空雨傘とは?| 図解と実例解説 | 本当の空雨傘の実力知ってますか? | フレームワークも使いこなせる一石二鳥の最強思考ツール
よく巷で「フレームワークを使おう!」という言葉を聞いて、実際に使おうとしても・・・
・・・とフレームワーク路頭に迷ったことはありませんか?
私はありますw 胸を張って言えます。仕事ですごい人を見る度に「なんかフレームワークすごいな・・・でも私には全く手のつけようもありません(ごめんなさい)」と何度落ち込んだことか。
しかし、そんな私もフレームワーク路頭から抜け出せるたった一つの方法がありました。そう、こんな私でも1週間で変わりました。
それは「空雨傘」です。
と思ったあなた(私も最初はそう思っていました)
そうです、その「空雨傘」です。
この図の通りで、小学生でもわかるような至極シンプルなものです。
っていうあれです。
ちなみに、空雨傘は「客観」→「主観」→「主観」の順番です。
これもテストで出ます。
まず、この考え方を頭に叩き込んでください。
空雨傘、1+1+1=3と同じくらいシンプルに覚えてしまいましょう。
空雨傘を「身の回りの全て」に適用しよう
実は、、、思考力を身につける真髄はたったこれだけです。
フレームワークを使いこなせるようになる真髄はたったこれだけです・・・!
というあなたに。ポイントは7つだけです。
空雨傘を「身の回りの全て」に当てはめてしまえば、その瞬間に有無を言わせず「空雨傘」のフレームを使える形に持ち込めます。一瞬です。
全てのとっかかりを自分で作ってしまうのです。すごくないですか?
ルール1:全てを「目的・空・雨・傘・アウトプット」で捉える。
はい、もうこの図の通りです。この枠組みがあると、この要素があるはずだ、この全体図になるはずだ!と仮定して当てはめるのです。
ただそれだけです。
ルール2:空雨傘を当てはめる対象は「身の回りの全て」と捉え直す
まず、空雨傘の対象、対象となる何か = 「身の回りの全て」です。
もっと具体的にいうと
今朝、何をみましたか?今日何をしましたか?明日何を目にしますか?
全てを「目的・空・雨・傘・アウトプット」の集まりであると想像します。妄想します。仮定します。急速に思考が進んでいく感じがしませんか?
ルール3:全てを「傘」として捉える
全てを「傘」として捉えます。その瞬間に、「雨」があるだろうと想像できます。空があるだろうと想像できます。目的とアウトプットがあるだろうと想像できます。
ルール4:全てを「空」として捉える
全てを「空」として捉えます。その瞬間に、「雨」があるだろうと想像できます。その先の「傘」があるだろうと想像できます。目的とアウトプットがあるだろうと想像できます。
全てを空と捉えた時、「雨」がいわゆる3Cや7Sなどのフレームワーク・視点・法則を当てはめる部分です。
と思ったそこのあなた。
つまり、「空」に適用した「雨」の違いがこのような意見の違い、傘の違いを生み出しています。
裏を返せば、当てはめる「雨」によって必然的に導く結論「傘」も180度変わります。
当てはめる「雨」を発見し、「雨」の引き出しを増やせば増やすほど…導ける結論「傘」の可能性も広がります。
ルール5:全てを「雨」として捉える
全てを「雨」として捉えます。その瞬間に、「空」と「傘」があるだろうと想像できます。目的とアウトプットがあるだろうと想像できます。
ルール6:全ての「空雨傘」には「目的」がある。
全ての空雨傘には「目的」があります。目的は、必ず「人(who)」とセットです。人があるところに意志があります。人がいなければ思考は生まれません。
ルール7:全ての「空雨傘」には「アウトプット」がある。
全ての空雨傘には「アウトプット」があります。アウトプットは、「人(who)」とセットです。人があるところにアウトプットがあります。人がいなければアウトプットは生まれません。
なお、アウトプットは「傘」とは違います。傘はあくまで概念、考えであって、アウトプットは目に見えるフォーマット、出力された状態のことです。例えば、「〜という予算を立てた」という傘に対してアウトプットは「PPT」「Excel」「Slackの返信 3行」「会議での発言 10秒」など状況によって複数の形式を取りうるのです。
アウトプットが生まれて初めて、目的は達成されたとも言えます。
で、なぜ「空雨傘」なの?
ここまで話しておきながら、5W1Hとか3Cとか世の中フレームワークなんて色々あるのに、なぜ空雨傘?と思ったあなた。素晴らしい問いですね。
とことん掘り下げましょう。
「空雨傘」は、いわゆる「演繹法」とも同じ考え方です。高校数学でなんか聞いたようなあれです。
演繹法ってなんだっけ?と思いつつ、サラッとおさらい。
おおお!なんか繋がった!
まだまだですよ。
実は、空雨傘は、人間の脳の仕組みと同じなんです。
あなたの脳は、「インプット」→「プロセス」→「アウトプット」というステップで身の回りの出来事を全て処理しています。
そして、「インプット」→「プロセス」→「アウトプット」
これは、実はコンピュータの情報処理の仕組みとも同じなんです。
つまり・・・
空雨傘は、人間の脳やコンピュータの仕組みと同じ
空雨傘を基本の基本のフレームワークとすることは究極に合理的なのだ。
※ 人間の脳やコンピュータがどんな功績を成し遂げてきたのか、それはあなた自身と人類の歴史が証明していますね…!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、空雨傘をどうやって実践していくのか、を私自身のエピソード交えて、リアリティーたっぷりにご紹介していこうと思います!
少しでもご参考になりましたら幸いです。