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本の読み方/平野啓一郎 人がどう本を読んでるのかしれて良かった。そうなの。人が本を読んでどう思ったとか、感想なんてどうでもよくて、どこに線を引いたのか、どんなメモをとったのか知りたいのよ

平野啓一郎さん。お恥ずかしながら小説はまだ読んだことないんです。ですけども、ラジオとか、YouTubeの講演とかは聞いていて、ブラックミュージック、どっちかっていうと、ジャズとか、ブルースよりが好きなのかな?めっちゃロックも好きそう🫠
まぁとにかく、めちゃくちゃ音楽に詳しくて。アーティストの与太話とかすごい興味深い話をされる方で、声はよく知っています。成田 悠輔さんと同じ系統の声質で、とてもいい声でらして、さらに、とてもいい声です笑
とてもいい声の後に、さらに、と言っておいて、とてもいい声。としか出てきませんでした、すいません笑

ということで今回のお品書き



本読むの好きなんですよ。でも、こうやって読むんだよ!とか言われたことないんですよ。
気づいたら自分のスタイルができていて。

例えば、自分の頭の中で本を再現、再生する時、決まったナレショーンの声担当の方がいまして。
ナレーションをFMヨコハマの栗原治久さんに担当してもらうことが多いです。

後登場人物は特定の俳優さんとか想像することはあんまりないんですけど、アロハシャツの、おじさんでのっぺらぼうの人が男であることが多いです。
マイク眞木って感じですかね。マイク眞木さんが、色んな役をやってるというイメージ。顔はのっぺらぼうなんですが。女の人は、広末涼子さん。広末涼子さんものっぺらぼうなんですけど

登場人物が増えようが、主人公が6万人の前で歌おうが、マイク眞木さんののっぺらぼうと、広末涼子さんののっぺらぼうが増えていくという感じ。
なので、頭の中で映像化する力は貧しいかも笑

みなさんってどうなんですかね?頭の中で映像化してますよね?しないっすか?しますよね?

ままま、
というかんじで、読書する時いつも気になるのが

他人、読書、どうやってるんだい!

みんなも頭の中で、小説が映像化されていると信じてます。
自分の場合、論文とか小説じゃない読み物読んでる時も、ステージの上に椅子とマイクがスポットライトで照らされていて、そこから論文を読み上げる声が聞こえてくる想像をしています。だから論文読んでもちっとも理解できないのかもですけど。
頭の中で声、出してますよね?
その声の人、たまに喉ガラガラだったりしませんか?

うちの声の人はガラガラになったりしないです!w


読書自体についてより知りたい人が多いのだと思います。

小さい頃に、絵本の読み聞かせとかに始まって、学校で音読とか、テストとかで用語やらなんやら覚えていきますけど、1人でする読書について何か言われた記憶ないです。

 頭の中で物語を読む人を1人用意しましょう!とか言われたことないのに、気がついたら、彼は頭の中にいたのです。

「頭の中の声の人のチェンジの仕方」みたいな実践的な授業とかあったら良かったんですけど


とりあえず、この本で言いたいのは、本の読み方は自由!ってこと


身も蓋もなくなっちゃうけど、一貫してこれに尽きる感じ。でも、突き放されるような言い方はされなくて、優しくそっと促してくれる感じでしたね。

小説の読み方っていう、また別の書籍を出された直後のインタビューか、ラジオの方で語っていたんですけど、この本は、アンチ速読がメインテーマだったらしく、速読マン、いっぱい本読んでるオレすげーマンをすげーDISってて。気持ちよかったです。
いっぱい本読めないのと、めちゃくちゃ本を読むのが遅いのがコンプレックスだったので、スッキリしました(´・ω・`)

ゆっくり本を読んでいいのよ!

って、この中の、平野さんは優しかったです笑


なんのために本を読むのか

最も疎遠な人、つまり「自分自身」と向き合うため

 限られた時間というか、人生の中でどの本を読めばいいのかの答えが出ましたね。

本を読んでると、この本、読んでる意味あったけ?というか、読書するのって意味あるんだっけ?って思ったりします。ちょっと不安になることがある。
だけど、色々読んでいくうちに見えてくるものあるよ!と受け取りました。
読めば読むだけ土台、骨格が形成される感じ。逆に、自分とは全く関係ない、興味無い分野とか読んだりしても、血肉化されてれば、土台は補強されるのかな?と。
だからね、自分が買ってくる本ってだんだん方向性固まってきちゃうから、人にオススメされた本は必ず読むようにしようと思いました。

再読がオススメされている。

何年後かに読むと、違う感想を持つことがあるから、また自分自身を再発見することができる。これは何となく分かりますよね。
この本の中で、再読した方がいいよーって書かれている部分を読みながら思ったのは

中村文則さんのこと。
中村文則さんは、自分がリリースした本を読むことないらしんですよね🤔中村文則さんって、フラットな気持ちで中村文則さんの本読めないのって不幸だなってちょっと思いました笑

それともうひとつ。この手のビジネス書の本って再読しないじゃないですか普通は。
でも、本文中に違和感があるところが何ヶ所かあったんで、この本自体も時間を置いて読むべきなんだろうと思いました。なんか、隠されてる気がする。
この人の事だ、絶対なんか隠してる。

さて、そろそろまとめていこうと思います。

これね、本の読み方語ってるようで、人とのコミュニケーションのとり方を教えてくれてる本。

 物語の裏側の文脈を見抜く力をつけていくことで、人とのコミュニケーション円滑にできますよってことが書かれてるんじゃないかと思いました。
人の事を見た目とか言動とかで決めつけないようになるかもって思いました。

人に対しての偏見の裏側見ることで、偏見を相殺することができる。と。

そんなこと書いてませんけど笑


最後に

 本を読む時に、必ず見つけだすテーマ決めておくといいのかなって思いました🤔
自分は、本を読む時はリズムだ!ってずーっと考えて読書してきたんですが、

今後は色に着目して読書しようと思いました。
というのも、物語ごとに色が決まっていくじゃないですか?黒いとか、グレーっぽいとか、本ごとにイメージカラーがあるような気がするんです。

それって、物語のどっかで指定する単語や比喩が使われていたんだなって気付かされました。
繰り返しグレーや、黒いものを想起させる物が登場するとイメージカラーは黒になるだろうし。ずーっと、森の中にいたら緑だろうしって、そんな具合。

この本を読むまで、誘導されていたなんて思いもしませんでしたw
今後は色に着目して収集していこうと思います(´・ω・`)
すごい学びがありました!

あざました!


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