僕は高校を卒業してから、大学に行く前に1年浪人をしているのですが、今日はその時のお話をしてみたいと思います。

無謀な現役受験

高校3年の受験では、憧れていた日体大をはじめ、順天堂大学、東海大学、国士館大学、仙台大学といった体育系大学を一般入試で受験しますが・・・
みごとに全滅します。

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そりゃそうですよね。
高校では本当にバスケしかしてきませんでした。
だからといってインターハイに出場したわけでもないし、推薦入学できるはずもありません。
そして高校修了レべルの学力もない。
当然の結果です。

体育系大学も一般入試では、学科試験がしっかりあります。
一般的な文系の学部入試は3教科で、英語、国語、3教科目が社会科(日本史、世界史、政治経済から選択)だったりしますよね。
体育系大学の一般入試も3教科で、英語、国語、実技数種目/日体大の場合は100M走、マット運動、球技(選択)
配点は英語150点、国語150点、実技150点となっていて、実技がどんなにできたとしても、配点は3分の1です。
僕は高校3年の時点で、スポーツテストは1級で文部省から運動能力賞をもらいましたが、英検は3級というレベル。。
体育大といういうと、アスリートのイメージが強いですが、教員や指導者を目指して真面目に勉強して入ってくる人たちもいますから、そういった人たちと学力で勝負できなければ一般入試は受からないんですね。

浪人生時代

それでも、やっぱり当時日本一だった日体大でバスケをしたいという想いから、一年浪人してもう一度受験しようと決めます。
ただ、一般大学の受験生と違って、実技の試験にも備えなければならないし、入学後もすぐに動ける状態でいなければなりませんから、普通の予備校通いでは身体面において「ブランク」となってしまいます。
そこで高校の先生に相談したところ「体育進学センター(通称タイシン)」という体育系大学専門の予備校があることを教えてもらい、そこへ通うことにしました。
タイシンは、体育系大学を目指している人ばかりが集まっているので、実技試験の対策はもちろん、大学入学後も各競技で高いパフォーマンスを発揮できる状態にトレーニング指導してくれます。
僕は元々短距離には自信がありましたが、この浪人中に100Mのタイムはさらに1秒近く縮まりました。
身体のことも見つめ直すことができたし、ここで出会った仲間も素敵な人たちばかりで、結果的に僕は浪人して良かったと思っています。

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少し話が逸れますが、このタイシンの本館の最寄り駅は、小田急線の参宮橋というところです。
タイシンで授業を受けている時に急に歯が痛くなった僕は、参宮橋駅近くの「はたの歯科」という歯医者さんに駆け込んで治療してもらったことがあります。
この先生の腕がめちゃくちゃ良くて、しかも爽やかでカッコいいんですよ。
(歯科助手さんはみんな美人で親切!)
治療前にはホワイトボードを使って丁寧に説明をしてくれて不安を取り除いてくれました。
その時の僕の歯は、少し面倒な治療をしなければならなかったのですが、結局一度も痛い想いをせずに治療が完了しました。
僕はこの先生がすごく好きになって、それ以来、この歳になった今でも、歯医者はこの「はたの歯科」以外には行ったことがありません。
やっかいな下の親知らずを抜いてもらった時も全く腫れませんでした。(マジで凄いと思う)

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どんなビジネスでもいえることですが、やっぱり機能的価値と情緒的価値の両方を兼ね備えると「最強」ですね!

少しどころか、だいぶ話が逸れましたが、結果1年浪人して念願の日体大に合格することができました。(←急に終わるんかい)

次回は、その日体大の想像を絶する下級生時代についてお話をします。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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