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vol.13 withコロナの飲食店施策

昨日の東京のコロナ感染者が463人。全国で1,580人で最多を更新しています。東京の飲食店はお酒を扱っているお店は22時までの時短営業を要請されることになり、厳しい状況が続きます。現状、ショッピングセンター(SC)でも飲食店の売上は相当厳しいものがあります。そこで、今回は飲食店の販促施策について考えてみました。

在宅勤務を支えるフードトラックが人気

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フードトラック運営者とビル運営者をマッチングするビジネス『TLUNCH』に注目が集まっています。2016年設立のベンチャー企業「Mellow」が展開しているサービスですが、在宅ワーカーのランチをサポートするため、タワーマンションへの加速を進めて成功を納めています。

〈東洋経済ONLINE/2020年7月22日〉

私も最近では週の半分は在宅ワークをしているので、フードトラックが近くに来れば、相当嬉しいです。住宅街なので飲食店はほとんど無いし、お弁当といってもコンビニぐらい。フードトラックが来るタワマン住民がうらやましく思います。

「集客」施策がしづらいなら「訪客」施策をトライ

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この記事が指し示してくれるヒントは、お客さまに来ていただくことが難しいなら、こちらから出向けば良いということ。

そこで、飲食店の「Take Out メニュー」を集めた訪問販売を始めるのはいかがでしょうか?タワマンはもちろん、地元の小・中学校と提携することも考えられます。学校に通うご両親をサポートするという名目で実施するのです。在宅ワークのサポートはもちろん、お弁当の学校なら、お子さまのお昼ご飯に利用していただくことも考えられます。

集客イベントが打てない今、「訪客イベント」をするイメージです。毎日でなくても、週一回でも良いから始めてはいかがでしょうか?

今、どこのSCでも「Take Outやっています」告知やレストランチケット(クーポン)を配布するぐらいがほとんどで、あくまでも集客施策という観点から脱することができないでいます。「訪客」という新しい切り口で考えれば、他にも良いアイデアはたくさん生まれるはずです。

もちろん、一方で、ウーバーイーツなどの宅配サービスも拡大していることは分かっています。しかし、それは個店でも取り組めることです。ここでは、ディベロッパーとしてできることにフォーカスしています。

知恵を絞って想いを伝える

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結局のところ、コロナ禍にあっても、ディベロッパーとして地域のお客さまとテナントの皆さまに、いかに喜んでもらえる施策を打てるかということが求められます。

どれだけの飲食店の皆さまの利益につながるか分からないのですが、自分達のメニューを一生懸命お客さまに伝えている姿は、励みになるはずです。

今回、フードトラック(訪問販売)という事例を使って、「訪客」という切り口を出しましたが、一番重要なのは、今までの常識にとらわれず、状況に応じて、いかに柔軟な発想とトライアルを繰り返すかということです。

私も頭のトレーニングとして、毎日さまざまなテーマで記事を発信していますので、何か使えそうなものがあれば、ぜひ取り入れてもらえると嬉しいです。また、明日も配信します!引き続きよろしくお願いいたします。

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