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20卒休職者が身につけた新たな習慣④【読書をすることで心を豊かにする】

#一冊の本との出会いが人生を変える

こんにちは。私の記事を開いていただいた方、本当にありがとうございます。
たつ/日本一の教育者を目指して と申します。

今回も、20卒@銀行員が休職中に身につけた新たな習慣を紹介していきます。
私は、20卒として銀行に就職しましたが、様々なストレスから体調を崩し、現在休職中の23歳です。私と同じような境遇にある方に届けばと思い、20卒@銀行員が休職中に幾つかの習慣を身につけたので紹介していきます。前回の記事ではテレビをみなくなったと記しましたが、今回は「読書をすることで心を豊かにする」ということについて紹介します。

前回の記事をまだご覧になっていない方はこちら↓

「読書は大事」とはいうものの…

「本を読もう!」
誰もが何度も聞いたことのあるフレーズだと想像します。
振り返ってみて考えることは、私も小・中・高時代に先生方から言われ続け、大学時代には社会人の先輩方から言われ続け…「そうですよね。読書は大事ですよね~。」などと言って受け流してきたという自分の姿です。
とはいえ、読書に全く興味がない訳ではなかったと思います。小学校でも中学校でも図書委員になったことはありますし、むしろクラスメイトに読書を薦める役回りをしたこともあります。大学時代も書店や図書館に足を運んで「これだ!」と思った本を手に取って、買ったり借りたりしていました。
しかし、読書のメリットを「集中力が身につく」、「読解力が身につく」というように「勉強」や「国語力」といったものと紐づけて認識してきたのだと思います。言い換えれば、一冊の本との出会いが人生を変える(可能性を秘めている)という読書の素晴らしさに気が付かないまま、読書が人生を豊かにする手段となり得るという認識を持たずして、社会人になったのだろうと思います。実に惜しいことをしてしまったと思ったりもします。

読書の素晴らしさ

一方で、人生100年時代と言われる今、23歳で読書の素晴らしさを心から感じられるようになった私はラッキーであったとも思います。私が「読書をすることで心を豊かにする」という習慣を持つようになり、このようにnoteを通して広く発信するようになったということは、読書の素晴らしさに気が付いた何よりの証拠だと考えています。

私が考える読書の素晴らしさはこの2点です。
■ 自分だけでは思いつかない考え方に出会える
■ 心を豊かにできる

誰しも、現在、持ち合わせている考え方や価値観はこれまでの自身の経験からしか形成されえないものであると考えます。
それ故、かつて「無知の知」をソクラテスが説いたように、「私」という人間が持つ考え方や価値観の狭さを認識すること。そして、人生をかけてその状態を克服していくために、読書という経験をすること。経験を積み重ねることで、視野を広げていくことが大切ではないでしょうか。
(例え自身のものにできなかったとしても)新たな考え方や価値観に触れていくということは、よりマインドが洗練されていくと考えます。
そして、そのような状態こそ、心が豊かな状態と言えるのではないでしょうか。

私は休職中に「どのような人生にしたいか?」を必死に考えています。その中で明らかになった答えとして「豊かな人生(充実感、満足感がある人生)」があります。人生を豊かにする手段は幾多と存在すると信じていますが、「読書をすることで心を豊かにする」という手段を・経験を・時間を大切にしていきたいと思うのです。

よりよい人生にしたいと思っている方におすすめの本

私は休職という経験を経て、自分は「教育屋」であることに気付きはじめています。(そのため、私のペンネームはたつ/日本一の教育者を目指してなのです。この点もまた別の記事で紹介できればと思います。)
だからこそ、「教育屋」という観点からの選書になってしまいますが、よりよい人生にしたいと思っている方に自己啓発系小説と呼ばれるジャンルからおすすめの本を2点紹介します。

・「『福』に憑かれた男」(喜多川泰,2015)

突然他界した父親に代わり、実家の長船堂書店を継いだ秀三が主人公。
店舗を大きくすることを夢見ていた彼に訪れたのは、集客が激減するなどのピンチに次ぐピンチ。
「もう、やっていけない……」と意気消沈した秀三は、ついに店を閉めることを決意。
しかし、実はこれらの出来事はすべて秀三に憑いている“福の神”の仕業だった――! ?

この本と出会えたことで、「私自身が、今、置かれている状況」
すなわち体調不良という事態、休職という事態を
偶然の事態ではなく必然の事態と
ポジティブに捉えることができるようになりました。
私ひとりだけでは至ることができなかった(至れたとしても時間がかかった)境地に引き上げてくださったと考えます。


・「上京物語」(喜多川泰,2009)

成功を夢見て上京した青年、祐介が主人公。
いい暮らしがしたい。かっこいい車に乗りたい。自分の家が欲しい。
誰もが思い描く「理想の人生」を追い求めていたはずだったのだが……
大きな希望に胸を膨らませながら人生のスタートラインに立ったのに、
みんなが当たり前だと思っている常識に流されて生きていくうちに、
いつのまにか夢を忘れ、「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔する。
そんな多くの人が陥りがちな生き方を打ち破るには、何をすべきなのか?
本当の幸せをつかむための考え方、心の持ち方とはどのようなものなのか?父から息子へ贈る渾身の手紙によって、
夢を実現する「成功者」の生き方が少しずつ解き明かされていく!

この本と出会えたことで、私にとっての「幸せ」について考えはじめることになりました。最近の私は、一般的なモデルケースとして紹介されている「キャリアプラン」であったり、「人生設計」を自分に当てはめようとしなくなってきています。このような変化の積み重ねが私自身の「心を豊かにする」ということに繋がっていくと考えます。


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さて、今回は「読書をすることで心を豊かにする」ということを紹介させていただきました。よりよい人生にしていくためにも参考にしていただければと思います。

次回は20卒@銀行員が休職中に身につけた習慣その⑤を紹介していきます。


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