見出し画像

関西圏の高校の起業部情報をまとめてみた

以下の投稿の続きになります。


調べても詳細な情報が無かったので・・・、自分なりに分析しました。


高校の「起業部」「起業サークル」として、公に活動している情報は、ネット調査では見当たりませんでした。

また、そういう情報のまとめサイトも、確認できませんでした。

なので、自分なりにできる方法で、まとめてみました。



情報収集とまとめ


調べ方

高校における起業に意識ある学生らが、活動を表面化するのは、ビジコンへの応募になるかと思います。

そして、全てのビジコンに対して、全ての高校の参加数を入手するのは極めて困難です。

なので、日本で最大級と言われる「日本政策金融公庫の"高校生ビジネスプラン・グランプリ"」を対象に、限定しました。

ここの各府県の高校数、および参加状況を整理、分析ました。


なお、全国の高校数の母数については、こちらのサイトを参考にしました。



結論

過去10年の、高校生ビジネスプラン・グランプリの参加状況をまとめると、以下のことがわかりました。

  • 全国的にも関西でも、起業活動をしている(このビジコンに参加している)高校数は、10年間で増加傾向。2倍以上の伸び。(すごい)

  • 関西圏で最も積極的に起業ビジコンに参加している府県は、京都、奈良、兵庫と言えます。

  • ただし、どの府県も、ほぼ全国平均と大差ない値です。


では、以下にて詳細に書いていきます。




10年間の平均値


10年間の平均値を見てみます。

  • 兵庫県の高校が最も参加している。平均21校/年。

  • その次に多いのが大阪府。そして京都。


2014~2023の平均
  • 全国的な数値では、日本中の全高校数4,824に対して、平均366校/年が、参加しています。その率、8%。

  • それに対して関西では9%でした。関西圏の全高校数728に対して平均66校/年。

  • 最も参加率が高いのは京都で12%、次に奈良の11%。最も低いのは大阪で7%。


2014~2023の平均
  • 総じて、関西圏で最も積極的に起業ビジコンに参加している府県は、京都、奈良、兵庫と言えます。

  • 一方で、母数は多いのですが、比率で言えば大阪が最も低い7%

  • ただし、全国平均の8%と大差ないので、「関西圏の高校は全国平均と同じかそれ以上に起業活動に取り組んでい」と言えそうです。




推移


▶︎ 全国と関西

過去10年の高校生ビジネスプラン・グランプリの参加高校数


過去10年の高校生ビジネスプラン・グランプリの参加高校数


コロナ禍で開催されなかった2020年度を除き、明らかに増加傾向なのがわかります。

2014年度は、参加高数が関西では41だったのですが、2023年度は94まで増加しています。

2倍以上ですね。



▶︎ 関西2府4県のみの推移


過去10年の高校生ビジネスプラン・グランプリの参加高校数


過去10年の高校生ビジネスプラン・グランプリの参加高校数

全体的に右肩上がりなのがわかります。

特に、大阪、奈良、滋賀は増加傾向ですね。

一方で、京都はそもそも多かったのですが、あまり変化がないように見えます。

弊社が所在する兵庫県の高校は、常に上位の数字で、積極的だということがわかります。



感想

全国的にも、関西でも、高校生の起業に関する活動の母数が増えている印象を強く持ちました。

素晴らしいです😃

もちろん今回は高校生ビジネスプラン・グランプリの参加学校数を代わりに用いているので、実態とは若干ずれるかもしれません。

それにしても、増えている事実は間違いないでしょう。

何よりも、弊社が所在する兵庫県の高校が非常に活発なのは、嬉しい事実です。





今日も読んで頂いて有難う御座いました😃

弊社では、この高校生に起業というキャリアを広める活動にとてもやりがいを感じています。

もしご興味を持たれた方がいらっしゃれば、お気軽に以下の弊社メールアドレスにご連絡をいただくか、弊社の問い合わせ窓口にご連絡ください😃

info@rox-jp.com





#起業
#兵庫
#兵庫県
#高校
#高校生
#高校の起業
#起業部
#起業サークル
#アントレプレナー
#アントレプレナーシップ
#スタートアップ
#ベンチャー

最後までお読みいただき有難う御座います! サポート頂ければ嬉しいです😃 クリエイターとしての創作活動と、「自宅でなぜ靴下が片方無くなることがあるのか?」という研究費用に使わせて頂きます!