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〜なぜ僕がヨーロッパで政治学を専攻するのか〜


こんばんは、日本だとおはようございますですかね。
本当にフランス北部肌寒うござんす!
そんな寒さもビールと一緒に友達との熱いディスカッションをすれば吹っ飛びます。
(実際の肌感は変わりませんが気持ちはヒートアップします)


そんなこんなでまあ大学院に入学をさせていただいてはや2ヶ月がたちました。修士論文の計画書を先週末に提出しまして、あとは中間テストとレポート。

でも毎日新しい発見がたくさんあり非常に良いアカデミックな環境で
勉強と研究をさせていただいております。

さてさて今回はなぜ自分食料・農業政策をフランスの大学院で学んでいるのか。それを少し書かせていただきたいと思います。


食料政策を専攻した理由はまた別の機会に話そうと思いますが
今回はなぜフランスで?というかなぜ海外でというところです。

実際にフランス語を大学学部生のときに先行しており
こちらでの就職もあったのでフランスにいることはまあ偶然ではないです。
そして経営や国際関係、専門的な料理などの専攻として海外の大学や大学院への進学はあるみたいですが大学院で政治学を専攻するのはあまり日本人のなかでも多いケースではないらしいです。


大きな理由としては2つ

ひとつは世界基準で英語とフランス語を使って専攻できる院にいきたかったこと。
もうひとつは欧米至上主義で国際決定されがちの国際会議や議会カンファレンスなどで日本人として、アジア人として国際舞台で対等に自分の意見を言えるよう成長したいから。

あとは欧州の胃袋の農業大国のフランスで食料、農業について
政治的なアプローチで研究をしたかったというのも理由のひとつです。

1つ目と2つ目の理由はすごくリンクするのですが
自分が日本にいるときに模擬国連という筑波大学で開催された
学生によって開かれたUN(国連)をモデルとした会議が開かれました。

そのときに僕はハンガリーの代表者としていったのですが
まあなにもできずになにも意見も発言もできずに終わりました。


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原因は2つ
言語力の欠陥と知識の欠陥この2つ。
あとはメンタルとかもあるかもしれません。


あそこまで準備してなにもできなかったことは今までにありません。
本当に悔しかったというか、大学でフランス語も英語も
ある程度できると思っていた自分が非常に情けなく情けなく。。。

そして英語やフランス語ができても政治的知識、そして各分野での基本的なベーシックな知識が格段にその会議での中心の人たちに劣っていました。

実際にこの大学院においても自分の英語力とフランス語力でネイティブや
英語教育で育った人たちに同じ土俵で議論をすることは非常にこんなんなときがあります。

アカデミックな用語やクリティカルな質問や意見などが飛び交うので
毎回の授業が刺激的でまあ参加するためには相当の語学力と知識がなければ参加できません。

なので僕ができることはひたすら勉強、勉強、勉強
そして準備、準備、準備


ネイティブや学部で政治学を勉強してきた人に政治の話を彼らの言語で話すことは
僕にとったら馬に乗った侍が西欧の鉄砲や最新の大砲に向かって勝負を挑むようなイメージ。

だから自分たちが彼らと同じような最新の武器を持つか(勉強)
それかめちゃめちゃ戦略を立てて自分の土俵にもっていく(準備)しかないです。


このメタファーは少しわかりにくいかもしれませんが
でも国際会議においての中国以外のアジア諸国のなめられようは半端ないです。

発言権と時間は各国自由と言われますが
メディアの数、順番、注目度などまず見られ方から不平等です。

だからこそ学生のうちにこっちで鍛えまくって心身ともに(頭とメンタル)
欧米至上主義においての国際会議で堂々と渡り合いたいんです。


僕は研究者つまり大学の教授枠を狙ってますが(宣言します)
研究発表などたぶん最低英語でできないとなめられます。


よっぽど良い文章、研究をして翻訳や通訳者を雇うか
あとは自分でするしかないです。

僕は性格的にも経済的にも後者かな!


てなとこで今日は終わります。
読んでくださりありがとうございます!

A bientôt!

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