高校の先生

公立高校の英語の先生10年目にして2024年度初めての転職を決意。 主に ①「先生」と…

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公立高校の英語の先生10年目にして2024年度初めての転職を決意。 主に ①「先生」という仕事について ②「先生」のお金事情 ③「先生」からの転職 について発信していきたいと思います。

最近の記事

③-(2)「先生」からの転職、「先生」の転職が難しい理由3選

こんにちは、高校の先生です。 高校の先生として10年働いてきて、今年度転職を決意し、実際に行動を開始しています。 転職を決意した理由は前回の記事で書かせていただきました。 今回は、「なぜ先生からの転職は難しい(と言われている)のかについて」私の考えを書いていきたいと思います。 ◯「先生」の転職が難しい理由理由①転職のタイミングが限られている 「教師には社会経験がない」 多くの人はそのように考えており、実際に学校現場で働いている私としてもそれは強く感じます。 実際

    • ③-(1)「先生」からの転職、転職しようと思った理由とタイミング

      こんにちは、高校の先生です。 少し間が空いてしまいました。 この間、自己分析にかなりの時間を割いていました。 それについては後日記事にしたいと思います。 今回は「なぜ転職しようと思ったのか」と、「そう思ったタイミング」について書いていきます。 ちなみに理由については、以前の記事でも少し触れています。 ◯転職しようと思った理由理由①定年まで働ける? 定年が65歳まで引き上げられ、私の場合は定年まで残り30年以上あります。 現在「先生」10年目ですが、あと30年以

      • ②-(2)「先生」のお金事情、【先生】✕【資産運用】=【???】

        こんにちは、高校の先生です。 前回の記事では先生の【給料】について書かせていただきました。 今回の記事では、【教員10年目現在の給与水準】と、公務員と抜群に相性のよい【資産運用】について書いていきたいと思います。 ◯教員10年目現在の給与水準 以前の記事では教員3年目の給与水準について記載しましたが、今回は10年目現在の具体的な数字をお伝えします。 ざっくりとした額は次の通りです。 給料額(基本給):316,000 地域手当:38,000 住居手当:30,000

        • ②-(1)「先生」のお金事情、給料について

          こんにちは、高校の先生です。 今回はズバリ、先生の【給料】についてお伝えしていきます! ◯給与水準の決まり方 「先生ってどれくらい給料もらえるんだろう?」 教員採用試験を受けることを決めた大学3年生の秋頃、ふとそんなことを考え、いろいろ調べたことを覚えています。 結論から言えば、インターネットの情報を駆使し様々なサイトやSNSで調べたものの、具体的な給料額や手取りについては分かりませんでした。 そのため、「公務員だから安定しているだろう」くらいの感覚で採用試験を受

        ③-(2)「先生」からの転職、「先生」の転職が難しい理由3選

          ①-(4)「先生」という仕事について、担任以外で大変だったこと②

          こんにちは、高校の先生です。 以前の記事で、担任で大変だったこと3選と、 担任以外で大変だったこと①を、 それぞれ紹介してきました。 今回は、担任以外で大変だったことの第二弾です。 今回紹介するのは、ずばり【部活動】です。 ◯部活動で大変だったこと(1)勤務時間の長さ 私は小学校5年生から高校3年生までの8年間、野球部に所属していました。 私の生い立ちについては、自己紹介のページで書かせてもらっていますので、よければ読んでみてください。 初めて採用された当時

          ①-(4)「先生」という仕事について、担任以外で大変だったこと②

          ①-(3)「先生」という仕事について、担任以外で大変だったこと①

          前回の記事では、「担任として」大変だったことについて主に3つ書きました。 今回は、10年間の教員経験の中で、担任業務以外で大変だったこと①を書いていきたいと思います。 先に結論から述べると、それは【職場の人間関係】です。 ◯職場の人間関係学校の先生もあくまで人間なので、色々なタイプの人がいます。 年齢に関わらず尊敬できる人もいれば、そうじゃない人もいます。狭い「学校」というコミュニティの中では「そうじゃない人」とも関わっていかなくてはいけません。 そういう意味では、

          ①-(3)「先生」という仕事について、担任以外で大変だったこと①

          ①-(2)「先生」という仕事について、担任で大変だったこと3選

          以前、「先生」という仕事の一般的な業務内容を紹介させていただきました。 今回は10年間先生を続けてみて、大変だったことの第一弾として【担任業務】について書いていきたいと思います。 1.担任とは? 今まで学校に通ったことがある皆さんに説明するまでもないかもしれませんが、概ねどこの高校にもクラスがあり、各クラスに【担任】と【副担任】がいるケースが多いと思います。 担任になると通常の授業や校務分掌に加えて、 ・朝、帰りのSHR ・LHR ・個人面談、三者面談 ・学校行事の

          ①-(2)「先生」という仕事について、担任で大変だったこと3選

          ①-(1)「先生」という仕事について、一般的な業務内容

          今回は「先生」という仕事の一般的な業務内容について紹介していきたいと思います。 「先生になるか迷っている」という人はぜひ参考にしてみてください。 1.全体像 「先生」という仕事は業務内容が多岐に渡ります。 自治体や校種にもよると思いますが、大まかに次のような業務内容に分類されると思います。 ・教科指導 ・グループ業務(校務分掌) ・担任・副担任業務 ・学年 ・部活動 ・その他ワーキンググループ それぞれの内容について一つずつ見ていきます。 2.教科指導 これは

          ①-(1)「先生」という仕事について、一般的な業務内容

          0-(3)2校目の5年間と転職活動に至るまで

          自己紹介の続き(Part3)です。 自己紹介Part1では生い立ち〜高校の先生になるまでを 自己紹介Part2では初任校の5年間を それぞれ紹介してきました。 1.異動〜現在に至るまで◯初任校から改善された点 2校目の学校では勤務時間が大幅に減少しました。 Part1の記事でも書きましたが、最初の学校では部活動の拘束時間があまりにも長く、年間の休日数は30日以下だったと思います。 2校目は部活動がそこまで盛んではないこともあり、土日の出勤はほとんどありません。(

          0-(3)2校目の5年間と転職活動に至るまで

          0-(2)初任校の5年間

          自己紹介の続きです。 1.初任校について 初任校(最初に配属される学校)は比較的都会にある学校でした。 偏差値的には50に満たないくらい。学校現場の経験がある方は分かると思いますが、比較的「やりやすい」学校です。 進学実績が良いわけでもなく、部活強豪校でもなく、割と落ち着いている学校です。 生徒たちもフレンドリー(友達のように接してくる生徒多数)で最初はかなり驚きましたが、すぐに慣れることができたと思います。 2.教科指導について ここが民間企業とは一番異なる点

          0-(2)初任校の5年間

          0-(1)生い立ち〜高校の先生になるまで

          自己紹介の続きです。 1.略歴 現在は首都圏の公立高校で英語の先生をやっています。年齢に触れていませんでしたが、現在32歳です。 ざっくりとそこまでの経歴をまとめると次のようになります。 地方(雪国)で生まれる ⇩ 幼少期〜高校まで地元で過ごす ・高校は地元の進学校 ・小中高の8年間野球部に所属 ・勉強しなさ過ぎて大学はどこも受からず ⇩ 予備校で1年間浪人 ⇩ 首都圏の国公立大学へ進学 ・大学時代は人文系の学部へ ・ESSという英語サークルに所属 ・就職

          0-(1)生い立ち〜高校の先生になるまで

          0 自己紹介

          初めまして。現在教員歴10年目の、普通の【高校の先生】です。 このnoteでは主に次の3点について発信していきたいと思います ①「先生」という仕事について ②「先生」のお金事情 ③「先生」からの転職活動の実態 ③にある通り、私は2024年度に転職活動を始めることを決意しました。 ただ、決して「教員なんてやってらんねーよ!!!」と思って転職活動を始めようと思った訳ではなく、「先生」という仕事に一定のメリットは感じています。でなければ10年も続けていませんよね。 なので

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