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期待を胸に

お昼の仕事のプロジェクトの終焉が近づいてきた。

納品物をおさめて、ようやく解放される一歩手前になった。
今も大きな光が見えないけれど、何とか形にはなった。
たくさんの事を教えられたプロジェクトだった。

最初三か月と聞いていたプロジェクトは、三年が経過した。
最初上司だった人は、責任を取って居なくなった。
次に上司になった人も。

多くの助っ人に振り回されたが、本質の大切さを知った。
仕事仲間が、自分から天に駆けあがって行ったこともあった。
私自身、心が病んでしまう時期もあったが、何とか乗り切った。

そして来年。
私の周りからほとんど人が居なくなる。

横浜でホテル生活を始め、しばらくして、東京の人になった。
久しぶりのひとり暮らしで、多くの気づきを得て学んだ。
東京では、料理をたくさん作るようになった。
そして、着物を着て出歩くようになった。

プライベートでは、東京でたくさんの人に出会った。
会うべき宿命だった人や、普段出会えない人にたくさん会うことが出来た。
大阪に居たら、絶対に会うことのなかった人達に。

そう言った人たちとの関わりを経て、占いも完全に一皮むけた。
自分のスタイルをしっかり確立することができた。
念願の占いCafeは、三度もできた。
占いのイベントでも、そこそこ存在感を出せるようになってきた。

Twitterでも、食レポ占い師の地位をほぼ確立した。
noteをはじめて、たくさんの考え方をまとめることが出来た。
こつこつ続けることの大切さを、いつも感じている。

三年って、長かったように思える。
その中で、確実に自分のものになったことがある。
そう思えるから、とても有意義な時間だった。

そして、これからも。たくさんの人に出会う形になるだろう。
期待を胸に抱いて、僕は明日も歩く。

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