしますよね!

このワークの面白いところは、同じワークをやっても毎回違うできごとが思い浮かぶところだと思います。その時どきのじぶんが振り返る、じぶん。

じぶんらしさの基盤にあるさまざまな出来事について、じっくり振り返る時間はとても刺激的です。

「ちょっとやってみよう」を考える!

いよいよ「あったらいいな」に踏み込みます!

さて、ここからは講座のテーマでもある「あったらいいなをクリエイティブ」に到達います。

自身の経験やアイデアについて深堀りし、「ちょっとやってみよう(半歩)」を考える時間を迎えました!

やりたい×できる=なんかいい感じ!

「なんかいい感じ!」ってワクワクしますよね。
ここからは、アイデアベースで「ちょっとやってみたいことリスト」を書き出してみます。

使用するのは「ちょっとやりたいことシート」

小さいころの夢・才能があればしたいこと・できっこなさそうだけどやってみたいこと・ちょっと頑張ったらできそうなこと…などなど。

はたらく」という観点をもって、自分の「できる」・「やれそうなこと」・「本当はやりたいこと」を棚卸しました。

今回のレポートでは、シートの一部だけをご紹介。
まだまだ面白い設問、たくさんあるんですよ!

「すぐにできるものは?」
「できなそうだけどやってみたいこと」
「1年後だったらやってみたい仕事」

時間軸を考えながら、今なら?この時は?と自身に問いかけながら、ワークシートを埋めていきます。

できっこないけど、やってみたいこと。
考えるだけでワクワク!

受講生らは、「おもしろい!」「難しいな…」「実は、一回やってみようとは思ったんだけど…」など様々な声が聞こえました。

このワーク中印象的だったのはみんなの表情に浮かぶ、ワクワク!
ここで生まれたアイデアから、どんな新しいことが生まれるのか。ゴールである「半歩」にも思いを馳せながら、それぞれのクリエイティブに向き合った時間です。

自然に笑顔がこぼれるようなワクワクを得たところで…今回の講座は終了です!

次回への課題は、まず「このワクワクを大事にすること。」

・身の回りに「こんなもの・サービスあったらいいな〜」
・こんなことやってみたい!
・こんな人とはじめてみたい、仲間が欲しい!

この時間で書き出した「ちょっとやってみたいことリスト」に、追記をする
という課題が出されました。

一人一人が誰かのために何かを実現したい気持ちを持つだけで
街が色づく気がしませんか?

次回、第3回目は10月12日(木)ワークテラス佐久での開催です!
テーマは「あったらいいな!」を考えてみよう。
アイデアを出していく心と頭がやわらかくなったところで、次回どんな「あったらいいな!」が飛びだすのでしょうか。さらに楽しみですね!

第二回のグラフィックレコーディング

今回もオブザーバーにご参加いただきながら
ワイワイと進んで行きました!
(グラフィックレコーディング:エムラヤスコ)

オブザーバー募集中!
今年度『ママ&プレママのためのじぶんはたらき方講座』はオブザーバーを募集しています!講座期間中、いつでも講座のようすをご覧いただけます。

地域の子育て中女性が抱える働き方の課題と現状について、ぜひ、生の声をお聴きください。

もちろん取材も大歓迎です!
下記まで、お気軽にご連絡ください!
jibunnohatarakikata@gmail.com

ライター
久保田まゆ香(くぼた まゆか)
佐久市出身。長野市在住のフリーライター。より前に、「半歩先」へと未来を楽しく歩めるように自分軸をつくりたいと今回講座にも受講生として参加。7歳・2歳のやんちゃな男の子ふたりのお母さん。

編集:team OHAYASHI 小島美里

主催:佐久市役所商工振興課
受託:ジェイアール東日本企画 長野支店
運営:team OHAYASHI
デザイン:エムラヤスコ
ワークショップ:株式会社PABLO




まちの広告や team OHAYASHI(チームオハヤシ)です。すてきなデザインやことばで、まつりばやしのように、この街で活動するあらゆるひとたちを盛り立てていきたいと思っています。