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連続140字『長崎すひあすくわっど』2-47

 ハリがルリの手に自分の手を重ねた。コハクもアコヤも続きを待った。
 ルリはゆっくりと吐き出すように言った。

「祖母は、これ以上メンドモが、そして魔王が出てこないよう、結界を張ってそれを維持するために、門の中へと飛び込んでいきました」

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