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90年代ハードロック個人的10選

「80年代ハードロック個人的10選」が僕の記事の中でダントツに人気があったので、まだハードロックが元気だった90年代のもやってみようかな、と思って今回書いてみました。90年代はまだ80年代の良さを残しつつ、洗練されていく感じがいいですよね。ハードロックに限らず。ボン・ジョヴィとかもまだまだ元気でしたし。80年代の勢いを持続させつつ、新たなスターとかも出てきてそれなりに華やかで好きですね。まあ前も言いましたが僕はこのジャンルのそこまでのマニアではないので、またライトなメロディー重視の入門編みたいな感じで、どうぞ。

Decadence Dance / Extreme (1990年)
18歳くらいにハードロックに目覚めて、ちょっと遅すぎるくらいだったのですが、ボン・ジョヴィ、エアロスミス、ヴァンヘイレンとか聴き出してハードロックにハマっていきましたね。でも友人は僕より5年くらい早く中学くらいから聞いていて「お前まだボン・ジョヴィとか聴いてんの?ダサ」とかけなされたりして、ムッとしましたが彼の教えてくれるハードロック、ヘヴィメタルのバンドがまた格好良くて、このエクストリームも彼から教えてもらって知ったバンドです。僕好みのメロディー重視の聴きやすいバンドなので、知らない人がいたらすぐに好きになるかも、です。この曲はノリがいいので、この記事の初めには丁度いいかも。


More Than Words / Extreme (1991年)
エクストリームと言えばこっちのバラードの方が有名だと思います。ギタリストのヌーノ・ベッテンコートのテクニックがギターキッズの憧れだったりしましたが、この曲も難しかったですね。アルペジオやら、叩くやら、そこまで本気でやってないからギターは詳しくないですが、ヌーノと同じことやろうと思ったら相当練習しないと難しいと思います。簡単かな?分からんけど。曲はハードロックバンドのバラードでも1,2位を争うくらい美しく、またビルボードで1位取ったくらいに大ヒットもした、屈指の名曲です。


Please Don't Leave Me / Pretty Maids (1992年)
このバンド自体はほとんど知らなかったのですが、この曲は音楽好きなら当時誰もがどこかで聞いたくらい有名な曲でしたね。でもしっかりと知っている人は結構なマニアとかだったり。この曲知っているとハードロックの中級レベルになったかな?とかひとり格付けして喜んでました。ボン・ジョヴィだけならペーパードライバーみたいな扱いでしたから。あの界隈では。PVはなかったです、すいません。


Change Comes Around / Harem Scarem (1992年)
ある意味一番好きなハードロックの曲です。まず歌詞がいい。「どんなに落ち込んで、希望が全く見えなくなっていたとしても、君は独りじゃない、変化は必ず訪れる、そして君を今よりずっと高いところへ連れていってくれるはずさ」みたいな英語の歌詞ですが、めっちゃ心に刺さりましたね。当時は本当に引きこもりのどうしようもない時代だったから「こんなこと俺にもあるんか?いや……無理やろ、俺は」と諦めがちな人生でしたが、今はなんとかどん底から抜け出して曲がりなりにも名の通った大学に通っているんですから。人生は分からないし、この歌詞の言っていることも嘘じゃなかったと思ったりします。で、曲としてもめっちゃ格好良くてサビは最高やし、何よりラスト、コーラスがカーテンの壁のように巨大な音響としてオーディエンスの前に鳴り響く、あの感動と言ったら、それまでの人生の中でもトップクラスのものでしたね。今聴いても鳥肌立つ時があるくらいですもん。これもPVなかったです、すいません。


In These Arms / Bon Jovi (1992年)
やっぱりボン・ジョヴィは入れてしまいますね。ミディアムテンポの佳曲なのですが、この曲が一番好きとかいう僕の周り当時結構いたのでそれを覚えています。当時はそこまで、って感じでしたが、だんだん僕も好きになっていった感じですかね。ボン・ジョヴィらしい希望に満ちた楽曲なので、どうぞ。


Crazy / Aerosmith (1993年)
エアロスミスのバラードでは一番好きです。ブルージーでいながら、ポップス、ロックの要素もバランスよくハイブリットされている感じが、彼らの野生の本能の美味しいところを抽出した感じがして、いいですね。


Always / Bon Jovi (1994年)
またもボン・ジョヴィを入れることをお許しください。さらに言うともう一曲入れる予定です。彼らの楽曲はやはり頭ひとつ抜け出しているんですよね。次元が違うというか。だから毎回多めに選曲してしまう自分がいます。やっぱり時代を作ったモンスターバンドやったんやなあってこの当時の曲とか振り返ってみると思ったりしますね。


Can't Stop Lovin' You / Van Halen (1995年)
これは何か最後の方に持ってくるとピッタリくるみたいな曲ですね。僕は昔から自分で選曲したのを順番も考えて一つの作品みたいにしてカセットテープやMDとか作るのが一番の趣味でして、曲順がハマった時はどのCDの名盤、ベスト盤よりもそのカセットテープやMDをヘビロテしてましたね。だからこの曲は最後から2番目、3番目とかに持ってくることが多かったです。なんかこの曲聴いてそんな感じしませんか?


These Days / Bon Jovi (1995年)
ハイ、またボン・ジョヴィ(笑い)。でもいい曲なんですよ、外せなかったですね、これも。この曲がボン・ジョヴィでは最後に好きになった曲かな。世間的には2000年のイッツマイライフとかが人気あるみたいですが、僕はこの90年代の等身大のボン・ジョヴィが作った落ち着いた大人の雰囲気もするこの曲の方がずっと好きですね。リアルな魂の叫びというか。どうぞ、聴いてください。PVもあったのですが僕がこの曲に抱いているイメージと違い過ぎたので、こっちの方が長いこともあり、PVなしで失礼します。


Stay Together / Mr. Big (1996年)
最後は90年代に出てきた最後の大物ハードロックバンドから。ミスタービッグはボーカル、ギター、ベース、ドラムスのそれぞれが超一流ミュージシャンからなる職人集団でデビューとうじから注目を集めていました。実際ヒットも飛ばしてトゥビーウィズユーとかはビルボード1位になったりしましたし。でもちょっと物足りない部分もあったのも否めないかな、野生の感じがしないというか。どうしてもポップロック寄りに終わってしまったのは残念だったかもです。個人的な意見ですが。でも曲のレベルはどれも高いのが多くて1996年とかに出たベスト盤とかはおススメです。で、そのベスト盤で新曲としてリリースされたのが今回の記事で最後に紹介する彼らの曲です。本当に聴きやすいロックとはこういうものを言うのかって感じなので、是非。


本当はエアロスミスの曲とか他にも入れたかった曲が結構あったりしたのですが、毎回(+1)とかしてるのもどうかな、と思って涙を呑んで10曲に絞りました。相変わらず入門編みたいな感じですが、どうでしょうか。音楽は僕の人生に深く彩りを与えてくれた命の恩人みたいなところもあるので、またいろいろと紹介できたらいいな、と思っております。ではまた何かの10選で。

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