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短編

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1つの記事で完結する短編を集めました。
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#小説

そこは四角い箱の中

そこは四角い箱の中

寝れない
君は寝れない
かわいそう
かわいそう

寝させなきゃいいんだ
誰か遊んであげればいいのに
かわいそう
かわいそう

君は赤が好き
いつも赤色を身に纏う
僕はそれを遠くから見てる
美しい
美しい

君は夢を見てる、
それはとても幸せな夢、
君は悪夢なんて見ない。
いいな
いいな

僕もそこで幸せになる
君はもう夢を見ない
かわいそう
かわいそう

ゴミを1つ見つけました

ゴミを1つ見つけました

歩道に空き缶を見つけました

私はゴミだと思いました

彼らはずっと死んでいたから

歩道に虫の死骸を見つけました

私はゴミだと思いました

でも彼らは生きていた

では人間の死体は?

ーーーーーー

「過去はどうあれ、死んだらゴミとなってしまうのですね。」

人工知能(AI)は言った。
密閉された空間に無機質な声が響く。
私はその生きていない、死んだ音声に耳を傾け続けていた。

ーーーーーー

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鬼が来る

鬼が来る

鬼が来る

彼女は鬼が「悪」と定められたことを恨んでいる

悪い鬼が来る

鬼自体に「悪」が定義づけられているなら「悪い鬼」という言葉は「良い鬼」の存在を証明するものである。

ーーおかえりなさいーー

彼女はまた1つ心を閉ざした。それよりも「守った」という行為に近いのだろうか。

鬼が来た

今日は少し頑張ろう。

良い鬼が来た

「良い鬼」とは何だろう、言葉だけでは中和されている。たぶん視点の

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