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ゲーム音楽個人的10選Ⅲ

ゲーム音楽がちょっと続いてますが、「ゲーム音楽個人的10選」の第3弾です。クロノトリガーは少し前にほとんど取り上げたのですが、まだまだ探せば他にいいゲーム音楽がありました。どれだけ人生の前半にゲームに時間を費やしていたか、改めて思い知らされたような感じもします。まあ僕よりももっとマニアの方はたくさんいらっしゃることはYoutubeとか見ていたらすぐにわかったりしますが、やっぱりあの一番感受性豊かな少年時代に触れた音楽、ゲームのピコピコ音だとしても、僕らゲーム第一世代にとったら心に刻まれている子守り歌みたいにして、今でも懐かしく響いて来たりします。今回で第3弾ですが、もっと絞ればまだまだ出て来る可能性もありそうなので、あとしばらくこの「ゲーム音楽個人的10選」シリーズは続いていくかもしれないです。ちょっと前はもう出てこないとか弱音吐いたりしていましたが笑。まあそんな感じですが早速どうぞ。


グーニーズ 1面BGM コナミ (1986年)
1985年に公開されて大ヒットを記録したアメリカの冒険映画「グーニーズ」をそのままファミコンの世界に持ってきたアクションゲームで、Youtubeとかの「ファミコン名曲集」とかでも必ず取り上げられるほどの完成度を誇っているファミコン屈指の名曲です。僕は「グーニーズ」の映画がほとんど映画を見ない人間ですが洋画では一番好きな映画で、子供時代からおそらく20回以上は観ていると思います。小さい頃は友達と近所の家の屋根とか上ったり壁伝い歩いたり、入ったらあかん所をわざと入って探検ごっこしまくっていた少年だったのでこの「海賊の財宝」を探しに洞窟を探検する映画がドンピシャの好みで、夢中になって何回も見ていました。ファミコンの方も適度な操作性、ゲーム性、そして音楽がシンディローパーの「グーニーズはグッドイナフ」の主題歌そのままで軽快なノリで遊べて大好きなゲームの一つでした。でもステージが進むにつれて結構難しくなって、クリアした記憶があんまりないから、自分では当時クリアできなかったのかもしれないです。まあそんなこんなも含めて懐かしいいい思い出だったりします。


忍者ハットリくん フィールドメインBGM ハドソン (1986年)
あの当時はやたらと藤子不二雄のアニメが放送されていましたね。現在も放送中の「ドラえもん」はもちろんのこと、この「忍者ハットリくん」「パーマン」「おばけのQ太郎」「プロゴルファー猿」「怪物くん」「キテレツ大百科」などなど。結構全部見ていました。特に関西地方だけかもしれませんが、いや東京とかでもやっていたのかな、分かりませんが夏休みとかにテレビ朝日系列で必ず夏の高校野球するまでの夏休み入ってから8月5日くらいまで月曜日から金曜日まで朝の9時30分からこれもよく覚えているラインナップですが「パーマン」「怪物くん」「かぼちゃワイン」「あさりちゃん」を2時間毎日やってくれて子供は結構これ見ていたんじゃないかな。楽しかったですね、懐かしい。忍者ハットリくんは時々やっていたような、やってなかったようなですが、僕はこの「忍者ハットリくん」が藤子不二雄アニメの中で「ドラえもん」に次いで好きだったのでこのファミコンソフトが出ると聞けばいの一番にお母さんに頼み込んで買ってもらったりしていました。で、やってみるとかなり面白い。この時のハドソンが神がかっていて本当にこの1986年は任天堂をしのぐ勢いでゲーム史に残る名作をたくさん出していたようにも思います。前回紹介した「迷宮組曲」や「ドラえもん」とか。このBGMも最近知ったのですがクラシックをアレンジしたものらしいですね。当時は「どこかで聞いたことある」程度でしたがあまりにもゲームに馴染み過ぎて、そして面白くて夢中でやっていただけでした。忍術を取ってそれを使ってクリアしていくとか単純でしたが当時はそれで大満足していました。レトロゲームのいいところですかね、シンプルに面白いってのが。たぶん。


新人類 ステージ1BGM リコーエレメックス (1987年)
これはあんまり有名ではないかもですが、僕はかなり好きだったゲームです。開発はあのハドソンで、やっぱり面白いゲームで。アクションゲームとシューティングゲームの融合みたいな感じで、原始人がその世界観満載のステージを舞台にブーメランや炎、そしてパワーアップしたら当時のプロレスのスーパースター「長州力」に変身して敵をなぎ倒していく演出がハマる要素でもありました。そして2面以降は大したことないのですが(個人的意見)、この1面のバックに流れるBGMが凄く良くて本当に隠れたファミコンの名曲だと思ったりします。この動画探すのにも苦労するくらい本当に「隠れて」いました笑。でも本当にいい曲なんで是非(って何推しなんやろ笑)。


SDガンダム ガシャポン戦士2 カプセル戦記 青軍フェイズBGM バンダイ (1989年)
これは僕の中で最も好きなゲームの類に入るガンダムゲームの初期の最高峰だと思います。当時はガンダム大好きでしたね。まだ逆襲のシャアまでしかモビルスーツが出ていない時代でしたが個人的にはあまりごちゃごちゃしていない昔のガンダムの方が好きです。すいません、世代なもので。でこのゲームに登場する中でやっぱり最強は「νガンダム」でして、このゲームは将棋の駒みたいに1マス1マス進めて(機動力で差はありますが)、敵と重なったらそこから一対一の対戦アクションゲームになって確かAボタンがビーム系でBボタンがビームサーベル系で遠距離はビームライフル、近距離はビームサーベルで攻撃して、楽しかったですね。パラスアテネとか追撃ミサイル打てたし、そしてファンネル持っていたνガンダムは上下からビーム出て相手に当たる確率が高くて火力も強くて、やっぱり最強でした。映画の「逆襲のシャア」も好きでガンダム全体でも「νガンダム」が一番好きだった僕はアムロになった気分でνガンダムを操作してコンピューターや友達と戦っていましたね。これまた懐かしいです。で、最後になりましたがこの「青軍フェイズ」BGMというのがまあコンピューター相手なら自分、友達相手なら先攻側、みたいな感じのバックに流れる音楽です。


SDガンダム ガシャポン戦士2 カプセル戦記 赤軍フェイズBGM バンダイ (1989年)
ゲームの解説は一つ前にやっていますので、思い出話を少し。というかあんまりないですけど。当時仲の良かった今も付き合いのある近所の友人とよく僕の家でこのゲームやっていましたね。その友人は家にファミコンを持っておらず、僕の家とか友達の家でゲームをやったりする子でした。その子とやるとやっぱりいつも家で練習している僕がどうしても勝ってしまうのですが、その友人はいい奴で負けても負けても「面白いからまたやろ」と言ってくれる感じで、いやむりやり付き合わせていたのかな、今思うと。僕は人見知りで気が弱いくせに自分と親しい友達にはわがまま言ったりして、彼は聞いてくれたりしたのでかなり内弁慶な子供でしたかね。わがままというか。その友人は家は貧しくて小さいころから苦労して、甘やかされたりしてなかったからか、大人に階段上がっていく中でもたくましく育っていきましたが、反対に僕は一概には言えないところもありますが思春期以降にうつ病など患って引きこもりになるなど「打たれ弱い側面」が大いにあり、結局彼は公務員になって普通に人生暮らしている一方で僕はその引きこもりやうつ病の「重荷」を未だに引きずってもがいている感じです。最近いろいろと子供が育つと言うのは単純な事じゃないんだなとか思ったりするので、やっぱり幼少期の環境とか大事なんかなとか思ったりします。まあ僕も大事には育てられたはずなので、なるべくまっとうにこれからの人生生きていけたらと思ったりします。いろいろあったとしても。あ、脱線。ゲームの話に戻るとこの「赤軍フェイズ」のBGMはコンピューター側だったり友達との対戦だったら後攻側のバックに流れているBGMであります。やっぱりファミコンはいろいろと思い出しますね。


グラディウスⅢ 6面植物ステージBGM コナミ (1990年)
コナミ初のスーパーファミコン用のソフト「グラディウス」の第3弾の僕自身下手くそだったのであんまりなじみのない「6面植物ステージ」のBGMです。このゲームはスーパーファミコンが1990年11月21日に出て「スーパーマリオワールド」などがローンチソフトで出て僕はそれに飛びついてずっと夢中でやっていましたが、この「グラディウスⅢ」はかなり後になって中古とかで買ったのかな。それでもまだスーファミ全盛期の1993年とかな。シューティングゲームとかあんまり得意でなかったのでそれまで好んでやってこなかったのですが、やっぱり名作ソフトということで買ってやるとハマりましたね。でもやっぱり難易度は高めで。なかなか3面以降には進めなかった記憶があります。だからこの6面とかほとんど行ったことなかったですが、それでもかなり何回かやったりしたので、それなりに6面のこのBGM聞いたりしていたはずで、グラディウスⅢ自体いい音楽多かったのですが、今回のこの記事を書くにあたってこの「6面」の音楽が「あ、なんかめっちゃいい音楽流れていたステージってここやったんや」と何十年ぶりに思い出しました。たぶん、あのパフュームやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーの中田ヤスタカ氏はこのステージの音楽からかなりインスピレーションとか得て彼女たちの音楽作ったりしていたんじゃないかってくらい、中田ヤスタカの音楽のルーツは「ゲーム音楽」だって思ったりします。違うかもしれませんが。でもきゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」の間奏とかこのグラディウスとかの宇宙をイメージさせますもんね、僕的には。琴線に響いてきます。機会があれば聞き比べてみるのも面白いかもしれないです。


ファイナルファンタジーⅣ 戦闘BGM2 スクエア (1991年)
「スーパーファミコン名曲集」とかで良く取り上げられる音楽でもあります。こんな記事書いておいてあれなんですけど、僕自身ファイナルファンタジーⅣは買ってクリアしたにもかかわらず、ほとんど記憶がないんです。不思議なことにあの当時1991年だけそれも夏のほんの少しの間だけやっていて、それ以来本当にほとんどノータッチでした。ドラクエⅤとかクロノトリガー、ファイナルファンタジーⅤ、Ⅵはよくやったりしていたのですが。なんでかなと思い出したら、丁度中学1年とかでまだ新しい環境になれるので精一杯で、だから現実にほとんどエネルギーを吸い取られていてそこまでゲームには夢中になれなかったのかもしれません。ちょっと慣れ出してからでたドラクエⅤとかからドップリハマっていった感じですかね。いろいろ人生とゲームはリンクしているもんやなあって今振り返ってこういう記事書いていると思ったりします。ゲーム内容はほんとにほとんど記憶にないのですが、最後らへんに月とか行ってたなあとか朧気ながら覚えていたり。キャラもセシル、カイン、ローザでしたっけ、それくらいはかろうじて覚えているとかです。すいません、「FF4」はこのレベルですね。でも改めて聞いたこの戦闘のBGMはいい曲だったので今回掲載させて頂きました。「思い出の曲」と言えるのかどうか微妙ですが。


スーパーマリオカート レインボーステージBGM 任天堂 (1992年)
これは人生でも一番くらいに熱中したゲームです。一番初期のマリオカートですね。でも完成度が半端なくて、それまでレースゲームとか全く興味がなかった僕みたいな一般客をも夢中にさせてしまう画期的なゲームだったと思います。マリオのキャラが敷居を低くさせて導入させて、やってみたら今までにない痛快な操作性、やり込み要素満載のタイムアタック、グランプリ。もう売れんがために「大人の悪魔の思考」をこれでもかっていうくらい注ぎ込んだ麻薬みたいなゲームでしたね。自我意識の希薄な少年は「ゲーム脳」になるしかなく、それが結局は後の格差社会形成に大きく寄与したことはあんまり誰も指摘していないことなんじゃないかな、とか思ったりします。金儲けのために子供の精神とか思いっきりぶっ潰していった側面あるんじゃないでしょうか。極論かな、分からないですけど。ゲームで救われる魂もあるとか言いますし。あの当時からずっと議論されてきてはいますね。今はそれに加えてスマホがヤバいとか。うーん、人間の弱みをとことん研究したどこかの誰かが大量に注入したとか、あっちの世界で物事考えたくなる誘惑にかられながら、でもやっぱり面白いゲームで。このレインボーステージはこのマリオカートの中でも最も難しいステージで、すぐ落ちてタイムロスになるけど、僕はこのステージも相当タイムアタックやり込みました。当時の任天堂から出ていた公式ガイドブックみたいな攻略本の任天堂の記録を3秒くらい上回っていたような気もします。あと有名なマリオサーキットコース1もやり込んで20歳くらいで58秒06とか出したりしていました。まあ今は世界記録56秒台らしいので足元にも及びませんが。でもまた最近switchのオンラインとかでやったら59秒07とかまで行ったのでそこまで腕は落ちてないというか、でも上には上がい過ぎるのであんまり偉そうには言えないですね。


ファイナルファンタジーⅥ 決戦BGM スクエア (1994年)
これは当時もかなりハマったファイナルファンタジーⅥのボス戦でのBGMです。これも結構人気あるみたいですね。最近また少しだけゲームをやるようになって「スーパーファミコンクラシックミニ」を友達から借りてその中にこの「ファイナルファンタジーⅥ」が入っているから少しやって。そしたら改めて聞くとこの曲が凄くいい曲だなあと思って、今回のこの記事に加えた訳です。最初のティナが帝国兵とともに幻獣と戦う場面で流れてきて、久しぶりでしたが心を掴まれました。僕はドラクエ派で、クロノトリガーとかの方が好きだったりもするのですが、この当時のファイナルファンタジーシリーズは名作が多かったからどれもやっぱり夢中になってやっていました。アルテマウェポンとか好きでしたね。イカサマのダイスとか。戦闘がドラクエとかより凝っていて結構好きだったり。でもドラクエのあのⅤのモンスターが仲間になるシステムを超える戦闘システムは僕の中ではないです。1995年くらいまでしかゲームちゃんとやってない人間が言うのもあれなんですけど。まあやっぱり一番ハマった感受性でしかゲームとか語れないですね。音楽とかもですけど。


ファイナルファンタジーⅥ 妖星乱舞 スクエア (1994年)
探せばケフカとの戦闘シーンがもろに入ったBGMの動画あるかもしれないですが、いい動画がなかったのでCDのみで失礼します。これはファイナルファンタジーⅥにおけるラスボス「ケフカ」とのラストバトルで流れるとんでもない曲です。よくまあこんな複雑怪奇でかつ壮大でしかもあらゆるクラシックやオペラ、プログレッシブロックなど西洋音楽の歴史の集大成みたいな曲が作れて、尚且つ名曲だったりするからもう初めて聞いた時はただただあっけに取られていてこの曲の本当の凄さは全く分かっていなかったと言っても過言ではなかったと思ったりします。ついこの間たまたまYoutubeでこの曲をたしか地球の裏側のブラジルのゲーム音楽の作曲している人が名解説している動画があって見て、改めて「凄い曲なんや」って思い直したのがきっかけで今回ここに入れております。「ケフカ」と戦っていた当時はやっぱり「何とかこいつ倒してクリアしたい」とだけ思って集中していたので音楽はまだポップスとか流行り歌をようやく聞き始めたばかりの遅咲きの高校生には理解できるはずもなく、BGMはほぼ素通りでしたね。友達とかの間でもそこまでこの音楽が話題のなることはなかったと記憶しております。でもかなり大人になった耳で聞いてその「名解説」な動画でこの曲を改めて聴くと「とんでもない」曲だったと思い直したりするわけで。やっぱりケフカの動画あると臨場感あっていいのですが、静止画でごめんなさい。でもいい曲だと、凄い曲だと思ったりします。今聴くと。あの時代にここまでの音楽をゲームにぶっこんでくるファイナルファンタジーⅥの制作陣、スクエアスタッフ、そして作曲担当の植松伸夫氏がただただ凄いとしか思えないです。


今回はやっぱりいろいろ動画をみて改めてあの当時のゲームの音楽を見直して「凄い曲多かったなあ」と思ったりしたのが「クロノトリガー」やってすぐ後にまたこの「ゲーム音楽個人的10選Ⅲ」をしようと思ったきっかけだったりします。忘れているけどいい曲が結構あったりするんやなあ、って金鉱脈を見つけたような素敵な気分になれるのって何だかんだ言いましたがゲームのいいところなんかなあ、とか思ったり。まあでももうゲームは夢中にはなれないですね。僕は。いろいろ書いてきてはいますが。脳みそが疲れて続けられないです、ホント。あの子供や思春期の集中力があったればこそなんやなあ、って。でもあの集中力をもっと勉強とかに….とか思っても無理な話で。面白いから集中するわけでして。あの頃に勉強夢中は僕は無理でした。今はいい歳して大学生していて結構やったりしていますが。タイミングがなかなか合わないですね。まあ上手く行かないのが人生か。何とか腐らず、いろいろいい思い出取り出しながら前向きに生きて行きたいと思います。ゲーム音楽連発してしまいましたが、ではまた何かの10選で。

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