ブランドとは「顧客との約束」
2021年のnoteでの学びとして、「腹落ち」について書きました。
ここ2年ほどかけて、自分の所属部門(営業)だけでなく、設計部門・研究所などの関連部門へと【チームの輪を拡げる】活動に取り組んでいます。
その活動を通じて重要だったのが、各部門ごとに、そしてメンバーひとりひとりに「腹落ち」をつくることだったのです。
そして、この「腹落ち」をつくるプロセスは、まさにチームの「ブランド」をつくる活動だ!ということを学びました。
1.ブランドとは
「ブランド」には様々な定義がありますが、私の理解はこの一言に集約されます。
ブランドとは、顧客への「約束」です。
ブランドとは商品や標語ではなく、事業そのもの・企業姿勢そのものなのです。
単に外見(ロゴやデザイン)を綺麗にすることではなく、内面を磨くことです。
そして、その内面をお客様や取引先の皆さんが評価し、応援し、育成してもらえるようになってはじめて、「好き」と言ってもらえるブランドになります。
だからこそ、今現在だけでなく未来も含めて「自分たちがどういう存在で在りたいのかをお客様と約束すること」がブランドだと、私は理解しています。
2.チームづくりはブランドづくり
昨年に部門を超えたチームづくりに取り組みましたが、この活動自体は2年前の2020年からスタートしました。
2022年2月にフルモデルチェンジの新商品を発売します。
その商品コンセプトを一からつくり直そうと2年前にスタートしたのがこの活動だったのです。
設計部門、研究部門、マーケティング部門、宣伝部門、そして私たち営業部門から集まったメンバーで話し合うことからスタートでした。
この活動は、最終的には「ミッション・ビジョン・バリュー」を定義することにつながるですが、そのプロセスは言葉で書くほど簡単ではありませんでした。
3.顧客に何を約束する?
ひとつのチームになるために、みんなが「腹落ち」するミッション・ビジョン・バリューをつくる。
これは、自分たちはお客様や取引先の皆さんに「何を約束する?」を問い続ける活動でした。
これを問い続けることこそ、チームづくりの根底にあるということを学びました。
今年は、このプロセスや活動を通じて学んだことを数回に分けて書いていきたいと思います。
ありがとうございました。
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