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いざ、「宇宙」へ

column vol.118

先日、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが宇宙ステーションに向けて出発する話をしましたが、どうやらYouTubeでその模様を配信されるそうです。

〈AV Watch / 2020年11月13日〉

「野口さん。『宇宙、ついて行ってイイですか?』TV」と題し、YouTube JAXAイベントライブ配信専用チャンネルにて配信されるそうです。

「打ち上げ」編「ISS到着生中継」の二部構成。

これはとても楽しみです!動画配信時代の恩恵を受けたと実感します。ということで、このワクワク感をもとに「宇宙」にまつわる個人的トピックスをご紹介します。

13年ぶりに「日本人宇宙飛行士」を募集

まず心湧いたのが半月前の萩生田文部科学大臣の発表。2021年秋に新たに日本人宇宙飛行士を募集するそうです!

〈宇畑 / 2020年10月26日〉

萩生田大臣はNASA長官のジム・ブライデンスタインさんと日本人宇宙飛行士の活躍の機会について確認したことや、アルテミス協定に署名したことなど、国際宇宙探査に向けての機運が高まっていることから、今回の発表に踏み切ったと説明しました。

宇宙飛行士の山崎直子さんは

新しい宇宙飛行士は、地球周回だけでなく、月周回及び月面を目指し、いずれは火星に行く可能性もあります。人類が宇宙活動を本格的に広げられるかの分岐点です。皆さんはその歴史的瞬間に関わる方々になります。

と期待を露わにしています。確かに火星は宇宙時代の象徴イーロン・マスクさんも熱意を示していますね。

大量の衛星を打ち上げる理由

そのイーロン・マスクさんの最新の動向が記事になっていました。

〈Forbes JAPAN / 2020年11月4日〉

スペースXの打ち上げた「スターリンク」衛生は、現在軌道上にあるのは844基。まずは72の軌道面にそれぞれ20基の衛星を配置し、合計1440基を展開する予定で、さらには3万基の追加打ち上げを申請いるそうです…(驚)!

これまでも衛生を通じて大火災に見舞われて孤立した村や、辺境地に暮らす米先住民にブロードバンドインターネット接続サービスを提供。

今後は、GPSに代わる位置情報サービスとしても検討されているそうです。マイクロソフトとも提携しており、収益が安定すればスターリンクを上場させる目論みもあるとのこと。

実際、すでに同社の評価額は360億ドル(約3兆8000億円)に達しています。宇宙との双方向通信に期待で胸が膨らみますね。

宇宙も交通整理が必要に

そんな風に宇宙空間に衛生が増えていけばいくほど軌道の交通整理が必要になります。そこで、カナダの企業「NorthStar Earth & Space」宇宙監視システムに注目が集まっています。

〈WIRED / 2020年10月31日〉

NorthStarはフランスの大手航空宇宙企業「タレス・アレーニア・スペース」との提携のもと、新たに衛星3基を建設することを発表。2022年の運用開始を目指しています。

軌道には衛生はもちろん、スペースデブリ(ゴミ)も無数に存在しています。これらが衝突すると細分化され、よりデブリが増えていきます。

現在、地球の軌道上では1cm以上のデブリが約90万個1mm以上のものが約1億2,800万個ピストルの数倍のスピードで周回しているらしいので、そう考えるとめちゃくちゃ恐ろしいですね…。

実はNorthStarの監視システムは地球を見ることにも使われる予定とのことで、2024年に実装予定。私たちの生活や安全、環境保護などに直結するサービスになるとのことですが、宇宙から常に監視されていると思うと少し怖い気もします…(汗)。悪用されないことを願っています…!

「お天道様は見ている」

昨今の街に張り巡らされた監視カメラもそうですが、今後宇宙からも見られるようになると思うと、ますます悪いことはできませんね。自分で自分を監視する客観的な視点に磨きをかけないとと思う事例でした。

あっ!野口さんの出発が16日に延期されたそうです…!!天候の影響でまだまだ予断が許されません!しばし、情報を追いたいと思います。

それでは、また明日。良い週末をお楽しみください!

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