自己肯定感を下げるチクチク言葉

自己肯定感は高い方がいい

どうも!子育てコンサルタント・プロ保育士のたすきです。近年、自己肯定感という言葉が定着してきた印象があります。スタンダードというか共通認識というか、「これって大事だよね」と挙がるリストでは上位、そんな扱いですよね。

色んなところで話題になるものの、

「自己肯定感を下げる言葉」

ってあまりないなあと思っていました。恐らく読んでて気持ち良いものではないし、グサグサ刺さるから、という理由な気がします。

ただ!私は

「こうはなりたくないなあ」

というビジョンも必要だと思っています。

「こうしましょうね!」

と理想高く言われても頭で分かってても出来ないのが人間。

なので、「これはやめたいよねえ」と最低ラインを作ることで生きやすさ・子育てしやすさに繋げていきたいと考えています。

前置きが長くなりましたが、気分を悪くしそうな方は早めにブラウザバックを推奨します。

ただ、読めば最低ラインが分かり、人生・子育てのストッパーになる、そんな話をしていきますね。それではいきましょう!レッツゴー!(/・ω・)/

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【具体例1:失敗続きで、やっと成功した時の一言】

苦手なことは誰だってあります。マジメにやってても出来ないものは出来ない。クオリティも低い。遅いですしね。でも完成させなきゃいけないそんな時。

やっとできた!とママに言った時に一言

「やれるなら早くやってよ。次は最初からやってよね」

グサッ。120%の力でやっとできたことに対して刺さる言葉は辛いですよね。こんな時は「あなたにしては凄い頑張り!時間も掛かったでしょ?よくやったね」と労いの言葉が欲しいところです。

次に繋がる、次もやろう!となるような声掛けをすると、子どもは自己肯定感を下げずに済みますよね。


【具体例2:おもちゃの取り合いをした時の一言】

おもちゃの取り合いは必ず起きる。2人以上で遊んでいたら絶対起きるハプニングです。そこでのやりとりを見ていた大人としたらイライラゲージが溜まるんですよね。そこに見かねて一言いってしまう

「そんなケンカするならおもちゃは禁止です!」

といっておもちゃを押入れに封印。一見、ケンカが収まったように見えますが、心が一ミリも成長していないので、おもちゃの取り合いは減りません。成長していないから、次も同じ問題が起きてしまうのです。というか、「何か問題があった時はごり押しや力でねじ伏せていいんだ」という理解で育ちますので、後々大きな問題が出てきます。

そうではなくて、子どもに寄り添う姿勢がここでは大事。

「おもちゃが少ないから分け合うの難しいよね。2人とも使いたいもんね。でもね、1個ずつしかないから順番こに使うしかないの。ママも難しいなと思うんだけど、どうしたらいいかな?」

と問いかけると

「うーんそしたら僕、次でいいよ」

とかって譲りやすくなります。ケンカしている時の一言で、案外その子の価値観や人生観に影響しているものなんですよね。

圧をかけずに寄り添う言葉、大切にしたいですね。


【具体例3:公園から帰りたくない、とダダをこねる子に一言】

公園で気持ちよく遊んでいて子どももハッピー!親もハッピー!だけど帰る時が大変。「もっと遊びたい!僕は帰らない!」が始まるのが日常。帰る時間もあるし、ゴハンの用意もしなきゃいけない。大人は時間を気にしているのでソワソワ。それでもぐずる子どもに対して

「そんなワガママ言うならママは帰る!一人で遊んでいればいいでしょ!」

といって背中を向けて歩き出す。「まって!おいてかないで!」と泣きながら座るかついていく子ども。よくある光景ですね。

でもね、まってほしい。泣かずに済むにはどうしたらいいか?今は自分の気持ちをぶちまけたのに受け入れてもらえなかった。という不満がたまっています。少しずつ自己肯定感が下がっているイメージです。

これを変える関わり方が必要です。

例えば

「いやーもっと遊びたいもんねー!滑り台おもしろいもんね。ただゴハンを作る準備があって帰らないといけないの。そーだなー、夕ご飯は何食べたい?」

と夕ご飯を食べたいものに寄せるだとか

「さっき楽しそうに遊んでいるのを動画に撮ってたんだ!ねえねえ、動画をじいじ・ばあばに送ってさ、通話しながら帰ろうよ!」

とじいじ・ばあばをだしに使って「公園楽しかったよー!」と思い、言いながら帰れば全員がハッピーですよね。

やりかた1つでこんなに違います。

泣いて帰るか

笑顔でニコニコ帰れるか

実は大人の一言の違いだったのです。

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【まとめ】

日常でよくある風景・やりとりってたくさんあります。でも、「もっと良い方法はないのか?」と考えるといくらでも出てくるんです。

泣いて帰るなら楽しい気持ちに切り替えさせて帰る

など大人がアイデアを、言葉の引き出しをもっていれば、子どもは自己肯定感を下げずに日々の生活を安心して過ごすことができます。

怒鳴らなくても・怒らなくても子どもに伝わる時がありますので、時と場合に応じて笑顔が増える関わり方をしていきたいですね(*´▽`*)


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