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相手にこぶしを挙げないこと

私が占い師さんを名乗って占いをしたり、カウンセリングをするのには理由があります。
それは、これまで自分が経験してきたことをお話する事が、何かの解決策になると信じて疑わないからです。

私は幸いにも占いをすることが出来ます。
ただ、占いのカードを読むだけで、困り事が解決する訳ではありません。
占いのカードは抽象的な意味を持っているだけですから。

なので、占いで見えてきたことを、これまでの経験と言う道具を使って、具体的な形に落としてお伝えしているのです。

そんな占いやカウンセリングですが、相談者が何か困った時に聞いてみるものだと私は思ってます。でも、占い師さんやカウンセラーが何かを伝えても、それを活かさない事には改善しないのです。

困りごとを解決しようと動くのは、相談者した方ですからね。

なので、困ったことを解決するためのヒントを、普段からたくさん読んでおくことで、「この場合こうしたら良い」の力を蓄えることが出来ます。

そうすると、自分で困難を克服できやすくなるのです。
克服できるとは言い切れませんので、できやすくなると書きました。

考え方が何もない状態で戦うのと、考え方を備えて戦うのとでは、結果は違いますからね。

例えば、相手の事を叩いたり引っ張ったりする子供が居たとします。
なぜこのような行動をとるのでしょうか?
いくつか理由が考えれると思います。

親に構って欲しい。
不安やストレスが大きい。
叩くことが身の回りの環境で起きているから、それを真似している。

他にも理由は考えられるのですが、私が一番大きいと思う理由。
それは、自分の言葉でうまく話せないからです。

言葉に出来ないもどかしい思いが、時としてこぶしを挙げる行動にさせるのです。

その昔、私は無口で大人しい子供でした。今では考えられないぐらい、話をすることができなかったのです。
そして、自分の言葉で話すことが出来ませんでした。
なので私は、相手を叩いて訴える方法しか選択肢がないと考えていたのです。
だから、男女構わず叩いたり引っ張ったりしました。

小学校の時に女の子に平手打ちをかましたことも何度もあります。
必殺仕事人に頼めば、いじめっ子をブスッと刺してやっつけてくれるのではないかと子供心に真剣に考えたこともあります。
だから仕事人はどこに住んでいるのかを考えたり、お金をいっぱい貯めてお願いしたいと考えたこともあります。
本当に情けない話ですけどね。

手を挙げるのがダメと分かるまで、私は普通にこぶしを挙げてました。
そして怒られても、自分では悪いとわかっていても、手は出てしまいました。
口達者な人に言いくるめられて、自分の想いを伝えられなくて、それが時として暴発してしまうのです。
頭では理解していても、反射的に手は出るようになっていたのです。

そんな私も環境が変わり、少し話せるようになり、何とかコミュニケーションが取れるようになって、こぶしを挙げることはなくなりました。
それでも、自分の想いが伝えられず苦労をしてきました。

相手を超えるには、手を出す事ではない。
脅す事ではない。
きちんとした知識を持って、相手と話せるようになろう。

このように考えて歩こうと決めたのです。

これは私の苦労した話の一部ですが、こう言った経験をたくさんして、多くの考え方や自分を表現する方法を学び、経験から体得しました。
その考え方を書くことにしたのが、自己表現のコラムです。

だから、このコラムを読んで、少しでも考え方の側面が出来れば嬉しいと私は思い、書き続けるのです。
他の人は、昔の私みたいな考え方になって欲しくないから。

自分の気持ちを伝えることは、とても難しいです。
自分の考え方を理解する完全に理解する事なんか、正直できないです。
それでも、考え方や伝え方を作って備えておくことで、手を出すことはなくなるのです。

嫌な気持ちになって相手を叩いて、笑ってくれる人はいないですよ。
言葉で、相手は笑ってくれるのです。

相手を叩かないようにするには、言葉を覚え、知識を付け、話し方を覚えて、自分の気持ちを伝えること。

それが出来るように、これからも自分の考え方をまとめながら心を磨いていくようにします。

今も文章を書いていますが、正直、文章が上手だとは到底思えないです。
うまく文章が出来たか、まとめられたか、自分の言いたいことを伝えられたのか。そう考えると、今日はあまり手応えがなかったりします。

それでも、私のnoteを多くの方に読んで下さっていることに感謝しながら、私は今日も決まった時間にデスクに向かい、拙い文章で自分の想いを書き綴ります。

今日で11か月連続、毎日更新することが出来ました。
あと1か月は続けて更新しようと思います。
1年間、絶対毎日更新すると決めたから。

最後に、今日一日。無事に過ごせたことに感謝。




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