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たかぱん
2024年1月28日 10:19
いろいろ困難な生活もあったが、なるがままに、ここまで来た。自分は十分に生きた。思い残すことはない。あとは、自然の懐に静かに眠るだけ。自然に還るのだ。 年を重ねるということは、そのような境地になることだ。日本人にとり、こうした思いは、比較的分かりやすいものだろう。先人たちも、そのようなことを言ってきたし、自分もそう思えるようになってきた。こうした方も多いだろうと思う。 年齢の数字が、容赦なく
2024年1月24日 11:28
日本基督教団の牧師である。その説教集が何冊か出版されている。私は好きだ。 神の言葉を自分における出来事として聴く。それを語る。また、安易にキリスト教を弁護しない。むしろ、キリスト教世界や教会の中に、とんでもない罠が潜んでいることを感じており、それを告げるのに憚らない。 私がもし牧師だったら、きっとこの人のように語るだろう。考えるだろう。だから好きだ。非常に共感できる、ということだ。 し
2024年1月18日 11:30
体を壊しての中で、教会で説教を語り続ける。偶々その教会から転任してゆく頃に、ルカによる福音書から講解説教を展開した。今回、その中から特に「神の国」を含む聖書箇所から語られた説教だけが集められた。ユニークな編集である。 神の国。それは、神の支配を意味する語である。教会で説教を聞く者は誰でも知っている。土地のことを指す言葉ではない。そして、一般にしばしば「天国」と呼ばれているものがそれであることも