Tatsuya SATO(おちゃ と おさけ と ごはん。 Imadomare)

2020今帰仁村に移住。 美味しい太陽 お酒 お料理 音楽のある楽園「 Imadoma…

Tatsuya SATO(おちゃ と おさけ と ごはん。 Imadomare)

2020今帰仁村に移住。 美味しい太陽 お酒 お料理 音楽のある楽園「 Imadomare」を今帰仁村今泊集落の浜辺そばに作りました。 僕がどんなやつなのか どんな想いでお店をやっているのか どんな人生をおくっているのかをだら〜〜りと書き記します。

最近の記事

今日は、共同売店のお話を 一席。。。

今日は、共同売店のお話を 一席。。。 先日 珍しく(笑)お勉強してきた。 桜坂市民大学講座「共同売店ってなんだろう?」沖縄国際大学 村上教授のお話。 ・売店には、共同店/共同売店/協同売店の3種あること ・外部に対抗して生活領域を防衛する方策として成り立っていること ・行政が破れに部分を担っていること ・資金調達にさまざまな方法があること ・共同(売)店は、お酒と密接に関係していること など、非常に勉強になった。 思えば、観光で沖縄に来ていた時 初めて行った売店が 奥共同店で

    • 今日は、ゆんたくルールのお話を 一席。。。

      今日は、ゆんたくルールのお話を 一席。。。 先週も大勢のお客様にお越しいただき 誠にありがとうございました。 カウンター越しに お客様とゆんたくしている事で 自分自身に対しての新しい発見が見えてきます。 僕ってなんで此処にいるんだろう 僕ってなんで音楽が好きなんだろう 僕ってなんで料理が好きなんだろう・・・・なんて。。。。 Imadomareのゆんたくルールは たった3つ・・・・・ ・政治的な話 ・下半身の話 ・怒りや暴力的な話 この3点を除けばなんでもOK牧場です。 今

      • 今日はお客様へのお断りの仕方のお話を一席。。。

        全国どこでも 県内でも 僕は基本一人呑み&突入呑みなので たまに 店頭で断れてしまう事が少なくはありません。 予約もしてなく こちらの勝手で動いているので 気にしません。 問題は断り方! がらがらっと扉を開けて 「独りです」っと。 すると 全く確認もせずに ✖️🙅🙅‍♀️されちゃう事があります。 僕の心・・・何か悪かったみたい。来る機会はなさそうだ。。。

        • 路地になる実

          沖縄の路地にはお花はもちろんだけれども果実が生っている。 マンゴーや島バナナ そしてシークワーサー。 僕が大好きな柑橘系の季節。 シークワーサーが大量に出回るとワクワクする。 ビールにたらり ハイボールにたらり 泡盛にたら〜り。 魚のグリルにぎゅ フライドチキンにぎゅぎゅ サラダにぎゅぎゅぎゅ。 そして ものすごく仕込みが大変だけれども 毎年作る シークワーサー胡椒。 焼いたお肉にON! 素揚げしたお魚にON!ON! お刺身にON!ON!ON! お楽しみの時はもう すぐそこ

          コップに入ったスプーンのお話

           カレーを頼むとお水のコップにスプーンが入って出て来た。それが普通であって当たり前の姿だった。  たまに、その姿でない(お水とスプーンが別々に出てくる)パターンの時も、カレーが出て来てやる最初の儀式は、スプーンを手に取り、お水のコップにドボン!とさせる事。  カレーはやるけれど、ハヤシライスはやらない儀式。オムライスもやらない。そうそう、ドライカレーはどうだったろう。僕の記憶ではカレーの時だけやった儀式。  もう一つの疑問は、スプーンの入って出て来たコップは飲み物なのだろうか

          今日はシウマイご飯のおはなし。

          「シウマイ・ライスって最高ですよね」 と言ったら、 「ぽか〜〜〜ん」とされた。 一瞬、何が起こったのか理解できなかった。えええ、だって辛子を溶いたお醤油にタップリ付けたシウマイをご飯にチョンチョンさせて食べるのって最高じゃないですかあ。 その意見には誰も首を縦に振らなかった。振らなかっただけじゃなく、 「餃子・ライスは理解できるけれどねえ」 と反論もしてきた。  同じようで違うシウマイと餃子。お醤油は同じでも、片方は辛子で片方はお酢に辣油。片方はご飯のお供になる。だとすると、

          今日はカツ定のおはなし。

          2023年2月1日水曜日  今日はカツ定のおはなし。  ヒレカツを頼むか、ロースカツを頼むかは中々ハードな選択をしなくてはならないけれど、横浜の老舗「勝烈庵」での僕のオーダーは、勝烈定食で決まっている。 ここでは定食を一枚・二枚と数える。オーダーすると「勝定 一ま〜〜〜い」と割烹着を着こなしたお姉さんが優しく声をあげる。 その瞬間に竹串に刺さったヒレカツに、小麦粉〜卵〜パン粉を付けて油にゆっくりと挿入する。その一連の動作が子供心にかっこいいと思った。 ここの勝烈定食とはヒレカ

          お通し問題を考える・・・・。

          僕はお通しが嫌いです。 理由は至ってシンプルで 頼んでもいないものを勝手に出されてお金を頂戴するその姿勢が好きではありません。 だから僕の店ではお通しは出しません。 よく言われます。 一人でやっているんだから お料理をお待たせしないためにもちょっと出せば!と。 いやです。 素晴らしいお通しに出会った2軒をお話しします。 まず、もう閉店してしまいましたが 横浜・京急神奈川駅にあった「市民酒場 みのかん」。 お店に入ると「いらっしゃいやし〜」とお出迎え。 「いつもので」と親父さ

          お店に飾るお花を大切にする。

          僕は今のお店をOPENさせる前に、 3年近く川崎・溝の口にある居酒屋さんで 勉強した。 30年近く勤めた会社を3月31日にやめて 4月1日に面接を受けて まずはバイトからだったけれど4月8日から 働かせてもらった。 夏には正社員にさせてもらい。気持ちがものすごく落ち着いた。 そのお店はお花を大切にしているお店だった。 特にトイレに飾るお花は重要で、 社長や女将さんが来るときは まずそこをチェックされた。 もちろん、枯れているのは論外で 生け方が綺麗じゃないと怒られた。 僕

          まずは、と酌をする。。。。。

          その行為を嫌がる方もいるのも承知しているけれど、 僕のお店で ビールやボトルワインをオーダーいただく方には 最初の一杯目だけお酌をさせていただいている。 今日は 「まずは、と酌をする。。。」そんなお話。 京都 鴨川のほとりに赤垣屋という酒場がある。 20年ほど前から 京都を訪れた時に 必ずお邪魔する酒場の一つだ。 地下鉄三条駅から鴨川沿いを歩き赤いネオンがぽっかり浮かぶと、 仕事の疲れや旅の疲れが吹っ飛ぶとともに、 喉がごくりとなる。 「ガラリ」と縄暖簾のかかる木の扉を開

          お見送り。

          とある会議組織に属していた30代の頃、 京都での会議に出席した際 数人の友人と 「少し背伸びして美味しいものを食べよう」ということになった。 30年ほど前のことなので 当然ながらネット情報はない。 四条烏丸から祇園あたりをぶらぶらしながら 高いかな〜?大丈夫かな〜?などとブツブツ言いながら そのお店に入った。 お店の名前は 御料理「味舌」。 通りから小径を入るその店は  当時30前後のガキには 相当高い敷居に感じた。 お店に入ると 時間が早かったか先客は誰もおらず 品のいい店

          レコードに埋もれる日々

          生まれた時からレコードに囲まれていた。 囲まれていたというより埋もれていたという方が正しいかもしれない。 父親は、僕が生まれるはるか前からJAZZ レコードコレクターだった。 それも、気○がいという言葉が当てはまるコレクターだ。 だから 家にはレコードが至る所にあり 父親が家にいる時はジャズが流れていた。 家でジャズが流れるというとおしゃれ感が出るが、実際には 父親の趣味の部屋=リスニングルームから流れてくる音だった。 その部屋にはモジャモジャ頭だったころのキースジャレットの

          車がなくても楽しい旅がある

          沖縄は車社会だ。 大都会と違って何本もの電車、張り巡らされた地下鉄 新幹線・・・ない。 無いものねだりしても仕方がない 車社会なんだから。 でも、ありがたいことにバス網は蜘蛛の巣のように 放射状に広がっている。それも、長距離に・・・・・。 たまに、このバス そんな遠くまで走るの?というものもある。 先日、地元の新聞にこんな記事が出た。 若者の車離れが 沖縄観光に影響しているという記事だった。 正直、全国の大都市・中都市を除いた観光地のほとんどは車社会であり、 車がないと観

          思いきって 集落に飛び込もう!

          他人の家に土足で入り込むのと同じように、 集落に足を踏み入れる事はドキドキするものだ。 沖縄に限らず、都会であっても街中から一歩中に入れば 喧騒からは外れ、住宅地に入る。 やはりドキドキする。 でも、他人の家に土足で入り込むような罪悪感はない。 その違いを少し考えるために だいぶ前に買った「沖縄の集落景観」(坂本 磐雄著)を パラパラめくってみた。 (正直 だいぶ難しい本でじっくり読むには力が入りそう!なのでパラパラ) 都市の住宅地と集落・・・特に 沖縄の集落の違いは ・地

          マヨネーズ

          農薬たっぷりの野菜よりは無農薬野菜の方がいい。 添加物たっぷりの商品より 無添加の方がいい。 外国産(特定のアジア)よりは 国内産の方がいい。 オーガニック 糖質オフ 無添加 ソイミート などなど ビーガン ベジタリアン・・・・などなど ごめんなさい 僕には どれをとっても 100%・・・100%対応するのは 無理です。 理由は簡単! 無理せず自分の力を100%出せる美味しいお料理を提供したいから。それには、100%は無理だけれども 自分にできるところ 気になるところから対応

          SAKABA

          とても嬉しいことに僕が提供するお料理をイタリアンと記してくれる方がいる。 嬉しくありがたいと思う反目 恥ずかしくもなる。 確かにイタリアンは好きだ。 イタリアには行ったことはないけれど、 もし行ったら体重を増やして戻ってくる自信はある。 でも、高級イタリアンなど行った記憶はないし カジュアル(この言葉あまり好きじゃないけれど・・・)なお店も数回。 どちらかといえば ここでもバールの方が多く行っている。 気軽に入れて 敷居は低い。少しガヤガヤしていて会話が弾む。 高級なワインや