まやこ

社会人3年生になりました。過去の大学時代の毎日noteが置いてある場所です。

まやこ

社会人3年生になりました。過去の大学時代の毎日noteが置いてある場所です。

最近の記事

エネルギーチャージ

8月に入ってからは、ここ最近で一番自分を甘やかしていた。ずっと楽しみにしていた友人との遊びの約束、欲しいものを考えなしに買うこと、家に一人なのを良いことにだらだらすること。 6、7月を過ごしていた時、夏休みはあまり楽しみではなかった。予定はどんどんなくなっていったし、「今のうちにやるべきこと」みたいなのだけがずしりずしりと残っていった。そんな様子に現実逃避をするように、夏休みが来ると思わなくなっていた。 なんだかんだ、夏休みは来ていたみたいだ。そしてもう、終わりに向かって

    • 得体の知れないことを知る作業

      初めっから、車の運転がなんとなく向いていないことは分かっていた。びびりな性格がそのまま出てしまって、注意されたことがなかなか実行できない。色んなことをいっぺんに気にしながらハンドルを操作できない。 「視野を広く」「思い切って次の方向を見るんだよ」何度そんな風に言われたことか。 時にはその実践の遅さを教官に困惑され、悲しくなりながら車を降りることもあった。そして時たま、意味もなく悲観的になった。これは車の運転のことではなく、私の生き方そのものにつながっているんじゃないかと。

      • 悪夢

        2日に1日と言ったのに、早々にすっとばしてしまいました。言い訳にはならないのだけれど、久々に頭痛に悩まされていたのです。今は少し元気になりました。 というわけで昨日は一日中寝込んでいたのだけれど、途中ですごく嫌な夢を見ました。本当に、嫌な夢。 * 夢の中では、なぜか私は人を虫や動物に変える力を持っている。そして、マンション内で最近子どもが生まれたという夫婦とお話をするうちに、なぜかその子を一時的に虫にして、人間の状態でまたお返しするという話になる。私はそれを快く引き受け

        • 耐える夏

          去年の夏から、一年が経ったらしい。早いような遅いような、色んなことがあったようななかったような、色んな気持ちが混沌としている。 一年前、夏が始まる前に、それまでずっと居場所としていたサークルをやめた。 自分の意思で決めたのに、8月はまるでどこかに放り出されて浮遊しているかのような気分だった。色んな知り合いや友人にも、「そういえばサークルはどう?」と聞かれる度に説明をしては億劫な気持ちになっていた。やめる前には、やめたら楽になれる、せいせいすることもあると思っていたのに、それ

        エネルギーチャージ

          文体がない

          今思えば浅はかすぎて恥ずかしいのだけれど、文体というのは毎日書いていればふわーっと出来るものだと思っていた。 たしかに、noteのようなエッセイに関してはある程度のくせや語彙のチョイスが良くも悪くも固まってきている。 例えば私は「もちろん~だけれど、~なのだ」とか「でも、~だと思う」みたいなのが知らず知らずのうちに大量発生していたりする。あとから読み直しては、だけどとでものオンパレードに「使いすぎでしょ!」と一人でツッコミを入れていたりする。 でも、本を読むとすぐにその人

          文体がない

          二十歳の心を取り戻したい

          第二のモラトリアム期間、だなんて言ったら大げさかもしれないけれど、最近の生活はまるで仕事を引退した後かのような気持ちになる。まだ二十歳、なんなら第一のモラトリアム期間のはずなのに。 オンライン授業では自分の好きな部分ばかり目に入るけれど、誰も文句は言わない。朝に何時に起きても、何時に寝てもいい。ごはんは規則的に食べ、運動もする。 夜は眠りが浅くなって、犬の鳴き声や親の話し声、暑さ寒さですぐに目覚めるようになった。そして、そんな自分にも無頓着になっていった。だって明日も何時

          二十歳の心を取り戻したい

          ストレングスファインダー

          『ストレングスファインダー』という代物をご存じでしょうか。一言でいえば、「有料版・自分の強み診断」。無料でいくらでも性格診断ができるこのご時世、「有料か…どうなんだろう」と思っていたのだけれど、とうとう購入に至ってみた。 今さっき、ぽちぽちとアンケートに回答してみたところ、私には共感力や問題回復力があるらしい。全体的に人の立場に立って物事を考えることが得意、人の幸せはあなたの幸せ、そんな風に考えられるあなたは素晴らしい。さすがストレングスファインダーとだけあって、上位5つの

          ストレングスファインダー

          夏が似合う子になりたかった

          にしても、梅雨が長すぎる。もう8月も目前だというのに、こうもしとしとと雨に降られると、まだまだ6月の半ばくらいなんじゃないかと思ってしまう。 かと言って、梅雨が明けた後のあのピカ―ッとした日差しも私はあまり好きじゃない。よくニュースの天気予報の最初に現れる、あのピカ―ッとした日差し。あれを浴びると、「へいへい、もう私は降参ですよ」と家に引きこもってしまいたくなる。汗もかく。日焼けもする。湿度もしんどい。 春と夏がどうやらあまり得意じゃないらしいとは薄々気づいていたのだけれ

          夏が似合う子になりたかった

          妄想会話のはなし

          頭の中で勝手にシチュエーションを作り上げて、妄想の会話をすることがよくある。 シチュエーションにはいとまがない。 例えば、友人と遊びに行ったとき。例えば、アルバイトの面接。例えば、全然親しくないサークルの男の子。例えば、仲の良い数人でのグループ。例えば、前のサークルで仲が良かった子。例えば、居酒屋。例えば、車の中。 こんなのを急に想像しては、相手と勝手に会話をしだす。 妄想の会話と言っても、相手に好きなことをしゃべらせるというよりは、自分がすらすらと話していることが多い。

          妄想会話のはなし

          学校を休む日

          毎年、学校を半年に一日くらいのペースでお休みしていた。本当に熱が出ていた時は二年に一回くらいなので、四分の三くらいは、そう、さぼりだった。 朝起きた時に、「あ、今日かもな」と思う。熱は絶対にないけれど、いつもはあるはずの起き上がる気力がてんでない。頭が枕にくっついてしまっているんじゃないかというくらい。 いつもは目覚まし時計で必ず起きられる私がそんな様子だから、親は大体「どうしたの?体調が悪いの?」そして「休む?」と声をかける。「うーん、そうしようかな…」とかなんとか言っ

          学校を休む日

          大断捨離大会をしたい

          断捨離はとってもとっても好きなのだけれど、実は我流の部分も多い。基本的には「実際に触れてときめいたものは残す」という『こんまり流』でも、細かいところには沿っていない。 例えば、片づけはいっぺんに行うというルール。こんまりさんは確か『片づけはお祭りのようなもの』と言っていたのだけれど、それだとなかなか大変なので。毎回私は「今回は服」「今回は引き出し」というように気まぐれでやっている。 あとは、「衣替えをしなくていいようにする」もなかなか難しくてスルー。2つの棚を行ったり来たり

          大断捨離大会をしたい

          小さな新調

          色んな化粧品を新調している。欲しかった、というよりは、ちょっと不満だな、と思いながら使っていた物たちのことだ。 例えば、割れたまま使っていたアイシャドウやアイブロウ。 開けるたびにちょっと慎重にならなきゃだし、筆につく粉の量を調整しなければだしで絶妙に不便だった。けれどそれさえ我慢すればいくらでも使い続けられたから、今までずっとそのままだった。それを新調するならば、新しい色とかちょっと高めの化粧品に投資していた。 でも、新しいメイクに全然挑戦しない今、慣れ親しんでいたもの

          小さな新調

          名作は時空を超えて

          夏目漱石の『こころ』を一番最初に読んだのは、確か小学生の頃。その頃はとにかく食わず嫌いせずに片っ端から読んでいたから、何となく手に取った。青い鳥文庫や角川文庫を手に取るように、カバーがリニューアルされた『こころ』に何のハードルも感じなかったのだった。 読んでみた後の正直な感想は、「意味が分からなさすぎて何も残らない」だった。当たり前だ。最新の小説を漁るノリで読み進めてしまっていた当時の私には、作品の背景もその名声も何もかも、分かっていなかった。ましてや小学生に、明治天皇がど

          名作は時空を超えて

          悩みって入れ替え制だと思うんだ

          些細な悩みが消えて、また些細なことで悩むようになった。 気の合わない子と学校で会わなくなったこと。zoom上で伝えた自分の言葉選びに後悔すること。なんとなく窮屈な教室に押し込められなくなったこと。相手の考えを無駄に推測しては落ち込むこと。 どうやら私にとって、悩みは入れ替え制だったらしい。 * オンラインで授業を受けて、就活して、課題に追われるのはたしかにしんどい。でも友人と度々言い合うのは、「この状況、オンラインだからまだ間に合っているのであって、対面だったら正直ど

          悩みって入れ替え制だと思うんだ

          無心モードと心の健康

          レポートやテストに取りかかる前、心を一時的にシャットダウンするときがある。特に、あまり好きではない科目の時。 レポートの締め切りが続いているこの今は、どう嘆いたって仕方がない。学期末も大学に入って5回目ともなると、この時期に何かに追われているのはもう慣れたもの。 ただし、全てレポートに置き換わって、さらにそれを家でこなすとなると、大事なのがスイッチの入れ方。これがもうとにかく、スイッチが入らないときの私がもう、目も当てられないくらい全然だめなのだ。ちょっとやりたくない、ちょ

          無心モードと心の健康

          「パン派ですか、ごはん派ですか?」

          人に聞いて楽しい質問の一つがこれ。意外ときっちり分かれるのが面白い。この話題を振った時にくる「朝から白いごはんなんて食べられないよ」とか「ごはん一択。」という反応も面白くて好き。 ごはん派は比較的朝に強い気がする。パン派は朝ご飯の時間が短くて楽そう。ちなみに私はごはん派。 ごはんを食べると、朝に活力が湧きやすくなる気がする。なんだろう、朝に弱い強い関係なく、ある程度どしんとお腹にごはんが入ると、「そろそろ活動しないといかんな」と身体が勝手に思ってくれる気がする。家でよく「

          「パン派ですか、ごはん派ですか?」