Tatsuya Kitamura

メディカルデザインラボ株式会社 代表取締役 | Goodpatch Anywhere …

Tatsuya Kitamura

メディカルデザインラボ株式会社 代表取締役 | Goodpatch Anywhere UXデザイナー。医療×デザインで医療機器開発の支援やwebサービスのUXデザインをやっています。神戸大学大学院 医学研究科 医療創生工学専攻に在学中。

最近の記事

医療にチャレンジしないか?

この記事はフルリモートデザインチームGoodpatch Anywhere Advent Calender2023 12日目の記事です。 まえおき皆さんこんにちは、きっとです。 Goodpatch AnywhereでUXデザイナーとして、さまざまな領域の皆さんと切磋琢磨し、モリモリと成長する日々を過ごしています。 普段は、バイオデザインを活用した医療機器開発の支援をメインでおこなっております。このほかにも医療系webサービスのデザインや他にもいわゆるデザイン事務所のように、

    • 夏休みもそこそこに。

      ここまでnote を書かなかったのは、自分自身かなり忙しかったんだと思います。正直修士Q1、Q2はかなり大変でした。何かの参考になるかもしれないので、参考がてら振り返りをしておきます。ちなみに写真はほぼありません。いろんな事情がありますからね。 ちなみに僕が入学した大学院は、神戸大学大学院医学研究科医療創成工学専攻です。相変わらず長い。 受験前は書いていたので、そちらもよければどうぞ。 ということで、2023年4月から授業がスタートしました。 この専攻は、医療機器を開発

      • 輪読会の勧め

        昨年11月から医療研オープンラボの分科会として、バイオデザイン輪読会を企画、運営しています。 ちなみに医療研とは、一般社団法人神戸市機械金属工業会の医療用機器開発研究会という部会のことで、僕は数年前から参加しています。 ということで、医療従事者はもちろん、医療機器開発メーカーやデザイナーの方にとっては、必須のデザインプロセスと言えるかもしれません。 書籍は、2022年7月くらいに第2版が発刊されました。 ですが、難点は・・・ 【判型・頁】A4変型判・840頁!! 超大型

        • たまにはアートにふれよう

          最近美術館や博物館などでアートをじっと眺めた人、何人いるだろう。 コロナもあり、リモートワークが普及していく中で、外に出かけること自体が減りましたよね。最低限の行動しかできないなんて、生きづらさでしかない。働いて食べて寝ての繰り返しはあまりに無味すぎる。 時間がないんだよね〜アートに興味はあるんだけど、とこぼすあなたへ。 さぁ読んだらいく先は一つ、美術館へ。 アートを理解しようとしなくていい 自分自身、アートの造詣は皆無だと思っています。別に美大を出ているわけでもない

        医療にチャレンジしないか?

          SaMDの現状と開発課題について その2

          前回に続いてSaMDの現状と開発課題について 書きたいと思います。前回から読みたい方は下からどうぞ。 SaMDの現状 このセミナー内では、SaMDラグが発生、保険収載の事例の少なさを指摘されていました。 SaMDの承認品目を日米で比べてみると、大きな差が明らかになります。そもそも申請数の少なさから承認数の少なさが顕著です。 https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/iryou/20201019/20101

          SaMDの現状と開発課題について その2

          SaMDの動向と課題について勉強会に参加してみた その1

          11/2 ANCHOR神戸で「プログラム医療機器(SaMD)に関する国内外の動向と開発上の課題」についてセミナーがあったので、急遽こちらに参加してきました。 アンカーKOBEは、神戸市が開設し神戸新聞とトーマツが運営する会員制ビジネススクエア。阪急三宮駅直結のビル15Fにあって、神戸を一望できるとっても素晴らしい場所でした。 プログラム医療機器とは 厚生労働省の「プログラムの医療機器該当性に関するガイドライン」には、こう書かれています。 まぁなんとなくわかる感じの説明

          SaMDの動向と課題について勉強会に参加してみた その1

          Vol.4 受験が終わって

          このnoteは、僕が大学院受験を振り返り、忘れずに書き残そうと思って始めたものです。 まだ最初から読んだことのない方は、こちらからどうぞ。 さて、今回は受験が終わった後について書きたいと思います。このエントリーもそろそろ終わりに近づいてきましたね。 受験後は無心で待つ やることやったし、とにかく受験後は待つしかありません。今回は結果発表まで約2週間。とはいえ気になることが頭を巡ります。 なんせ、受験会場では、おそらく社会人は僕だけっぽい。みんな大学から院に上がるタイプな

          Vol.4 受験が終わって

          Vol.3 受験に向けて

          このnoteは、僕が大学院受験を振り返り、忘れずに書き残そうと思って始めたものです。 まだ最初から読んだことのない方は、こちらからどうぞ。 前回は提出までを書いたので、それ以降のことを書こうかな。 受験票やなんやらが届く願書を手渡しで提出してから数日で、自分が指定した住所に受験票が届きます。確か受験者心得みたいなA4の紙も同封されていました。 今回の試験は、合計2日間になりまして、科目は英語と小論文、そして口頭試問でした。受験者心得は、当日の持ち物や昼食、服装についても記

          Vol.3 受験に向けて

          vol.2 大学院受験 願書提出編

          vol.1で受験した理由などを書き記しましたが、今回はどんなことしたのか、大学院募集を知ってから、願書提出までを書きたいと思います。 vol1.をお読みになりたい方はこちら vol.1 大学院受験を振り返る 大学院が新設されるんじゃないか?前回も少し書いたメディカル・デバイス・プロデューサーエントリーコースⅡ(MDP2とする)を受講していく中で、医療機器開発できる人材を育成する大学院が新設されるんじゃない?って風の噂で聞いていました。医療機器開発ができる人材って本当に少な

          vol.2 大学院受験 願書提出編

          vol.1 大学院受験を振り返る

          noteから少し離れていましたが、今回大学院受験をすることになったので、その経緯や目的、結果、沸々と浮かんできた思いなど、忘れないように書こうと思う。 こんにちは、北村です。僕は、メディカルデザインラボという会社をひっそりと経営している社会人XX年目のデザイナーです。今時の言葉だとUXデザイナーのような職種でくくられますが、そのような仕事をしています。この会社は「デザインの力で医療をもっと身近なものにする」をミッションに掲げ、医療ニーズから最適解を導き出すことを目的としてい

          vol.1 大学院受験を振り返る

          遠くに行きたいならチームで行け

          2022年も早いもので2月になりましたね。振り返ることもできずバタバタと活動していますので、ここらでnoteを書いておきたいと思います。 人を雇う2021年7月にこれまで個人でやっていたデザイン事業を引き継ぐ形で、法人化をしました。これも自分がこの先何をやっていきたいのか、考えた上での決断でしたが、2022年はさらに大きな決断をすることにしました。 それは人と雇うこと。 ここ数年、大きく分けて医療デザイン事業とUXデザイン事業、デザイン事業の3つになりますが、私自身が、

          遠くに行きたいならチームで行け

          今年も始まった

          メディカルデザインラボ 北村です。本年もどうぞよろしくお願いします。 なかなか筆不精なもので、全然noteを書くこともなく過ごしてきましたが、今年こそはと思い、書き出してみます。ありきたりではありますが、昨年を振り返ってみましょうか。 法人化やはり一番大きなイベント?だったのが、7月に法人化した事でしょうか。これまで個人事業主を10年弱続け、屋号を2つ持って活動してきましたが、医療領域に参入していくことを決意し、2つの事業を引き継ぐ形で法人化しました。それがメディカルデザ

          今年も始まった

          そして解決へ

          先日発生したお名前.comによるサーバを停止された(事)件。 もう一度入金!?サーバ停止事件発生の翌日(厳密にいうと2日目)友人から、 という助言もあり、口座振替されているのにも関わらず、もう一度振り込むことに。そして電話窓口が開く10:00を待つ。 電話がつながる10:00になると同時にコールすると、すぐにつながった。混雑しているのは本当なのかもしれん。そして話をすると・・・調査してから折り返しますと・・・お決まりの言葉。いつ折り返しありますか?と聞くと、早めにします

          そして解決へ

          (備忘録)ことの顛末はまだだが書いておく

          メール件数が少ないことは不思議じゃない今日は2021年6月16日。いつも通り朝起きて、Gmailをみる。なんかメール件数が少ないなと直感で分かった。ここ最近、メルマガの整理をし、登録解除をしてたこともあって、別におかしくは思わなかった朝。だが、驚くことが起きる。 メール送れなかったですえ?クライアントから「メールが送れない、返ってきました」とFBメッセンジャーにて連絡があった。その人はFBでも友人にはなっていない人だが、探して連絡をくれたそうだ。 なんか様子がヘンだぞ…実

          (備忘録)ことの顛末はまだだが書いておく

          第2回 KCCI Startup Pitch

          第2回のKCCI Startup Pitch にて登壇することになりました。 どういうものかと言いますと… 神戸商工会議所は、地元(神戸・兵庫)経済の将来を担うスタートアップの経営者が、自社の製品やサービスを紹介するピッチイベント「第2回KCCI Startup Pitch & Meet」を開催します。今回は、神戸市内で事業展開するスタートアップ8社がプレゼンテーションを行います。スタートアップとの協業や連携、オープンイノベーション、投資等にご関心の方は、ぜひこの機会にご

          第2回 KCCI Startup Pitch

          医療機関へ医療用ガウンを提供する

          2021年5月19日に「行き場をなくした医療用ガウンを医療従事者に届ける」ためのクラウドファンディングをReadyforで行っています。 https://readyfor.jp/projects/medicalgowns プロジェクトを立ち上げたきっかけ新型コロナウィルスがなかなか収束しない今、流行し出した2020年春先には手に入らなかった、マスクや医療用ガウンも、比較的手に入れやすくなりました。とはいえ、これらは安く製造された海外製のものが多いのが現状です。日本はというと

          医療機関へ医療用ガウンを提供する