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ホームスクールをあたりまえに生きてる

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「ホームスクールをあたりまえに生きてる」シリーズを集めたマガジン 2022年5月スタート。 更新中。基本的に全文公開としています。 気に入ったら、ぜひご購読ください。
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記事一覧

#33 沖縄に…ホームスクール的に生活している家庭って、どれくらいいるんだろうね?

#33 沖縄に…ホームスクール的に生活している家庭って、どれくらいいるんだろうね?

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ No.33
沖縄に…ホームスクール的に生活している家庭って、どれくらいいるんだろうね?

 2015年、こどもたちがそれぞれ15歳,13歳,12歳,8歳当時のつぶやきです。わたしは40歳目前の頃。アンスクーリング暮らし9年目の頃で、県を超えた引っ越しの次の県内の転居後。
 やや都会が近くなり、社会教育施設の利用に期待したもののさほど外出する気持ちは

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♯32 親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?(親の教育権)

♯32 親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?(親の教育権)

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第32弾
親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?

 つぶやきです。条文など引用したカチっとした文章は次の機会に書きます。ひとまず今日は、つぶやきエッセイです。

 「親の教育方針でホームスクールを選択し、こどもを学校に行かせないと就学義務違反となる」…というような文章を、最近、複数個所で目にしました。

 数年前のことですが、私は確か

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#31 どうしてホームスクールなのかしら 

#31 どうしてホームスクールなのかしら 

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第31弾
どうしてホームスクールなのかしら

「できるまで練習するよ。苦手をつぶしていくよ。
できたら合格。次のステップへ。」

 どうも、そういう姿勢は性に合わないみたいです。
 苦手は苦手のままでも大丈夫。今、できなくても大丈夫。
 大切なことは、「苦手だな」と知っていること、わかっていること。
 「できなかったことがある」と知っていること、わ

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#30 アンスクーリング。”学び”を感じるとき

#30 アンスクーリング。”学び”を感じるとき

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第30弾
アンスクーリング。”学び”を感じるとき

 時間割がありません。 
 カリキュラム(体系)がありません。
 そんなホームスクールのスタイルを”アンスクーリング”とよんでいます。

 「学びを選ぶ」「学び方を選ぶ」。そんなフレーズをよく目にするようになりました。その通りなのだけど、私も確かにこれまでそういった表現をしてきたと思うのですけれど

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#29 恵まれた環境は偶然の賜物

#29 恵まれた環境は偶然の賜物

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第29弾
恵まれた環境は偶然の賜物

 アンスクーリングがはじまったのは、本当に偶然。
 こどもたちが園や学校に通うことが合わなくて、家庭で過ごす方法もあっていいんじゃないかなって思って過ごしているうちに「ホームスクール」って概念にたどり着いたこと。

 学生時代(90年代)にサドベリースクールの特集番組を見ていたことがあって、その過ごし方が理想だ

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#28 アルミホイルを使い倒す

#28 アルミホイルを使い倒す

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第28弾
アルミホイルを使い倒す

 こんなにおもいきり引き出す片棒を担いだのは、生まれて初めてだったので、ハラハラドキドキしました。

 お次は、アルミホイルで効果音を出しています。「冷たいだろう?」と。ゆっくりとした手の動きで、氷の音をイメージさせる音を創っています。

(実際、保冷剤で演出もしてました。)

 
 片腕に巻き付けて、「鉄に替え

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#27 ~日本独特の文化です~③入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです

#27 ~日本独特の文化です~③入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第27弾
入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです③
~日本独特の文化です~

 完結編です。これまでの経緯は…。

 学校を批判することが目的ではないですよ。ただ、もう少し上手なやりかたがあったでしょう?という提案です。
 だって、やることなすことのなにもかもが、「上への報告のためにしなければならない」「本来の業務ではな

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#26 ~卒業証書授与式に不参加したら~②入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです

#26 ~卒業証書授与式に不参加したら~②入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第26弾
入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです②
~卒業証書授与式に不参加したら~

その①、その③があります。

 何が起こったのか。

 順を追って話した方がよいでしょうか。

 いきなり余談ですけれども、「連絡を取りたい」ならば「連絡を取りやすい時間帯を把握して、その時間に連絡を取る」という行動は常識だと思ってい

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#25 入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです①

#25 入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです①

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第25弾
入学や卒業が「おめでとう」とお祝い事であることに違和感があるんです①
~卒業証書を受け取りました~

 久しぶりに書いたら、うっかり長文になってしまいました。その②、その③があります。

 熟成noteです。執筆を再開。少し前に書き始めたお話です。

 今年の3月は我が家の末っ子が中学校を卒業する年に当たりました。
 我が家はご存じのアン

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#24 「心配」ってほんっと、、、いらない。返します。

#24 「心配」ってほんっと、、、いらない。返します。

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第24弾
「心配」ってほんっと、、、いらない。返します。

 【心配だから】とアドバイスをたくさんしてくれても、それは「あなたには無理だから」「あなたはできないから」「あなたは未熟だから」「あなたは知らないから」とネガティブなメッセージになるだけで、元気がもらえません。

 そんな心配は「あなた自身で、私の心配をふきとばすように努力しなさい」と期待

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#23 はげまし、いろいろ。丁度良い塩梅は自分で加減する

#23 はげまし、いろいろ。丁度良い塩梅は自分で加減する

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第23弾
はげまし、いろいろ。丁度良い塩梅は自分で加減する

 毎日、まったく同じ自分でいるなんてことは、まぁ、できないよね。

 ご機嫌な時、不機嫌な時、調子が良いとき、調子が出ない時、心が穏やかな時、理由や原因があってもあくてもどうしてだか不安な気持ちに襲われる時、安心できる時、なんだか心配でたまらなくなる時、いろいろです。

 そんないろいろ

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#22 「学びたいところ」に望む環境

#22 「学びたいところ」に望む環境

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第22弾
「学びたいところ」に望む環境

 親は「先生」にはなりません。
 むしろ「なってはいけない」と戒めるほどだと思ってきました。

 だって親と子の関係が濁るからです。教師と生徒の関係になる必要性を感じません。親と子の間に生じる営みで充分だからです。親と子は学び合う家族ですね。親がすべてを知っている必要はありませんし、そんなに気負わなくても大

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#21 ホームスクーリングの時間

#21 ホームスクーリングの時間

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第21弾
ホームスクーリングの時間

 ホームスクーリングってなんだろう?という素朴な疑問から始まります。
 はじめに。我が家はアンスクーリングとしていますが、それは、「こういう暮らしってアンスクーリングにあてはまるといっていいな」と思っているから。よく知られている言葉で表現するなら「非学校」的暮らしというわけです。それは、やはりホームスクーリング

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#20 「それは報告しようよ」とつい思ったけれど

#20 「それは報告しようよ」とつい思ったけれど

『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第20弾
「それは報告しようよ」とつい思ったけれど

 ちょっと笑ってしまった話です。ホームスクールがあたりまえな我が子たちの感性に、いまだ私も驚いています。

 お出かけしていたある日、休憩中に着信履歴に気づきました。末っ子が在籍する中学校からでした。すると、21歳の長男が思い出したようにこう言うのです。

「そういえば、少し前に(次女が在籍する

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