多和 洋美 | kokage

4人のこどもたちとホームスクール暮らしをしてきました。2008年からアンスクーリング暮…

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4人のこどもたちとホームスクール暮らしをしてきました。2008年からアンスクーリング暮らし。ホームページ「ホームスクーリング・センターkokage」の解説コラムをはじめ、ホームスクール、自由教育、学校教育、公教育をテーマにつづっています。

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■なにがみつかるか ⑴日本でホームスクールを実践するために必要な基礎知識として、法律や制度、公教育について学びます。 ⑵ホームスクーリング制度が未整備な日本で実践するホームスクール暮らしのヒントを探ります。 ⑶人が人らしく生きていくとはなにか、考え続けます。 ■活動方針や頻度 ⑴研究論文を参考に、ホームスクール実践の可能性を探ります。 ⑵初めは手探りで不定期になりそうですが、月更新・定期を目指して励みます。 ⑶『ホームスクーリング・サポート掲示板』で提供してきた内容を共有します。 ⑷ホームスクール実践の現在と未来をつなぐために視野を拡げます。 ■どんな人に来てほしいか ・家庭学習の方法や手段を求める人には向きません。 ・「ホームスクールってなんだろう?」と知りたい、考えたい人を歓迎します。 ・正解はありません。これから起こるであろうホームスクール議論にであったとき、自分なりの考えや哲学をみつけたい人の手助けになりたいです。

  • ホームスクール・ファーストステップ

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  • ホームスクールをあたりまえに生きてる

    「ホームスクールをあたりまえに生きてる」シリーズを集めたマガジン 2022年5月スタート。 更新中。基本的に全文公開としています。 気に入ったら、ぜひご購読ください。

  • デスクーリング~学校に行かないことへの罪悪感を拭って~

    学校教育を選ぶ。オルタナティブ教育を選ぶ。その前に、学校教育信仰から脱し、新たに「教育とはなにか」「学びとはなにか」を問い直す。デ・スクーリングと、それにかかわるテーマ集。

  • はい、縫製室です

    お直しをしています。工業用ミシンを使い始めて4年目です。縫製しながら浮かぶあれこれを、思い出しながら書いていきまーす。

  • ホームスクール まなびのエッセンス

    家庭教育とホームスクールが重なる部分です。アンスクーリング暮らしで大切にしてきたことを振り返ります。

  • アンスクーリング・ファミリーひろみさん家のニンゲン論

    ホームスクールを始める親に必要な教養は?これまで生きてきた経験のすべてが、その糧であり、肥やしです。人生観や世界観、死生観もろもろを掘り下げることになるホームスクール暮らし。私もここで挑戦してみます。人間の在り方と葛藤もろもろなnote集。

最近の記事

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日本のホームスクール|公開版

 ホームスクールとはなんでしょうか。  《親と子が みずから選択するまなびのスタイル》のひとつです。   まなびの場、まなびのスタイル(ラーニングスタイル)をみずから選択し、創造することができる家庭それぞれのポリシー(哲学)に基づいたものです。   ホームスクールは、親の方針にこどもが従うというものではありません。親と子の協働作業ですし、家庭で織りなす物語をいいます。こどもを取り巻くまなびの環境を整えるのが、ホームスクーラー(ホームスクールを実践する親の意。)の役目だというこ

    • #33 沖縄に…ホームスクール的に生活している家庭って、どれくらいいるんだろうね?

      『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ No.33 沖縄に…ホームスクール的に生活している家庭って、どれくらいいるんだろうね?  2015年、こどもたちがそれぞれ15歳,13歳,12歳,8歳当時のつぶやきです。わたしは40歳目前の頃。アンスクーリング暮らし9年目の頃で、県を超えた引っ越しの次の県内の転居後。  やや都会が近くなり、社会教育施設の利用に期待したもののさほど外出する気持ちは高まらず、孤島状態でした。そんな環境で感じたことの忘備録。     2015年

      • 日本のアンブレラスクーリング社会

        【こどもを取り巻く環境】  メンバーシップ特典記事です。月額500円のメンバーシップ《ホームスクール資料館》に参加すると無料で読めます。  テーマカテゴリを「こどもを取り巻く環境」とします。  観点は「ホームスクール家庭に及ぼす環境について」です。  アンブレラスクーリングについて、ホームスクーリング・センター木蔭では2015年に公開したページ『多様なホームスクールの在りかた』で次のように書いています。  この記事で焦点をあてるテーマは「公教育の正規の学校から提供された

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        • ”ホームスクーリングを伝える”とき~その理由~

           『”ホームスクーリングを伝える”とき』シリーズです。  ホームスクール(ホームスクーリング・アンスクーリング)を始めた理由はなんですか?  そう質問されることはありますか?  わたしは、あったようななかったような…。定かではありません。なんだか漠然とした質問なので、どのように答えたらいいのか、なにを聞かれているのか、いつも考え込んでしまいます。  「ホームスクールを始めよう!」と思って始めたわけではないからかもしれません。我が家の場合ですが「学校に行かない暮らしもあって

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          『学校は義務じゃない School is not compulsory イギリスのホーム・エデュケーション実践の手引き』(1997年)

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          【ホームスクール研究】メンバーシップ特典記事です。 #今年のベスト本  ホームスクーリング・センター木蔭 つなぎあい>日本のホームスクールの歴史  上記のページでイギリスのホームページ組織《Education Oterwise エデュケーションアザワイズ》について触れました。この内容は参考論文からの引用にとどまっていましたので、エデュケーションアザワイズ・ジャパンについての資料がないかを探していました。そして、次の書籍を見つけました。引用しながら、日本の場合をあてはめて考

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          『学校は義務じゃない School is not compulsory イギリスのホーム・エデュケーション実践の手引き』(1997年)

          ホームスクール運動と公教育への影響/ホームスクール組織のメリットとデメリット

          「ホームスクール・ファーストステップ」に参加すると最後まで読めます

          【ホームスクール研究】  メンバーシップ特典記事です。月額500円のメンバーシップ《ホームスクール資料館》に参加すると無料で読めます。 ホームスクーリング・センター 木蔭です。 2023年8月に次のページを更新しました。  この記事は、ぜひ次のホームスクール研究noteとあわせてお読みください。言葉の共通理解の手助けとなります。同じ言葉でも米国で意味するところと日本で意味するところは異なる部分があることが確かめられました。日本のホームスクールを語るうえで前提をそろえること

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          ホームスクール運動と公教育への影響/ホームスクール組織のメリットとデメリット

          ホームスクールと制度:米国の歴史と法から日本の現状を見る

          「ホームスクール・ファーストステップ」に参加すると最後まで読めます

          【ホームスクール研究】  メンバーシップ特典記事です。月額500円のメンバーシップ《ホームスクール資料館》に参加すると無料で読めます。  ホームスクール事例や制度はよく米国を例に取り上げているようですね。私は諸外国のホームスクール制度に詳しい訳ではありません。むしろ関心をあえて向けてきませんでした。  なぜなら。 日本には日本のホームスクールの在り方がある それを強く感じていたからです。大部分は文化的な背景から成るもので、「学び」や「法体系」の概念の違いがありますね。日本

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          ホームスクールと制度:米国の歴史と法から日本の現状を見る

          ”学校教育の多様化”と”多様なオルタナティブ教育”の在り方

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          【ホームスクール研究】  メンバーシップ特典記事です。月額500円のメンバーシップ《ホームスクール資料館》に参加すると無料で読めます。  論文を参考文献としてとりあげています。感想や批評ではありません。論文をよみながら、次々と思い浮かべるあらゆる課題をかきつづっているものです。  答えにたどりつくまでにできることは疑い続けることでしょうか。問い続けることでしょうか。  「その考えは間違っています」と指摘する考えや論を私はいつも欲しています。そうして「わたしは間違っていた。

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          ”学校教育の多様化”と”多様なオルタナティブ教育”の在り方

          高校教科書を読みたいと思ったら~【提案】探し方・選び方~

          「ホームスクール・ファーストステップ」に参加すると最後まで読めます

          (最終更新:2023/6/10) 【メンバーシップ特典記事】全体公開記事です。  ホームスクール、たのしんで♪ 教科書を選ぶことができる  ホームスクールで過ごすこどもたちは、小中学校の義務教育期間は、在籍する学校の生徒となっています。家庭で教科学習をする場合、在籍校で使う教科書は無償でいただけるので、ほとんどのご家庭ではそれを使うことが通常だと思います。もちろんそれ以外の教科書を使ってもなんら問題はありません。さらに高校で使う教科書となれば、限定される理由がないので、好き

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          高校教科書を読みたいと思ったら~【提案】探し方・選び方~

        記事

          『学校は義務じゃない School is not compulsory イギリスのホーム・エデュケーション実践の手引き』(1997年)

          【ホームスクール研究】メンバーシップ特典記事です。 #今年のベスト本  ホームスクーリング・センター木蔭 つなぎあい>日本のホームスクールの歴史  上記のページでイギリスのホームページ組織《Education Oterwise エデュケーションアザワイズ》について触れました。この内容は参考論文からの引用にとどまっていましたので、エデュケーションアザワイズ・ジャパンについての資料がないかを探していました。そして、次の書籍を見つけました。引用しながら、日本の場合をあてはめて考

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          ”ホームスクーリングを伝える”とき~その根拠~

           ホームスクーリング・センター木蔭  まなびあい>オルタナティブ教育のはじめかた「学校対応の心得八つ」  我が家はアンスクーリング暮らしで過ごしてきました。  長女は9歳から、長男は7歳から、それぞれ小学校に登校するのをやめました。次男は4歳から登園をやめ、小学校は3日で「行かない」と本人が決めました。末っ子は生まれた時からキョウダイたちがすでに家で過ごすことがあたりまえな環境だったため、このうえなくよい環境でしたから、当然のようにアンスクーリング暮らしで過ごしてきました。

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          ”ホームスクーリングを伝える”とき~その根拠~

          はじめまして、と、よろしく多和 洋美|kokage

          クリエイター名を新たにしました kokageから、多和 洋美へ お初のかたは、はじめまして。  フォローしてくださっているかた、表示されるクリエイターネームが変わりますが、どうぞよろしくお願いいたします。  なまえ。  自分の名前は、わたしはいつでもしっくりとなじんだことがありませんでした。幼いころから。  苗字も、下の名も。  インターネットでブログなど始めるにあたってハンドルネームを決めるということを知り、初めて自分の呼び名を考え、変え、使うことができるようになってや

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          2023年の作品・なにを作ったかな

           画像で振り返り。今年はなにを作ったのでしょう。  計14点を完成しました!  現在、進行中の作品が1点。年を越すか、越さないか!?  服作りは、こどもが生まれてからずっと。手縫いからミシンへ。  綿100%のこども服が欲しくて。最初に縫ったのは手縫いの甚兵衛だったかな。  コストは買うよりも3分の1っていうけれど、時間も手間もかかりますね。縫う時がいちばん楽しいかな。パターンを写すのがいちばん面倒くさいなぁって思ってたけど、パターンを描くところから始めたから、それも工夫が

          2023年の作品・なにを作ったかな

          ♯32 親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?(親の教育権)

          『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第32弾 親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?  つぶやきです。条文など引用したカチっとした文章は次の機会に書きます。ひとまず今日は、つぶやきエッセイです。  「親の教育方針でホームスクールを選択し、こどもを学校に行かせないと就学義務違反となる」…というような文章を、最近、複数個所で目にしました。  数年前のことですが、私は確かに似たような説明をした覚えがあります。 が、「似てる」かもしれないけど、全然違

          ♯32 親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?(親の教育権)

          はい、縫製室です/縫製工程ごとに妄想するあれこれその①

           縫製の工程は(ズボン丈詰めの場合) 1)「カット」 ①仕上がり線のピン打ち位置にチャコでしるしをつける ②スラックスを整えて置く ③仕上がり線を引く(”まっすぐ”引く。「まっすぐってなんだ!?」ってよくなるから「まっすぐ」を探すまでの手間が意外とかかることも。) ④縫い代分の線にしるしをつけてカットする ⑤丈詰めが短いと、”解き(ほどき)”をする。(これが地味にいちばん面倒くさい) ⑥裾上げ幅の調整の為に裾周りの”幅の詰め・出し”をおこなう(数ミリ単位の作業です。縫い代を利

          はい、縫製室です/縫製工程ごとに妄想するあれこれその①

          #31 どうしてホームスクールなのかしら 

          『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第31弾 どうしてホームスクールなのかしら 「できるまで練習するよ。苦手をつぶしていくよ。 できたら合格。次のステップへ。」  どうも、そういう姿勢は性に合わないみたいです。  苦手は苦手のままでも大丈夫。今、できなくても大丈夫。  大切なことは、「苦手だな」と知っていること、わかっていること。  「できなかったことがある」と知っていること、わかっていること。  ホームスクールで暮らしていると、日々、自分とつきあっている

          #31 どうしてホームスクールなのかしら 

          #30 アンスクーリング。”学び”を感じるとき

          『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第30弾 アンスクーリング。”学び”を感じるとき  時間割がありません。   カリキュラム(体系)がありません。  そんなホームスクールのスタイルを”アンスクーリング”とよんでいます。  「学びを選ぶ」「学び方を選ぶ」。そんなフレーズをよく目にするようになりました。その通りなのだけど、私も確かにこれまでそういった表現をしてきたと思うのですけれど、どこかなんだかほんのすこ~しだけ違和感を覚える気がして。どうしてなんでしょう。

          #30 アンスクーリング。”学び”を感じるとき

          #29 恵まれた環境は偶然の賜物

          『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第29弾 恵まれた環境は偶然の賜物  アンスクーリングがはじまったのは、本当に偶然。  こどもたちが園や学校に通うことが合わなくて、家庭で過ごす方法もあっていいんじゃないかなって思って過ごしているうちに「ホームスクール」って概念にたどり着いたこと。  学生時代(90年代)にサドベリースクールの特集番組を見ていたことがあって、その過ごし方が理想だとも思っていたこと。  こどもがこどもらしく健全で健康で生きてる暮らしぶりを、

          #29 恵まれた環境は偶然の賜物

          ホームスクール運動と公教育への影響/ホームスクール組織のメリットとデメリット

          【ホームスクール研究】  メンバーシップ特典記事です。月額500円のメンバーシップ《ホームスクール資料館》に参加すると無料で読めます。 ホームスクーリング・センター 木蔭です。 2023年8月に次のページを更新しました。  この記事は、ぜひ次のホームスクール研究noteとあわせてお読みください。言葉の共通理解の手助けとなります。同じ言葉でも米国で意味するところと日本で意味するところは異なる部分があることが確かめられました。日本のホームスクールを語るうえで前提をそろえること

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          ホームスクールと制度:米国の歴史と法から日本の現状を見る

          【ホームスクール研究】  メンバーシップ特典記事です。月額500円のメンバーシップ《ホームスクール資料館》に参加すると無料で読めます。  ホームスクール事例や制度はよく米国を例に取り上げているようですね。私は諸外国のホームスクール制度に詳しい訳ではありません。むしろ関心をあえて向けてきませんでした。  なぜなら。 日本には日本のホームスクールの在り方がある それを強く感じていたからです。大部分は文化的な背景から成るもので、「学び」や「法体系」の概念の違いがありますね。日本

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          経験知は経験値ではないよね

          経験知は経験値ではないよね  とても単純な話なのです。  ”経験したことだけ信じる”からといって、それが”全部知ってる”とか”経験値が高い”ってことではないよなぁってことなのです。  「そんなことは聞いたことも無い」  「そんなことは知らない」  そこから導き出される次の行動が 「だから、それは間違っている」 「だから、それは正しいはずがない」 と、そんな道理はないんじゃないかな。  だから、こんな風なのがたのしいです。 「なに?聞いた事が無い。」と、口が言っ

          経験知は経験値ではないよね