tatsuya nakagawa

photographer .

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最近の記事

展示します

徒歩で九州を南下した旅の道中で撮影した写真と、 その際に書いた文章を見て、 「これが自分だ」と言い切れるものを感じた。 だから、2023年に個展「中川達也」を開催した。 それから1年が経ち、 まだ別れを告げられていない存在があり、 言い残したことがあることに気付く。 そこで、今大切にしている人たちを写真に収め、 2024年に個展「p.s.」を開催した。 出し切ったと思ったあとで 塞がっていた感情に目が届く まだ伝えれてないことがある。 9/6-9/8に行われるイベント

    • 先輩の個展「プラネタ」へ

      今日はスタジオ時代の先輩である 稲垣さんの個展に行ってきたよ ↑フライヤーでも使用されている"日本"の写真を撮っているとき 「これを撮ってる自分は宇宙だ」と気付き 展示のタイトルになったのだと言う。 それは、稲垣さんの写真との向き合い方が的確に現れた ひとつの言葉になっていると感じた。 僕の中で稲垣さんが撮る写真は、 スタジオ時代から"ブツ撮り"だった。 1人でスタジオに篭り 何時間もかけて満足のいく1枚を作り出すスタイルは、 真似できないし出来上がりのクオリティもす

      • 短編映画「さよなら、できない」試写上映を終えて

        お久しぶりです 6/28-30での個展p.s.にて 短編映画「さよなら、できない」 試写上映を無事迎える事ができました。 初めての映画制作という事もあり たくさんの人が気にかけてくれていた中、 何も言わずに次にいくのは違うのかなと思い ここに記しておきます。 楽しかったも、苦しかったも いろんな気持ちが入り混じり、まだ一つの感情になっていないけど 「人と生きることは人に迷惑をかけてしまう事」だと つよく感じる事が多く 制作の日々を思い返すと 自己嫌悪に入り、かなしくなって

        • 風と空と光と人へ

          これは、たぶん 視力が落ちたのだ 老いによってときどき 命のおわりに触れるとき。 すべて終えたら、終わるのだろうか 引越しを計画した翌朝 早起きをして、家の周りを歩いた 久しぶりにフィルムを巻いた ドアを開けたときの風 吹き抜けの下からの空 ここにしか落ちない光 家の前の曲がり角から人が出てくるのを ファインダーを覗きながら待ってるとき 不思議と(映画みたいに)泣きそうになった さびしいとか、そういう気持ちじゃない これは、たぶん 写真をしているのが嬉しかったんだ

          ハテを経て

          いかがお過ごしですか? 私はと言うと6月末の個展を終え、 魂がしおれた1ヶ月でしたが ようやく形を取り戻そうとしています。 もう終わった事なのですが いま少し気付いたのでここに記しておく。 「僕のたいせつな友達」を展示した今回の個展は モデルとなった方たちの 友達が見に来て初めて成り立つんじゃなかったのか、と 思った よ。 誰に受け取ってもらうか、までもが表現だったんだネ 今日は、以前宣材写真を撮らせてもらった下野はなさんの写真展にお伺いした。 「旅のゆくさき」 最

          p.s.個展を終えて

          2024年6月28日-30日 中川達也 個展 「p.s.」 個展が終わった。 搬出が終わり真っ白になった会場に 海の音だけが流れている。 個展が終わった。 あの景色を共有できてよかった。 みんなと、大切な人に。 今を生きるって 今を残し続けることで 写し続けることで 描き続けることで 歌い続けることなんだね それが表現者の使命なんだって そんな当たり前のことに、 ちゃんと気付けてよかった。 個展会場となったearth galleryの坂丸さん 開場中、ずっと傍にいて

          p.s.個展を終えて

          #22 能登へ

          2024年1月1日に能登半島地震があった場所で 6月3日にも震度5強の発生が起き、 ニュースを見て驚いたのは 壊れたままの町の姿。 公費解体要請も通らず 手付かず状態になってる家たち。 1月1日の地震から半年が経ち、 どこか”もう大丈夫”と思ってる自分がいて、 それが情けなかった。 6月28日〜30日、海をテーマに個展をします。 ”海がすき” でも、簡単にそうも言えない環境になった人がいる。 この気持ちのまま 個展を迎えたくないと思い、 これから能登に行きます。 僕た

          ¥500

          #22 能登へ

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          #20 個展のお知らせ

          早送りみたいなスピードの雲 台風が近づいている 生活につきまとう この悔しさがなくなった時 夢は終わるのだと知る ぼくたちは 受け取る人がいてこそ 伝えたものが伝わる SNSは もうあまりやってないけど いいねの数だけ安心する やっぱり 両手を伸ばした分しか触れない 歩いていれば いつか居なくなる 大丈夫と思えるような 手紙を撮るよ カメラを持った僕だから やっと言える気がする。 中川達也写真展「p.s.」 2024年6月28日(金)-6月30日(日) 13:0

          ¥500

          #20 個展のお知らせ

          ¥500

          #18 映画撮影が終わり

          初めての短編映画の撮影が終わりました。 ちゃんと言葉にしたくて、少し時間がかかりました。 関わってくれた制作スタッフ オーディションにご参加頂いた方々 応援してると声をかけてくれたみんな ありがとう。 顔合わせの時に放った言葉で 「"初めてだから"で許される作品にしたくない "初めてだから"自分のすべてを出し切りたい」 そのために色んなものを犠牲にして (というか、皆にも無理をさせて) 今の僕の全力で、妥協せずに撮り終えることができました。 僕の中での伝説となった

          ¥100

          #18 映画撮影が終わり

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          #17映画撮影、前日

          明日はついに映画撮影 機材のリハーサルが終わり深夜2:30 明日は6:30集合 いつだって 時間は足りないものよな どうなるんだろう。 どうなろうが、 後悔しない方を選びたい。 短くてすみません 応援してください 100円のクラファン↓

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          #17映画撮影、前日

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          #16またひとつ、夢が叶おうとしている

          リハーサル前日 やる事がまだたくさん残ってるけど このタイミングで残しておきたい事がある カメラマンになるんだー!と突然言い出し 大学を辞め地元を飛び出したのが遥か昔。 年月と苦難を乗り越え2022年にデビュー。 夢を叶えた僕がまず思った事は 「次はなにを目指そう」 映画監督をやるんだー!と突然言い出したのが2023年。 そこから映画を見続け、脚本の勉強をしました。 「2024年にある自分の個展に上映したい」と 人生で初めて書いた脚本を 木村聡太と大原海輝に見てもらった

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          #16またひとつ、夢が叶おうとしている

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          #15 近況、メモ回

          1泊4日の京都に帰り(2日は夜行バス) めっちゃ寝て めっちゃ食べて めっちゃ笑ったら ふつうの人間に戻りました 6日前くらいに ほんとうに心が弱ったのだけど 今は、それも経験できてよかったとすら思う ここ最近の流れが早く、簡単に忘れてしまうので 気付きメモを残しておきます。 ・実家で見た夢、実家だった ・写真にルールはないと、教えてくれたのは写真だったじゃん ・”海の話”を会った人とするようにしてる。 「あなたにとって海ってどんな存在?」 日本で海を知らない人はい

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          #15 近況、メモ回

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          #13 メンタルブレイク⭐︎

          うまくいかない事が1個でも起きると もうだめだという気持ちになるくらい 表面張力ぎりぎりの生活の中を歩いてて 朝起きて携帯の充電できてなかったり 足の裏にコピー用紙くっついてきたり 身体に毛が生えてることに気付いたり 服に合わない靴下履いてきたり 既読もつかない連絡溜まってたり 1人で頑張ればできることは 無理してでも寝ないでやれば出来るけど 1人では出来ないことを やりきるには(全て)足りなくて うまくいかない事が重なり 人間の形を保ってるので精一杯で 電車の なる

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          #13 メンタルブレイク⭐︎

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          #12 春になったら

          p.s. 水をあげすぎて 枯れてしまった花は しあわせだったろうか 春になると そんな事ばかり 思い出す 慣れ親しんだ お弁当屋さんの いつもの味に飽きたとき 鳥がたくさん鳴いていて 風が優しく吹いていた ねむって起きて 笑って、食べる たまに湯船に浸かる私 つじつま合わせで生きちゃった --- 短編映画「さよなら、できない」 脚本監督撮影:中川達也 --- 上映 6月28日-30日 中川達也個展「p.s.」 --- よろしくお願いします

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          #12 春になったら

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          #11 WSオーディションがおわり

          自分の中の当たり前が 他人から見たら当たり前じゃないってこと 当たり前だけど、気付かなかった。 昨日は短編映画の WSオーディションを開催しました。 (改めてご応募頂いた212名の皆さんありがとうございました) あと、今回は日程合わないけど協力したかったって言いに来てくださった方も。 1. はじめに、自己紹介を兼ねて作品を見て感じた事を写真に撮って見せてくださいという、非常にウエイトのかかる課題を出させてもらいました。 (ありがとうございました) 作品を見た後にどんな表

          #11 WSオーディションがおわり

          #10 個展&映画のお知らせ

          ほとんど寝てない 夢を叶える前ってこんな感じだったなあと 脳が燃える感覚に、ワクワクしてる自分がいる 今回のブログは 個展の詳細が決まりましたのでご案内と 短編映画オーディションにご応募頂いた方へのご連絡です。 ---- 中川達也  2024年個展「p.s.」 "ともちゃん9さい"という名義でアーティスト活動をしている彼女は 僕の人生を変えてくれた人の1人だ。 出会いは2011年の冬。YouTubeでたまたま流れてきた彼女の音楽に衝撃を受け、僕は"表現"という道に興味

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          #10 個展&映画のお知らせ

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