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合コンの二次会ノリでバチェロレッテ感想をつづる part2

【注】
本記事はAmazon Primeで独占配信中の恋愛リアリティーショー「バチェロレッテ・ジャパン」および、過去の「バチェラー・ジャパン」シーズン1~シーズン3の内容についてネタバレを含みます。コンテンツを最大限お楽しみいただくためにも未視聴の方の閲覧をあまりオススメしません。コンテンツをご覧いただいてからぜひいっしょに語りましょう。ご覧いただいた方は今回バチェラーシリーズで初めて泣いた私としばしお付き合いください。

バチェロレッテ エピソード1~4の感想に引き続き。初めましての方はpart1からどうぞ。

今回は2020年10月16日配信開始のエピソード5・6についてつづらせていただく。


画家杉ちゃんと幸せになってくれ!!!!!



早まりすぎた。エピソード5から順に書いていこう。

エピソード5〜6で2度泣いた私だ。深夜テンションもあるだろうか。少なくとも、話数を追うごとにバチェロレッテ福田氏、いや、ここは親しみを込めて “萌子さん”と呼ばせていただく……萌子さんに惚れていく私がいる。

歌手ローズに至っては、売名半分で出演したつもりが思いがけなく萌子さんにハマり惚れていったパターンではなかろうか。(邪推)

SNSを見ていても女性の萌子さん支持の上がり方がすごいように感じる。よくテレビに出てくる「女子高生がなりたい顔No.1」や「かわいい小悪魔」ではない。言葉づかいやちょっとした仕草から滲み出る育ちの良さ、それゆえの気品さに憧れを抱いてしまう。

先日からフォローさせていただいている萌子さんのTwitterを拝見すると、ちょうどリアルタイムで福岡県の大濠公園にいらっしゃるという。載せている写真がもつ鍋というところにも好感が持てる。物理的距離が近いというだけでちょっとドキッとするくらい、私としてはバチェラーシリーズでは野原遥氏(シーズン3)以降の推しだ。


さて、本題に参ろう。まずはエピソード5から。

冒頭のジョギングシーン。そうそう、始まった当初から思っていたが、バチェロレッテ参戦に伴い萌子さんとお近付きになるためには英語ができないと色々と積んでいるなと。豊富な海外滞在経験からバチェロレッテは自然と英語を口にするが、参戦者の中に “実はなんとなく雰囲気でつかんでいる” 人も少なくない気がしている。逆に、このテンションにスマートについてこれない参戦者はお呼びでないというところだろうか。


そして中国出身 黄氏といきなりの温泉デート。言葉はアレだが水着を着ても尻軽に見えない萌子さんはすごい。むしろ飾らないビキニも素敵。

黄氏の「デレデレしないって決めていた」という言葉に思わずデレデレした私。少女漫画か!!!全体を通して萌子さんが少しずつやわらかい表情になるあたり、結婚するならペット系男子や年下ではなく、年上でリードしてくれるタイプが好きなんだろうと察した。むしろ、あれだけしっかりした女性をリードできる男性がプライベートでなかなか現れないことも、萌子さんのバチェロレッテ参戦の引き金になったのではなかろうか、どうだろうか。

サバサバしている女性が実は人一倍甘えん坊だというのも良くある話だ。甘え慣れていない部分を恋人に求めがちだということも。(同じ理論でブリッコは甘え慣れているからプライベートはサバサバ・腹黒というのも珍しくない話)


中国出身 黄氏のことをpart1で(親しみをこめて)悪口マシンと書かせていただいたが、切れ味の鋭いインタビュートークはさすがバチェロレッテを面白くしてくれる。それでいて女性の前では真摯に向き合い萌子さんをしっかり受け止められた黄氏の一歩リードは否めない。案外ふたりは合うのかなぁ、どうかなぁ。

「ハグしていい?」と聞かれてついニヤけてしまう萌子さん。インタビュートークで「聞かないでよ~~~」と照れていたが、いやいや分かるけど、ローズがかかっている以上聞かずにはできないよーーーー!

いいなぁと見惚れていたところ、温泉シーンのラストの黄氏の言葉を見逃さない。

「おあずけね。」


うぎゃ!!!萌子さん好きでしょ、こういうの好きなんでしょ。なんだ、この2人の少女漫画感。編集ディレクターもよくぞ聞き落とさずに入れてくれた。それもサラッと。


さて、一方でお留守番組「通訳マラカイ氏」「スーツ仕立て人」「金融業」の3人トーク。通訳マラカイ氏のスーツかっこいいなぁ…!となりの仕立て人よりもスーツを着こなしてしまうのは反則では(笑)

誰がストールンローズを使うか、てっきり使いたいと思えば1人に1本ストールンローズがあるのかと思っていたら3人中1人という。ここにきてまたもやバチェラーシリーズの企画の意地悪な面が見える。

私の予測だと、
・通訳マラカイ氏は使っても使わなくてもいける
・スーツ仕立て人は使っても使わなくても落ちる
・金融業はローズを使うならいける、使わないなら落ちる

と思っていた。

マラカイ氏は金融業に対して「出演を推した友達にいい顔したいからだろう」と罵っていたが、それも半分あるだろうがエピソード4(エピソード3?)で金融業が書いた手紙の内容を見るに多少なりとも萌子さんへの想いがあるように思う。いわゆる短期決戦のバチェラーシリーズには向いていない。普通に合コンすれば勝ち組に入るパターン。

通訳マラカイ氏は、ド正論をぶつけてしまうあたり、正しく23才だなと。なにも間違ったことを言っていないのだけれどやはりコミュニケーションには “空気感” というものがあるから、その空気感を破壊してまで主張することかというと疑問が残る。若さだなぁ。ご本人が見た目で判断されることを嫌がっていたけど、つい見た目と普段の落ち着き具合で30才くらいかなと思ってしまっていた私が居た、反省。


さて、一方で進行する歌手ローズと画家杉ちゃんと料理研究家 3人のグループデート。デート延長戦の船上デートに歌手ローズを選んだとき、私が想像したシナリオでは「ストールンローズが来たときに引き換えにしてもいい相手」がローズなのだとばかり思っていた。てっきり杉ちゃんと料理研究家は本命だと思っていたので、なるほどゆきぽよ要員はここでサヨナラかと納得していたのだ。このときまでは。


ストールンローズを持って走ってくる金融業。(榿澤って何て読むのかここまで来てもまだよくわかっていない私)

いい人選。これでローズとチェンジだ、と思っていたら、えええええええ。というか、「今夜は誰が来てもローズと一緒に過ごすつもりだったの」。えええええええ。思ったよりローズに惚れているんだなぁ。

てっきり金融業は振られて「まぁ目立つモブみたいな立ち位置だったから」とサラりと見送られるかと思いきや、「いやです!」と泣く。……あれっ????次々と涙があふれる金融業を見ていて驚くことに気付いたら私も泣いていた。彼としては「バチェロレッテ出演者としての自分の終わり」に泣いているのかと思っていたが、「じゃぁどうしてデートに誘ってくれないんですか!」と言いたい言葉が止まらないところを見ていると、恋ってもどかしいなと。むしろ恋していたんだな、彼も。同情や悲恋ではなく、自分の過去のなにかしらの恋愛と重なって涙が出た。深夜テンションもあったかもしれない(黙ろう)


そしてローズセレモニー。白スーツの萌子さんステキー!!!!!めちゃステキ。そしてトップスはビキニになっているあたり、ほどよい色気。さすがの着こなし。


突然スーツ仕立て人 牧野氏がセレモニーで勝手に話し始めて驚き。それで心が動くというよりも、これ以上のアクションはマイナスしか生まない……と思っていたら「ホテル創業の夢」!?!?!?!?ホテル!?!?!?!??!どういうこと!?!?!?!?!突然の「笑ってはならないローズセレモニー24時」スタート。

萌子さんはともかく候補者が黙って立っていられたのはすごいなと。あれぞローズを前にした緊張感だろうか。私なんて聞き間違いかと思って思わず巻き戻したのに、間違いなく「ホテルの夢」。笑ってしまって、バチェロレッテ最大の見せ場であるはずのローズセレモニーの視聴がぐっだぐだになった。クレームを投げたい、スーツはどこへ行ったんだスーツは。ホテルという巨大なスケールのことをなんとか言えばゆらぐと思ったのだろうか。萌子氏は並のお嬢様ではないからお金や名誉では釣れないということが分かっていない候補者がここまで残っていたのだなぁという感じ。この気持ちをどう言い表そうか、アナ雪の王子の正体が明らかになったときと同じ気持ちだろうか。萌子さんはアナほどおバカではないけれど。

こんな終わり方をするくらいなら、ストールンローズを持って走り、言いたいこと聞きたいことを感情のままに訊けた金融業はラッキーだったともいえる。未視聴のエピソードが残っている中ではあるが、あの桟橋でのシーンはバチェロレッテ名シーンベスト3にランクインすることだろう。タイミングよくドローンが飛んでいたことを加味すると演出からヨーイドンで走らされた可能性もあるが、なかなかドラマティックであった。

あぁそう、それから金融業が走ったおかげで、歌手ローズの見せ場がまたひとつ増えたなと。あの状況でつべこべ言わずに黙って抱きしめられる包容感は大切だ。


一気に書きすぎてタイピングの手が疲れてくる。続いてようやくエピソード6。こちらのほうが書きたいことがあふれているはずなのに、エピソード5の地点で3,500字も書いているあたり、私も大概暇を持て余しているなと。


中国出身 黄氏が画家杉ちゃんに苛立ち始める。無理もないだろう。この2人はこれまでもこの先も互いに理解し合えることはないように思う。すべて計算で先回り先回りで立ち振る舞える黄氏と画家杉ちゃんはあまりにも対局な関係であるといえる。ただ、そこに杉ちゃんの良いところがある。合コンやお見合いであれば「変わり者」として終わってしまうことが多いであろう杉ちゃん。私自身もエピソード1で舌をぺろっと出す杉ちゃんの仕草に始めはとても、とても、とても引いてしまったうちの一人だ。Amazon側の演出にも少し悪意があったと思いたい。

それでも、杉ちゃん自身が、己が変わり者であることをいとわない。さらに人と自分を比較することがない。「自分はどう思うか」「自分はどうしたいか」ただそれだけ。恋愛リアリティーショーと言う名のもとに演出を振りかざされるバチェラーシリーズに出演してなお、一切の計算を見せてこない。怖いくらいに自然体なのだ。

おそらく、杉ちゃん自身も萌子さんくらいの女性じゃないと、並みの女性ではあの自由さと付き合いきれないように思う。ありのままの杉ちゃんを「面白い」といって受け止める萌子さん。うっかりシャンパンが飛んだ時も、杉ちゃんはおどけることもごまかすことも無く「事故」だと思って処理する。タレントなら皆 自ら欲しがるほどの見せ場だろう。そんなささいなところにも杉ちゃんの良いところが見えてくる。

エピソード1で最下位通過だったとは思えないくらいイイ男に見えるなぁ。これだからバチェラーは面白い。

そんな杉ちゃんにイヤミのひとつでも吐きたくなったか、中国出身 黄氏が探りと言う名目のイジワルをぶつけても、杉ちゃんはありのままの自分を語る。これは私の中での暫定1位の名言だ。

「こんなに好きな人いないとおもう。
  あまりにも素敵な人なわけさ
   こう見えて譲りたくないわけ」

さらに、「(萌子さんは)モノじゃないですからね」の一言でハッとした私だ。そうか、ひょっとすると黄氏は ほのかにモラハラの気があるかもしれない。手に入れたくて余裕がないことのあらわれかもしれないが、たしかに萌子さんはモノではない。ここにきて杉ちゃんの一言一言がすとんすとんと胸に落ち始める私。


さらに歌手ローズと通訳マラカイの ツーオンワン デート。てっきりマラカイがしっかりアピールするかと思いきや、思った以上に奥手。ストールンローズが欲しかったときの鼻息はどこへやら。相手がローズだったことで尻込みしてしまったか。……と思ったが、1対1デートになったところで「好き」の一言が出ない。簡単に口にしてはならない言葉だと思っていただろうか。それでも、短期決戦という特性をもう少し分かった方が良かったようにも思う。ローズに劣ったのは人生経験だろうか。

あと、バチェラー1(久保バチェラー)のときも思ったが乗馬デートって、上手に馬に乗ることに夢中になってしまってデートにならないのでは?と思ってしまう庶民の私。

さらに1対1デートで「この服、ローズっぽくない?」とはしゃぐ萌子さんを見て、ツーオンワンの結果を察する我々。ローズのどこがいいのか私には分からないが、萌子さん的には好きなんだろう。それも結構好きなんだろう。

歌手ローズに関しては、バチェロレッテに出てみて初めて萌子さんのことを好きになり始めたパターンだろうか。(それとも、スタッフの用意した冒頭の紹介ムービーによる印象操作の度が過ぎていたか)


そして画家杉ちゃんと料理研究家、中国出身黄氏で飲み会を行ったとき。

画家杉ちゃんが泣きながら訴える「自分の人生になくてはならない」という一言。好きです、という一言。惚れてまうやろ、それも、杉ちゃんが思っているよりも惚れてまうやろ!!!

毎話毎話思うのだが、もうここで最終回でいいよバチェロレッテ。杉ちゃんとお幸せに。なぜか杉ちゃんが話す時に必ず頬にあてている左手のクセや、ついへらへらと笑ってしまう部分を見ると「私は」気になるが、萌子さんほどの大物にはあのくらいぶっ飛んでいる人が似合う。自画像をプレゼントしてもらって泣いて喜べる萌子さんはきっと杉ちゃんにとっても運命の人だ。まだエピソード6だが断言しておく。


そしてうっかり「具体例」が出なかった料理研究家。彼にとって最大の不幸はエピソード1のサプライズローズだったと今でも思う。油断は大敵、ローズは麻薬。最初の “リード” で得た余裕がここにきて裏目に出てしまった。もっとガツガツいけたら結果は違っただろうし、もっと言うとガツガツしてしまっていたらこれまでのハニカミ王子な側面はなかったかもしれない。

料理研究家が落ちて泣いたときも、泣いている当の本人よりも彼を直視できずにむせびなく杉ちゃんにもらい泣きした。いい時間の深夜だということもあってかだいぶ泣いた。杉ちゃんいいやつじゃないか。本当にいいやつじゃないか。


エピソード1だけみると料理研究家一択に思えた時もあったが、最後1人を選ぶにあたってライバルと比較すると杉ちゃんにかなわない。

というか終盤戦に来てもなお計算しない(できない?)杉ちゃんに勝てる人いるのか!?黄氏は「ローズが、ローズが」と歌手ローズ氏ばかり目の敵にするが、本当の敵は皆が相手にしていなかった杉ちゃんであることが面白い。

感想note part1でダークホースは杉ちゃんと書いていた私エライエライ。見る目があったと自画自賛。


萌子さんと杉ちゃんが結ばれるならふたりの結婚を本気で祈ってしまうし、萌子さんとローズが結ばれるなら2年後くらいに「私たちは話し合いの結果別々の道を」という過去シリーズと同じ未来が見える私だ。

いよいよ家族と対面していくわけだが、最推し料理研究家が落ちてしまったことで杉ちゃんを推すか!と開き直っている私。萌子さんのしあわせを祈りたい。


なんと6,000字にもおよぶ個人的感想をここまで読んでいただいたあなたに感謝を。私のローズをうけとっていただけますか?(つづく)



▽感想note part1

▽バチェラーシリーズへの愛を語る



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