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身体を開けば世の中が変わる | 都会で生きる人への回答

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は身体を開くことの大切さについて書いてみます。

春になってきてから東京から蓼科の山へやってくるゲストの方がちらほらと増えるようになってきました。

昨日は僕が浅草に住んでいた頃、まちづくりのイベント活動をリードした時にメンバーだった女性が子どもを連れて夫婦でやってきました。

日曜日とはうって変わって今週からはあいにくの雨が続きますが、目的は僕と話をすることだと言ってくれて嬉しい限りです。僕も精一杯彼女の話を聞いてみることにしました。

色々な話を聞いて色々な話をしましたが、家族で宿泊する古民家宿の日向家さんに送り届けてしばらく日向さんも含めて話をしていた時に、身体を開いておけば良いことがやってくるよ、という話になりました。

彼女の話を聞いていると社会を含めた他者を変えることへの難しさ、もどかしさとそのような中で未来を考えることによる不安に関係するものがほとんどでした

一方でこちらが訊くまで嬉しかったことや楽しかったことが彼女の口から語られることはありませんでした

他者を変えることはほぼ不可能です
可能であったとしても相当なパワーが必要です。

ましてや弱者を救う社会的正義を叶えようとした場合には例えそれが1人ではなく集団で立ち向かったとしても、既得権益、すなわち今現在パワーを持っている人々や組織と戦うことになるため勝ち目は限りなく少なくなります。

勝ち目が少ない戦いに身を置けば心理的にも物理的にも報われないことが増えるでしょう。見えてくる未来は不安なものになるはずです。人間は不安になると身体が縮こまり、固く閉じていきます

身体が閉じてしまうと視野は低く狭くなります。固くなった身体は感覚が衰え、相手の感情を見る力だけでなく、自分自身で感情を表すこともできなくなります

ですから他者を変えるのではなく自分が変わるのです

天照大神が天の岩戸に閉じこもった際に、彼女を外に出すために他の神々は彼女を説得することはしませんでした。自分自身が狂ったように楽しみ、踊り続けて彼女自身が出てくるのを待ちました。

自分自身が楽しく、喜び、没頭する

そこにものすごいパワーが発生します。求心力が生まれます。人は他者への正義を振りかざさず、未来への不安を微塵にも感じさせない、盲目的に楽しんでいるあなた自身に惹きつけられていくのです

正しさで世の中は変わりません。

あなたが楽しくなることで世の中の見え方が変わるのです

さあ身体を開いて全身で世界を感じてみてください。

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