2021年のnoteでの学び「腹落ち」
この1年、【チームの輪を拡げる】ことに取り組みました。
従来のピラミッド型の頂点にいるチームリーダーではなく、サークル型で輪の中心にいる「チームオーガナイザー」とし、相談型のコミュニケーションをとりながら、チームの輪を拡げていく。
そんなチャレンジをした1年でした。
チームの輪を拡げる3つの学び
チームの輪を拡げる際に、学んだポイントが3つあります。
①チームの大きさは自分の心の持ち方次第
1つ目は、チームの大きさは自分の心の持ち方次第でいくらでも大きくできるということです。
私はメーカーの営業課長です。
自分の影響範囲を営業メンバーだけに止めるか、設計や生産、品質管理、物流などの関連部門まで拡げるか。
課の枠とらわれず、関連部門まで輪を拡げようと思うかどうかは、自分次第です。
会社や上司から言われることでもありません。
自分次第なのですね。
自己満足なかも知れませんが、チームの輪を拡げることは会社にとってもプラスになると考えています。
②立ち位置を間違わない
2つ目は、立ち位置です。
他部門にアプローチするのですから、立ち位置を間違うと期待した結果は得られません。
理想の立ち位置は、ピラミッドの頂点にいるのではなく、サークルの中心から他部門とも相談できる関係性を拡げていくことです。
上から指示・命令するのではなく、「相談」を持ちかけるのです。
特に、他部門の立場が自分より下の人に対しても「相談」のスタンスを崩さないことが重要です。
他部門の若手も逆に相談してくれるようになり信頼を得ることで、チームの輪がグッと拡がっていきます。
③説得ではなく共感を得る
3つ目は、説得ではなく共感を得ることです。
関連部門とは商品企画・生産計画・品質対応など、日々さまざまな議論をします。
意見が対立することも、多々あります。
意見が対立すると、お互いが自分の主張を曲げず、相手を説得しようとしてしまいます。
しかし、相手を論破しても結局はしこりが残って後々協力してくれなくなるだけなのです。
結果として、チームの輪が拡がることには繋がりません。
説得ではなく「共感」を得る作業は、お互いの価値観を言語化しながら共通の判断軸を作っていく作業です。
いわゆる「ミッション・ビジョン・バリュー」を作るに繋がります。
今年一番の学び「腹落ち」
チームの輪を拡げる3つの学びに共通する感覚があります。
それは、「腹落ち」です。
チームをどこまで拡げるかを自分の中で腹落ちし、他部門のメンバーとも説得ではなく「共感=まさに腹落ち」を得ていく。
お互いに「腹落ち」しながらチームの輪を拡げていくのです。
この「腹落ち」という感覚はnoteのコメントにアドバイスを頂いた言葉で、今年一番の学びでした。
何かにつけて「腹落ち」を意識した1年になりました。
2022年も「腹落ち」をつくりながら、チームの輪を拡げていきます。
ありがとうございました。
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