鈴鹿で分かったロードバイクにおけるライディングフォームの重要性
こんにちは@tateshina_lifeです。
今日はシマノ鈴鹿ロードという鈴鹿サーキットをロードバイクで走るレースイベントに参加して分かったロードバイクで速く走る上でのフォームと集団走行、インターバルについての重要性について書いてみます。
今回は僕が支援しているDXベンチャーのJDSCから2人を加えて合計3人で2時間の中でどれだけ周回数を多く走れるかという種目にエントリーし、105チーム参加の中で26位というまずまずの成績でした。
僕はヒルクライム向けではありますが日々バイクトレーニングを欠かさない人間であることは皆さんもご存知の通りであるとして、もう1人は学生時代からガチでトライアスロンをやっているアスリートでした。ただ残る1人は6月からロードバイクを始めたばかりの方です。
この構成でこの成績は素晴らしいことですし、何よりも始めたばかりの彼が走り終えた時、達成感で満ち溢れていてとてもうれしそうな表情をしていたことが僕らチームにとっての最高の体験となりました。
さて、僕とトライアスリートのベストラップの比較を見てください。
2人の体重はほぼ同じでしたが、彼は8:42で僕は9:10と30秒近く差が開いています。実際平均スピードで彼は40.4km/h, 僕は38.3k/hです。
一方で彼の平均パワーは215wに対して僕は251wと40w弱僕の方がパワーが高いのです。僕のエコノミクス、すなわち効率は彼と比較して非常に低いことが分かります。
色々な理由が考えられると思いますが、平坦コースでのエアロダイナミクス(空力、空気抵抗)が大きく影響したのではないかと彼と話をしていて結論づけました。
彼が集団走行を意識していたのに対して僕は基本的に単独走行でした。インターバルパワーが800wを越えているのは集団の上げ下げにしっかりついていった証拠でしょう。
また彼がトライアスロン時代からのエアロフォームで走行していたのに対して僕はブラケットを握ったアップライトのポジションで走行していました。
僕はパワーを空気抵抗で溶かしてしまっていて「もったいない」走りをしていたことになります。逆に言えば平坦ではまだまだ伸びしろがあるということでもあり、とてもワクワクしています。
ロードバイクはとても奥が深いです。そしてこうやってデータを見ることによって具体的に改善することができることもハマる理由の大きなポイントなのです。
皆さんもぜひ始めてみてください。
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