ハテを経て



いかがお過ごしですか?
私はと言うと6月末の個展を終え、
魂がしおれた1ヶ月でしたが
ようやく形を取り戻そうとしています。

もう終わった事なのですが
いま少し気付いたのでここに記しておく。

「僕のたいせつな友達」を展示した今回の個展は
モデルとなった方たちの
友達が見に来て初めて成り立つんじゃなかったのか、と
思った
よ。

誰に受け取ってもらうか、までもが表現だったんだネ

今日は、以前宣材写真を撮らせてもらった下野はなさんの写真展にお伺いした。
「旅のゆくさき」

最初に感じた気持ちは
「やっぱり個展って良いなぁ」
個展は、表現のひとつだと思う

写真や絵や音楽といったものたちの隣に
個展という表現も存在する

伝わるかなあ、でも
そんな風に感じれた良い夜だった。


いかがお過ごしですか?
私はと言うと、6月末の個展を終え、
しおれた魂は勢いを増し
すべて終わってしまおうと思った程でした。

A0サイズのパネルたちは今も僕の部屋の中。
作業机の引き出しには
過去10年分の大量の撮影データが残っている。
僕の記憶の映像は、いつも写真だ。
僕の写真は、僕の人生だ。

初めての写真詩集「夢のつづき」を作ってから
もうすぐ10年。

来年、写真詩集を作ろうと思います。
タイトルは「夢のおわり」

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