③-(1)「先生」からの転職、転職しようと思った理由とタイミング
こんにちは、高校の先生です。
少し間が空いてしまいました。
この間、自己分析にかなりの時間を割いていました。
それについては後日記事にしたいと思います。
今回は「なぜ転職しようと思ったのか」と、「そう思ったタイミング」について書いていきます。
ちなみに理由については、以前の記事でも少し触れています。
◯転職しようと思った理由
理由①定年まで働ける?
定年が65歳まで引き上げられ、私の場合は定年まで残り30年以上あります。
現在「先生」10年目ですが、あと30年以上自分が先生をやり続けているイメージが持てなくなってしまいました。
もちろん給料は安定しており、定年まで勤めればそれなりの退職金ももらえます。(支給率は年々下がっているようですが)
ただご存知の通り、「先生」は勤務時間が長いです。
現在の勤務校は部活が盛んではないこともあり、比較的早く帰れています。
しかし、部活が盛んな学校や、進学重点校等に異動になれば状況は一変します。
また、現在は役職等についていませんが、主幹教諭や管理職になったりすればますます勤務時間は増えてしまいます。
働き方改革が叫ばれる昨今の状況でも、学校を取り巻く環境がすぐに変わることはなさそうです。
体力的にしんどい。
これが一つ目の、そして一番の転職しようと思った理由です。
理由②この仕事自分に向いてる?
10年やってきて今更ですが、ここ最近は「この仕事自分に向いてるかな?」と自問自答する日々です。
そう思う具体的な理由は主に次の三つです。
(1)「子どもが好き!」と自信を持って言えない
(2)コントロールできない状況にストレスを感じる
(3)成果が目に見えるのに時間がかかり過ぎる
(1)はある意味致命的ですよね笑
もちろん子ども全然嫌いとかではないですよ!
仕事も問題なくやれているんですけど、「生徒との関わりを楽しめているか?」と聞かれれば、イエスとは言えないかな。
(2)についても当たり前なんですが、生徒・保護者絡みの件は本当に予測不可能なんですよね。
急な生徒指導や急な保護者対応が自分にとっては割とストレスです。
(3)はここ最近すごく感じる部分ですね。
生徒たちの成長を実感するのってすごく時間がかかるんです。
もちろん3年間見てきた生徒たちの卒業は本当に感動的なんですけど、最近このスピード感に少し悩まされています。
これらの理由から「本当に向いてるのかな?」とか、「こんな気持ちで向き合うのは生徒にも失礼だな」と感じてしまっています。
理由③自分に「力」ついてる?
「先生を10年やったきてどんな力がつきましたか?」
もしこんな質問をされたら私は
「先生の仕事をこなす力がつきました」
と答えるしかないと思います。
人生100年時代、転職も当たり前になってきている昨今、今のままではまずいなとひしひしと感じています。
仕事を通じて「自分にはこんな力がある」と自信を持って言えるようになりたいと最近は強く思うようになりました。
◯転職しようと思ったタイミング
では、いつ頃から転職しようと思い始めたか?
大きな転機は以下二つのタイミングです。
タイミング①初任校5年目
この時は本当に部活がしんどい時期でした。
平日7:30から19:30まで働き、土日もほとんど全て部活に費やしていました。
その時の内容はぜひこちらをご確認ください。
この時は転職というより「早くこの部活の状況から抜け出したい」という思いが強く、休職して大学院で学び直したいという思いが強くありました。
と言っても
部活つらい>大学院行きたい
という逃げの理由だったので、もちろん受からなかったんですけどね。
タイミング②2校目5年目(現在)
2校目で3年生の担任をやっている現在が二度目のターニングポイントです。
「先生」の仕事ってどうしても年度で完結するので、年度途中の転職が難しいんです。
また、担任を持ったら「卒業させたい」という情が湧いてしまうので、ここまでずるずる来てしまいました。
転職しようと思った理由は前述の通りです。
◯まとめ
今回は「安定の公務員」を捨てて転職しようと思った理由と、そう思ったタイミングについてお伝えしてきました。
具体的に今どんな事をし始めているかはまた次回以降記事にしていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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