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引っ越し業者が驚いた玄関の巨大鏡

巨大というとものすごく大きなものを想像される方もいるかもしれないが、「一人暮らしの女性にしては少々大きな鏡」と前置きしておこう。物理的な大きさは中の上くらいだが、フレームがアンティーク加工されているため存在感が割と大きいことで、特に大きく見えるのかもしれない。

結婚を機に引っ越しが決まったとき、見積もりに来た引っ越し業者が「すごい鏡ですね」と終始感心しながら鏡を見ていた。全身を映せるものがないと落ち着かなくてと説明すると「姿見、もっといろいろあるでしょう?」と笑う。ちなみに、普通の姿見はウォークインクローゼットの中にと見せると「2つもあるんですか?」と業者はまた驚きの声をあげた。

なにを着ていくか決めるときに1つ、出かける前の最終チェックに1つと説明する。ちなみに、クローゼットの姿見は引っ越しの際に実家に引き取られた。「ショッピング中の試着じゃないんだから似合うかどうかは知っているでしょう」と母は笑うが、私からするとその日の自分の気分とリンクするかどうかを確認したいための姿見だった。さすがに新居になんでもかんでも持って行くわけにいかず妥協したわけだが。


毎週楽しみに視聴している「幸せボンビーガール」で、風水に従って生活するとお金持ちになれるかどうかという新企画が始まった。

風水関連だと決まって出てくる鏡、今回も触れられるだろうかと期待して見ていると割と早い段階で「お金持ちは玄関向かって右側に鏡がある」と言う。わが家では今も昔も向かって左側だった、惜しい。


占いはともかく、風水は割と好きだ。過度に取り入れるつもりはないが、その理由付けすべてに割と納得できる自分がいる。鏡の件も、お金持ちが玄関に鏡を置くというよりは「金銭的に余裕がある人は出かける前の身だしなみに気を遣う」ということだろう。

番組中では「玄関マットはとても良い」とも言っていた。これも同様、生活に余裕がある人ほど靴にこだわることと同じで、屋外と屋内にけじめをつけたいのだと察する。ちなみにカラーは緑色がいいらしいがそこまでこだわる気が無いのが私の適当加減。いかんせんわが家の玄関マットは猫の形をしているので良いも悪いもなさそうだ。

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時折過度にほつれているのは気のせいだろうか(犯人と共に1枚)


さらにカーテンを洗うといい “気” が入ってくるとも言っていた。ちなみに、イギリスにホームステイしたときのドイツ人のルームメイトが言っていたことだが、ドイツでは毎朝 窓を磨く。日本では大掃除のときなど節目節目でしか窓を磨くことはない気がするが、あちらではそれこそ日本の掃除機をかけるような感覚で窓を磨く。良い空気は外から入ってくるというのがその理由だそうだ。

カーテンを洗うと良い、というよりカーテンを洗えるというのは屋内の環境がある程度 整理整頓できていて清潔感がないとできないことでもあるだろう。仕事が忙しい時期に部屋が荒れまくっていた時は、カーテンの前にやることがありすぎてとてもではないが優先順位にカーテンが挙がってこなかった。ちなみにカーテンを洗うと思ったよりも屋内が明るくなるのでオススメ。


鏡の話からずいぶん脱線してしまったが、番組ではほかにも北枕で寝ると熟睡できる等いろいろアドバイスがあったが私としては信じたいところだけ都合よく切り取って、良しとする。

ちなみに、姿見の下の方にホコリが溜まっていることに気が付いたのでクイックルワイパーで水拭きと乾拭きをしてピカピカにした。せっかくなので、ついでに玄関と洗面所も水拭きをした。家が少し綺麗になって、気持ちがすっきりと軽くなる。浮足立ってリビングに戻ると娘によってオムツとティッシュが散乱していたりするのだが、この散らかりと生活の汚れはまた別の者なので、叱りたい気持ちをぐっと抑えて片付ける。

育児でなかなか手が回りづらくなる家事だが、ちょっとの余裕で綺麗にできると少し気分もいい。


目指すはNHK「おかかさんといっしょ」の歯磨きコーナーに出てくるような、子どもも過ごしやすくて整理整頓ができているおうち。そう簡単にはいかなさそうだが、娘の物心がつくころまでにはなんとか実現したい。

明日天気がよければカーテンも洗おうか、寒くなりすぎないうちに窓拭きもしたいし断捨離もしたい。鏡がきっかけで少し早めの年末の大掃除に取り掛かりながら、秋の日差しが振り込む窓辺でnoteを書いている今日の私だった。

今日もお付き合いいただいたあなたに感謝を。

2020/10/14 こさい たろ

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