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連続140字『長崎すひあすくわっど』2-13

「おーい!」

 と、被さるように声がしたので振り返る。
 ツバキが体育館の裏から手を振っていた。他のみんなもそこにいるらしく、心配そうに顔を覗かせている。

「コハクたち大丈夫ー?」

 ウミネが手をメガホン代わりにして聞いてくる。

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