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表メッセージ

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もう裏だなんて思わない。堂々と、幸せのニュースをお伝えします。日曜日の礼拝ごとに、一週間の生きる力を、人生を変える力を、神の言葉がもっていると確信していますから、それを指し示す取…
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2022年11月の記事一覧

私へのメッセージ (ヨハネ3:1-21)

私へのメッセージ (ヨハネ3:1-21)

◆「クリスマス」でよいのか
 
クリスマスの1か月ほど前から、「アドベント」と呼ばれる期間になります。クリスマスといった考え方の歴史は、4世紀頃にまで遡ることができるようです。アドベントのように、それの準備期間を大切にする考え方も、ほぼ同じ頃に始まったように見られているそうです。歴史に詳しい方は、確かなことがあれば教えてください。
 
アドベントは日本語の「到来」にほぼ相当する意味をもちます。「ア

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私たちの祈り (ダニエル9:1-20, コロサイ1:13-14)

私たちの祈り (ダニエル9:1-20, コロサイ1:13-14)

◆ダニエルの祈り
 
ダニエル書についてご説明をしていると、それだけで終わってしまいそうな気がします。預言書としてキリスト教では大きな位置を示しますが、ユダヤ教サイドでは、預言書扱いではなく、この世の終わりの姿を描くものと見られているそうです。事実、かなりおどろおどろしい終末の描写も含まれており、新約聖書のヨハネの黙示録もそこから引用していると思しき表現が多々あります。
 
ダニエルと、共に三人の

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愛はどこから (エフェソ3:14-21, ゼファニヤ3:14-17)

愛はどこから (エフェソ3:14-21, ゼファニヤ3:14-17)

◆教会が祈る
 
エフェソ書を開きます。パウロが書いたとされている書簡ですが、ほかの書簡を書いたパウロとは別人ではないか、という研究者がたくさんいます。専門的な議論をお伝えするのが目的ではありません。パウロという特定の人であれ、その信仰を受け継いだ人であれ、神からの言葉として受け止める上では、根本的には問題ではない、という態度で、聖書から大切なものを受けてみようと考えています。
 
ここは美しい祈

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ぼくを探しに (箴言7:1-27,ローマ7:15-20)

ぼくを探しに (箴言7:1-27,ローマ7:15-20)

◆ぼくを探しに
 
「ぼくはかけらを探してる、足りないかけらを探してる、
 ラッタッタ さあ行くぞ、足りないかけらを……」
 
シルヴァスタインの名作『ぼくを探しに』(The Missing Piece)という絵本をご存じでしょうか。円に近いような形に、ケーキ一切れ分ほどの切れ目が入った「ぼく」が、その欠けた切れ目にすっぽりと入る「かけら」を探しに出かけるという絵本です。白い背景にフリーハンドの線

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