記事一覧
ジョイフルキング(37)
大宇宙の虚無が覆い被ろうと、忘却の闇が侵食しようと、この星の光は、雨雲を貫き、曇雲を貫き、必ずあなたのもとに届けます。
エマ「星の光ってね、何万年も前に光った光が何万年もかかって今私達のもとに届いているのよ。」
マイキー「そうなの？いまひかったんじゃないの？」
エマ「今光った光は何万年後かにここに届くのよ。」
マイキー「ひかりっていっしゅんだよ！」
エマ「その一瞬の速さでも、何万年もかかってここ
ジョイフルキング(36)
何度輪廻が廻ろうと、同じ時、同じ場所、同じ色、同じ香り、同じ花が咲いている。
僕はボブ。
誰も信じないけど同じ時間の輪廻を8000回以上繰り返している。
何が一番奇妙かというと、同じ時間の輪廻を8000回以上繰り返していることではなく、同じ時間を8000回以上繰り返して、一度もまともにギターをひけないという事実。
輪廻0回目
♪ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジ
じょいふるきんぐ(35)
昔昔あるところに、おじいさんとアキおばあさんが住んでおりました。アキおばあさんは山に芝刈りに、おじいさんは川に洗濯行きました。
おじいさん「おばあさんや、いつもおもうんだが、普通、おじいさんが芝刈りでおばあさんが洗濯じゃないのかい？」
アキおばあさん「あんたに力がないからあたしが芝刈り行くのよ！あんたは洗濯でもしてなさい！」
おじいさん「へーへー。」
アキおばあさん「あとね、今日あたり川の川上から
ジョイフルキング(34)
暗い海の深淵の中に、私とジョイフルキング。アンコウの光がみえる。アンコウの光いらない。この世は私とジョイフルキングだけである。なんて素晴らしい世界なんだろう。なんて素敵な世界なんだろう。この素晴らしい世界素敵な世界が永遠に続く世界に私はいます。
私がこのジョイフルキングとかいうみたこともないバンドの曲を一番聞いてる人間である。私は人間として生を授かりました。人間でよかったです。妄想というものがで
ジョイフルキング(33)
ジョイフルキング絶頂期、5日寝なかったよ。29時間テレビのパーソナリティー、コンサートのリハーサル、テレビのバラエティ、ラジオ、CM、マネージャーがスケジュール調整出来てなくてブッキングしまくりで、寝れんよ。とはアキ泣き言絶対言わないので私もマイキーもジョディもついていった。
スタッフ「休憩入りまーす！」
スタジオ袖で4人とも会話なし。そりゃそうだ。私も気を抜くと寝てるのか起きてるのかわからなくな
ジョイフルキング(32)
面白いって何だっけ？
おじいさん「おばあさん、めしはまだかいのー。」
おばあさん「さっきカレー食べたでしょう。」
おじいさん「そうかのー。おばあさん、めしはまだかいのー。」
おばあさん「さっき大盛ごはん食べたでしょう。」
おじいさん「そうかのー。おばあさん、めしはまだかいのー。」
おばあさん「さっき1ポンドサーロインステーキをミディアムで食べたでしょう。」
おじいさん「そうかのー。おばあさん、なん
ジョイフルキング(31)
宇宙の果てには何がある？
いいねー！最高のお題だねー♪インスピレーションが研ぎ澄まされますねー。なんてったって誰も宇宙の果てに行ったことないし、何があるのか誰もわからない。なんでもかけるじゃない♪さーじゃあジョディ辺りに聞いてみましょ♪宇宙人かなー♪
宇宙の果てには何がある？
ジョディ「イッタコトないからワカラナイ。」
宇宙人いると思う？
ジョディ「さーイッタコトないから。」
つまんね。そんな現実
ジョイフルキング(30)
楽しき王。
ジョイフルキングほとんどの曲は私が曲を作り、こんな言葉でこんな感じでとアキに伝えるとアキはアキ風に変えて作詞してくる。だから作詞はほとんどアキ。
曲と同時に歌詞も考えちゃうので、頭の中ではたくさんの小説を書いている。たくさん本も読んでるしたくさん映画もドラマもみてる。だから頭の中のたくさんの小説はきっとどれかの作品の模倣だ。昔昔の江戸時代のお話。100年後の未来のお話。パラレルワールド
ジョイフルキング(29)
オーラ。
ジョイフルキングが音楽番組に出るようになった時、司会者で超有名人に会うようになった。超有名人、オーラがある。アキにもオーラがあるようで、事務所の後輩達はいつもアキさんすっごいオーラあるよね。っていつも言われてた。以前控え室から出たら細い廊下に若い出演者がワイワイ騒いでて、あー通れねーなーと思った矢先、アキが控え室から凄い音でドアを開き、ド派手の衣装で廊下の真ん中をふてぶてしく歩き、若い出
ジョイフルキング(28)
遠くの方で雨雲が黒く雷がなっている。
昔昔あるところに、駅からちょっと離れた田んぼのど真ん中で高校生の男女が歌の練習をしておりました。
高校の時、「運動部」という部活を作った友達がいた。当時は面白い！と思った。
小説を書こうと思った。作品名は「最終巻」当時は面白い！と思った。
当時はね当時はだよ。
今は2つとも面白くない。だってなんかそう
考えた理由がわかるもん。じゃあ今は何が面白いかって？
ジョイフルキング(27)
マイキーはもうアレンジを加えている。ジョディは指先の感覚確めている。アキは目を瞑り、ひたすら歌詞と音程に集中している。
はえーな。俺が何ヵ月も悩んで作った歌は3人があっという間に覚える。
アキ「よし。合わせましょ。」
はえー。
うん。
1発でほぼ出来上りに近い。あとは編曲して、各微調整したら新曲完成。
よし。これでひと安心、と思ってる矢先にアルバムの話がくる。えー、前のシングル3曲とあと9曲でと。
ジョイフルキング(26)
素敵な文章。綺麗な美しい描写だ。細かい描写だね。こんな綺麗な文章や描写は書けない。だって言葉の意味を知らない。言葉を知らない。国語辞典持ってこないと。
こんな展開にするんだ。こんな構成にするんだ。今まであった物語は、全てこの最後の物語に通じる伏線だったんだ。凄い展開だ。映画にしても面白いだろうね。こんな構成にできるのは決して作者だけの力ではなく、編集者や他の方のアドバイスなんかをうけて、面白くする
ジョイフルキング(25)
ふー。題名戻りましたね。良かった。良かった。前回は、アキ(ジョイフルキング24)、にされましたからね。困ったリングです。アキ怒ってたね。作者にまで。あんな怒ることないのにね。でもああいう人じゃないと何万人が見てる前で堂々と歌いあげられないんじゃないかな。私ああ思われてるかも、こう思われてるかもなんていちいち気にしてたらスポットライトの舞台になんかたてないよね。一度も歌詞を間違えず、音程もミスらず、
もっとみるジョイフルキング(24)
テレビ内、水戸黄門
カクさん「静まれ、静まれ、この印籠が目に入らぬか。ここにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くも先の天下の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ！」
スケさん「（一同!）ご老公の御前である!頭が高い!!控え居ろうっ!!!!」
一同「ははっあーーーーー！」
テレビの前
カク「…………うそだろ！！！そんなバカな！！みんなひれ伏しちゃったよ！！あれ絶対どーみても小物入れだろ！！…………これ
ジョイフルキング(23)
世界史の先生「1600年代のアメリカには、アフリカの植民地から大勢の奴隷をアメリカに連れてこられ働かせていたという奴隷制度があり、これらはアメリカだけでなくヨーロッパ諸国でもこのようなことがあったといわれている。ここからは先生の見解だが、奴隷として生まれ、奴隷として生き、奴隷として死んだ奴隷は自分が奴隷だと思ってなかったんじゃないかと先生思うんだ。」
ユメ「…………………」
キーン、コーン、カー
ジョイフルキング(22)
フラ「えーこちらはジョイフルキング(21)の続きです。なんでまたあたしが言わなきゃなんないの？」
ビル「さすが八流作家だと思いました。」
丘「何回目だよ！おっと！読んでくれてる人はわけわかんねーだろうから自己紹介。」
No.1金持ち
フラ
そのメイド
モカ
No.1殺し屋
ビル
その相棒
ギン
No.1仙人
イチ
その手伝い
ハナ
ハナを乗っ取ったラスボス
丘
ジョイフルキング「あーーー